エクスペンダブルズ3 The Expendables 3 (2014)

列車を暴走させたドクター・デスは、機関銃攻撃を加えながら、刑務所に突入する寸前でヘリコプターに飛び乗る。

全速力で突入した列車により、刑務所は大爆発を起こす。

飛行場に向かったエクスペンダブルズの元メンバーだったドクター・デスは、ロスからCIAのチャーチから居場所を聞いたと言われ、かつての仲間は死んだことを知らされる。

輸送機は飛び立ち、ガンナーから”ドクター”と言われる理由を訊かれたドクター・デスは、衛生兵だったためだと答える。

5人で始めたエクスペンダブルズは22に人にまで増えたことを話すドクター・デスは、死んだ仲間の認識票を見ながら、皆がまだ生きているような気がするとガンナーとトールに伝える。

ドクター・デスをイカレタ男だと言うクリスマスは、彼が刑務所に入っていた理由をロスに尋ね、はした金のために政治家を暗殺しようとしたことを知る。

優秀な医者だというドクター・デスから、エクスペンダブルズの腕のタトゥーを見せられたクリスマスは、故郷に直接は帰らないことを伝える。

武器商人ミンズの爆弾売買を阻止すると言うロスは、ドクター・デスに武器を渡して、ガンナーとトールに礼を言うよう指示し、それに従わせる。

ソマリア、モガディシュ。
ヘイル・シーザー（テリー・クルーズ）が用意したボートに乗り込んだロスらは港に向かい、気づかれないようにしながら敵を次々と倒す。

そこに現れたターゲットが、元エクスペンダブルズのメンバーであり、殺したはずのコンラッド・ストーンバンクス（メル・ギブソン）だと知ったロスは驚く。

ストーンバンクスを殺そうとしたロスは攻撃を仕掛け、激しい銃撃戦になる。

トラックで逃走したロスらは追われ、ストーンバンクスがヘリからシーザーを銃撃して爆弾を投下する。

ロスらは海中に吹き飛ばされ、陸に上がりシーザーの手当てをして輸送機で帰国する。

病院に運ばれたシーザーは、一命を取り留めるものの危険な状態だった。

自分の指輪を病室に置いたロスは、現れた民間軍事会社の経営者トレンチ・モーサー（アーノルド・シュワルツェネッガー）に、ストーンバンクスの仕業であることを伝える。

殺したはずのストーンバンクスが、自分への復讐のつもりでシーザーを撃ったことを話すロスは、トレンチから、一緒に引退することを提案される。

まだだと伝えたロスは、病院の外で待ち構えていたCIAのマックス・ドラマー（ハリソン・フォード）からチャーチは用済みとなったと言われ、今回の失態を追及される。

ターゲットがミンズではなかったと言われたドラマーは、彼のために自分の有能な部下二人を失ったことをロスに伝える。

本名はどうでもいいと言うドラマーは、ストーンバンクスを憎んでいることを伝えて、もう一度、ロスにチャンスを与える。

今のチームでやるのかと訊かれたロスは、何とかすると答えてその場を去る。

モスクワ。
ギャラリーを訪れたストーンバンクスは、ある絵画を300万ドルで購入する。

バーで仲間達と話し合ったロスは、こんな生活を送れば野たれ死にだと言って、チームを解散することを伝える。

その場を去ったロスを追ったクリスマスは彼を説得するものの、考えは変わらなかった。

ラスベガス。
旧友である傭兵斡旋業者のボナパルト（ケルシー・グラマー）に新チームを作ることを伝えたロスは、仲間とは縁を切りストーンバンクスを追うことを伝える。

ワイオミング州、グランドテイトン。
ロスはボナパルトから、かつてシアトル全域を3日間も機能不全にしたことがあるハッカーのソーン（グレン・パウエル）を紹介される。

ニューヨーク。
ボナパルトと共にあるクラブに向かったロスは、次のメンバー候補である、女性ながら用心棒をしているルナ（ロンダ・ラウジー）が、男達を叩きのめすのを確認する。

アリゾナ州、アパッチ・ジャンクション。
”フェリペ”を訪ねたボナパルトは、それが、偽の履歴書を提出していたベテランで厄介者のスペイン人ガルゴ（アントニオ・バンデラス）だったために驚く。

