| 砂漠の事故が暴く富豪の傲慢と現地の血の規律! 現代の罪と罰を描く重厚なドラマ! 製作、監督、脚本ジョン・マイケル・マクドナー、主演レイフ・ファインズ、ジェシカ・チャステイン、マット・スミス、イスマエル・カナテル、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サイード・タグマウイ、クリストファー・アボット、アビー・リー他共演のドラマ。 |
・ドラマ
・レイフ・ファインズ / Ralph Fiennes / Pinterest
・ジェシカ・チャステイン / Jessica Chastain / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・マイケル・マクドナー
製作
エリザベス・イーブス
ジョン・マイケル・マクドナー
トレヴァー・マシューズ
ニック・ゴードン
原作:ローレンス・オズボーン”The Forgiven”
脚本:ジョン・マイケル・マクドナー
撮影:ラリー・スミス
編集
エリザベス・イーブス
クリス・ギル
音楽:ローン・バルフ
出演
デヴィッド・ヘニンジャー:レイフ・ファインズ(皮膚科医)
ジョー・ヘニンジャー:ジェシカ・チャステイン(デヴィッドの妻)
リチャード・ギャロウェイ:マット・スミス(デヴィッドの友人)
アブデラ・タヘリ:イスマエル・カナテル(死亡した少年の父親)
ダリー・マーゴリス:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(リチャードのパートナー)
アヌアル:サイード・タグマウイ(アブデラの知人)
トム・デイ:クリストファー・アボット(パーティーのゲスト)
コディ:アビー・リー(パーティーのゲスト)
ハミド:ムラド・ザウイ(リチャードの使用人)
イザベル・ペレ:マリー=ジョゼ・クローズ(パーティーのゲスト)
スワンソーン卿:アレックス・ジェニングス(パーティーのゲスト)
メイジー・ジョイス:フィオナ・オショーネシー(パーティーのゲスト)
マリベル:ブリアナ・ベル(パーティーのゲスト)
イギリス/メリカ 映画
配給
ロードサイド・アトラクションズ
ヴァーティカル・エンターテインメント(北米)
ユニバーサル・ピクチャーズ
フォーカス・フィーチャーズ(世界)
2021年製作 117分
イギリス:2022年9月2日
北米:2022年7月1日
日本:未公開
北米興行収入 $340,220
世界 $1,371,560
■ ストーリー ■
皮膚科の医師デヴィッド・ヘニンジャー(レイフ・ファインズ)と妻で児童文学作家のジョー(ジェシカ・チャステイン)は、夫婦間に生じていた溝を埋めるために、ロンドンからモロッコに旅立つ。
現地に着いた2人は、車をレンタルして友人リチャード・ギャロウェイ(マット・スミス)がの屋敷に向かう。
夜になり、砂漠地帯を走っていたデヴィッドは、行き先についてジョーと言い争っている際、少年を轢いてしまう。
リチャードとパートナーのダリー・マーゴリス(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は、友人トム・デイ(クリストファー・アボット)ら招待客を招き、盛大なパーティーを催していた。
デヴィッドとジョーが遅いために、リチャードは2人に電話するものの出なかった。
食事が始まり、デヴィッドらが着いたことを知ったリチャードは、彼らの車に向かい、道端で化石を売っていた少年の遺体を確認する。
遺体をガレージに運ぶことを使用人のハミド(ムラド・ザウイ)らに指示したリチャードは、警察に知らせようとする。
リチャードは、動揺するデヴィッドとジョーと話し、警官が1時間で来るが、形式で済むと言って事故の経緯を聞く。
遺体を目にしたダリーは、事態が悪化することを恐れる。
トム、イザベル・ペレ(マリー=ジョゼ・クローズ)らと食事をしたデヴィッドとジョーは、どうやって来たか訊かれる。
パンクで遅れたことになっていた2人だったが、ジョーは、モロッコ人を轢いて死なせたことを話してしまう。
到着した警官はデヴィッドとジョーと話し、状況を聞き、事故死として処理しておくことを2人に伝える。
一安心したデヴィッドは、リチャードが警官に賄賂を渡したと考え、それをジョーに話し、少年の身元は明らかにならないだろうと伝える。
翌朝、イザベルとメイジーと共に乗馬に出かけたデヴィッドは、砂漠にいた少年たちに石を投げられる。
戻ったデヴィッドは、額の傷を手当てしながら、子供たちが事故のこと知っているとジョーに話す。
しばらくして、少年の父親アブデラ・タヘリ(イスマエル・カナテル)が、アヌアル(サイード・タグマウイ)らと共に現れ、ハミドが対応し、亡くなった一人息子ドリスの遺体との面会を望む。
ドリスの遺体を確認したアブデラは、金を要求する。
それを拒もうとするデヴィッドは、自分を息子の埋葬に連れて行くと言う、アブデラに従う気はなかった。
デヴィッドは、ハミドとリチャードから従うべきだと言われ説得され、仕方なく、アブデラと共に彼の家に向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A chillingly cynical and masterfully calibrated 2021 psychological drama, where John Michael McDonagh drives a high-octane confrontation between Western elitist hubris and Moroccan tribal honor, anchored by Ralph Fiennes’s fiercely disintegrating arrogance and Jessica Chastain’s brittle, luxury-soaked screen specs.”
(背筋が凍るほどシニカルで見事なまでに調律された2021年の心理ドラマ。ジョン・マイケル・マクドナー監督は、レイフ・ファインズの激しく崩壊していく傲慢さと、ジェシカ・チャステインの脆くラグジュアリーに浸りきったスクリーン・スペックを主軸に、西洋のエリート主義的な不遜さとモロッコの部族の誇りとの間の、高オクターブな対立を力強く駆動させている。)
2012年に発表された、ローレンス・オズボーンの心理スリラー”The Forgiven”を基に製作された作品。
「ザ・ガード」(2011)などのジョン・マイケル・マクドナーが製作と脚本を兼ねて監督し、主演はレイフ・ファインズ、ジェシカ・チャステイン、マット・スミス、イスマエル・カナテル、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サイード・タグマウイ、クリストファー・アボット、アビー・リー他共演のドラマ。
富裕層の特権である、自分たちの尺度で物事を考える思考と、その日暮しの現地人の生活の対比をシニカルに描くジョン・マイケル・マクドナーの演出、英米を代表する演技派レイフ・ファインズとジェシカ・チャステインの共演などが注目の作品。
現地の少年を轢き殺してしまったことで、様々な事態に対処する中で、道徳的問題に苦悩する主人公レイフ・ファインズ、その妻ジェシカ・チャステイン、盛大なパーティーを催す主人公の友人である富豪マット・スミス、その傲慢なパートナー、主人公に轢き殺された少年の父親イスマエル・カナテル、その知人サイード・タグマウイなどが共演している。