年齢的にも無理があると判断したロスは、ガルゴからアピールされるものの、諦めてその場を去る。

カリフォルニア州、エドワーズ空軍基地。
”DARPA/国防高等研究計画局”で次世代の兵器開発をするエリート兵士マーズ（ヴィクター・オルティス）を紹介されたロスは、彼が、ボクシングなど格闘技や射撃も得意とすることを知る。

メキシコ、フアレス。
元海兵隊特殊部隊員で、命令に従わないことが問題のジョン・スマイリー（ケラン・ラッツ）の格闘を見たロスは、彼がわざと負けたことに気づく。

話しかけても相手にしないスマイリーに、何から逃げていると問いかけたロスは、戦場で仲間を失ったことを自分のせいだと思い生きていることを話し、自分も同じだと伝える。

話を理解しようとしないスマイリーに、無駄だったと告げたロスは諦める。

呼び止められたロスはスマイリーから無駄ではないと言われ、頷いてボナパルトと共にその場を去る。

ドラマーと話したロスは、ストーンバンクスはブカレストでアルバニア人に会うことを知らされる。

猶予は36時間で、ハーグの”国際司法裁判所”で裁くのが目的であり、生け捕りが上の指示だとドラマーはロスに伝える。

納得できないロスだったが指示に従うしかなく、機密資料と隠れ家の鍵を渡される。

翌日ロスは、現れたクリスマスらに多くを語らず出発の準備をする。

クリスマスらは新入り達を牽制し、ロスはトレンチとメンバーらと共に輸送機で飛び立つ。

スマイリーからストーンバンクスのことを訊かれたロスは、CIAの機密資料を渡す。

ストーンバンクスがエクスペンダブルズのメンバーだったことを知ったスマイリーは驚く。

クリスマスらは、納得いかないまま時間を過ごすしかなかった。

目的地の付近に到着したロスらは、トレンチを残して輸送機から降下する。

ルーマニア、ブカレスト。
ストーンバンクスを監視するロスらは、彼の警備体制などをチェックし、サイバー攻撃を仕掛けて、取引場所である美術館の内部に侵入するというソーンが考えた計画を実行する。

”ウェアラブルコンピュータ”を使いドローンで監視しながらロスらを建物に侵入させたソーンは、買い手が現れたことをロスに伝える。

アルバニア人マフィアのボス、ゴラン・ヴァータ（ロバート・ダヴィ）は、ストーンバンクスから、税関の検査を受けない絵画の荷物に隠された武器を受け取る。

核兵器も取引できるか尋ねたヴァータは、金はいくらでも払うとストーンバンクスに伝える。

ソーンが停電させた瞬間に攻撃が始まり、ロスらは難なくストーンバンクスを捕える。

飛行場で待機するトレンチにターゲットの捕獲を伝えたロスは、ストーンバンクスを殴り、ケリをつけようと言う彼にハーグ送ることを伝える。

エクスペンダブルズを共に始めて仲違いしたストーンバンクスは、仲間のことを考え、金のためだけでなく戦うロスは良心が弱点だと言って彼を牽制する。

好景気で武器がお思うようにさばけたため、商売敵のアメリカ政府がロスを雇った。

仲間同士で戦い三人が死に自分も銃撃されたが、防弾ベストで命拾いしたことをストーンバンクスは話す。

自分が仲間を見捨てたと言われたロスは憤慨し、ストーンバンクスに銃を向けるものの、ソーンとスマイリーに制止される。

尚も道連れにいすると言うストーンバンクスに再び襲い掛かったロスだったが、”GPSストラッカー”で追跡されていたことに気づく。

攻撃を受けた車は橋の上で横転し、二発目のロケット弾で吹き飛ばされたロスは川に落下する。

岩で頭を打ったロスは、意識を失って流される。

スマイリーらは捕らえられ、ストーンバンクスは、ロスの死体を見つけるよう部下に指示する。

川岸で発見されたロスは、隙を見て数人の男達を射殺する。

飛行場に向かったロスは、トレンチからストーンバンクスから届いた映像を見せられ、48時間以内に仲間達を助けに来るようにと言われる。

ロスは、トレンチと共に輸送機で飛び立つ。

人質に話しかけたストーンバンクスは、アメリカ政府に消耗品のように使い捨てされたと言いながら、決して組むべきではないと助言するものの、次はないので安心するようにと伝える。

帰国したロスは、トレンチから無謀だと言われながらも、装備を整えて仲間達を助けるために戻ろうとする。

現れたガルゴが協力したいという気持ちを変えないため、ロスは仕方なく手伝わせることにするが、口数が多い彼に手古摺りながら出発しようとする。

そこに現れたクリスマスらを乗せたロスは飛び立ち、ドラマーからの連絡を受けて、人質がアズメニスタンのストーンバンクスの要塞にいることを知らされ、生け捕りにしろと念を押される。

計画を変更したドラマーは、トレンチとイン・ヤン（ジェット・リー）と共に、非公式の作戦だと伝えて現地に向かう。

アズメニスタンに到着したロスらは、ガルゴの話にうんざりしながら前進する。

ガンナーがソーンと同じ”ウェアラブルコンピュータ”を腕に付けていることに気づいたトールは、彼をからかう。

ガルゴと話したロスは、彼がかつて仲間を失い辛い経験をしたことを知る。

目的地に着いたロスらは、廃墟と化したビルに人質の4人がいることを確認する。

建物内に入り4人を助けたロスらだったが、テレビモニターに映るストーンバンクスから、ビル全体にC4爆弾を仕掛けてあり、爆破まで45秒だと言われる。

ガンナーの”ウェアラブルコンピュータ”で止められると言うソーンは、信号を妨害して残り3秒で起爆装置を停止する。

それを知ったストーンバンクスは、兵士達を送り込む。

信号を妨害できるのは、9％しかないバッテリーが切れるまでだと言うソーンは、長くて25分だと皆に伝える。

戦車やヘリが現れ、ストーンバンクスから軍が包囲することを知らされ、ガンナーは新チームを非難して争いになり、ロスがそれを制止する。

チームが一つとなり力を合わせた時に生き残れると皆に伝えたロスは、小人数に分散して1階から外に出ることを皆に伝える。

ロスらは兵士達と交戦しながら移動し、戦車の砲撃が始まる。

ソーンは、エレベーターシャフトから出て妨害装置を守るようにとロスから指示される。

攻撃を受けたドクター・デスは意識を失い、ロスはヘリに狙われる。

ヘリを操縦して到着したドラマーは敵のヘリを撃墜し、戦車を攻撃する。

敵ヘリに追われたドラマーは、それをかわす。

戦車を奪ったガンナーとトールは、シーザーの恨みだと言って敵を倒す。

意識が戻ったドクター・デスは、敵に狙われたクリスマスを助ける。

クリスマスとドクター・デスは応援部隊の兵士を倒し、ガルゴとルナは協力し合って戦う。

ドラマーが操縦するヘリのトレンチとヤンは、敵ヘリを撃墜する。

敵のバイクを奪ったスマイリーは、ジャンプしてロスに加勢する。

ロスに助けを求められたドラマーは、屋上にトレンチとヤンを降ろして待機する。

無能な部下を射殺したストーンバンクスはビルに向かい、ロスを銃撃して一騎打ちとなる。

皆をヘリに乗せたドラマーは、姿を現さないロスに連絡するものの返事はなかった。

ストーンバンクスに銃を向けられて防弾ベスト脱ぐよう指示されたロスは、彼と格闘になる。

隙を見てストーンバンクスを銃撃したロスは、”ハーグはどうした？”と言われ、”自分がハーグだ”と答えて止めを刺す。

バッテリー切れとなりビルに仕掛けられた爆弾は爆発し、崩れる屋上に向かったロスはヘリに飛び乗ろうとする。

ビルは崩壊し、クリスマスらはロープにしがみついているロスを確認する。

帰国したメンバーはバーでシーザーの回復を祝い、ロスは彼から指輪を返してもらう。

現れたドラマーは、ストーンバンクスをはじめから殺す気だったことをロスに確認し、一緒に組むのもよさそうだと言われる。

握手したドラマーは、久しぶりに楽しい思いをしたことをロスに伝えてその場を去る。

新旧メンバーは酒を酌み交わし、自分の働きをロスに認めてもらったガルゴはチームに迎えられて喜び、タトゥーも入れたと言って腕を見せる。

ルナから助けに来てくれたことを感謝されたロスは、引退すると言っていたトレンチがヤンと組んだことを知る。

よくやったとスマイリーに伝えたロスは、クリスマスと共に新メンバーが歌う姿を見守りながら、友情を確かめ合う。