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ダイバージェントNEO The Divergent Series: Insurgent (2015)

2012年に発表された、ヴェロニカ・ロスのヤングアダルト小説”ダイバージェント2 叛乱者”を基に製作された作品で、2014年公開の「ダイバージェント」の続編。
ダイバージェント/異端者である少女が苦しみながら両親の命を奪った世界の支配者となろうとするリーダーに立ち向かう姿を描く、監督ロベルト・シュヴェンケ、主演シェイリーン・ウッドリーテオ・ジェームズアシュレイ・ジャッドジェイ・コートニーケイト・ウィンスレットナオミ・ワッツ他共演のSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:ロベルト・シュヴェンケ

製作
ダグラス・ウィック
ルーシー・フィッシャー
ポウヤ・シャバツィアン
製作総指揮:ニール・バーガー
原作:ヴェロニカ・ロスダイバージェント2 叛乱者
脚本
ブライアン・ダフィールド
アキヴァ・ゴールズマン
マーク・ボンバック
撮影:フロリアン・バルハウス
編集
ナンシー・リチャードソン
スチュアート・レヴィ
音楽:ジョセフ・トラパニーズ

出演
ベアトリス“トリス”プライアー:シェイリーン・ウッドリー
トビアス“フォー”イートン:テオ・ジェームズ
ジェニーン・マシューズ:ケイト・ウィンスレット
イヴリン・ジョンソン=イートン:ナオミ・ワッツ
エリック・コールター:ジェイ・コートニー
クリスティーナ:ゾーイ・クラヴィッツ
ピーター・ヘイズ:マイルズ・テラー
ケイレブ・プライアー:アンセル・エルゴート
トーリ・ウー:マギー・Q
マックス:メキ・ファイファー
ジャック・カン:ダニエル・デイ・キム
ジョアンナ・レイズ:オクタヴィア・スペンサー
マーカス・イートン:レイ・スティーブンソン
ユライア・ペッドラド:キーナン・ロンズデール
ナタリー・プライアー:アシュレイ・ジャッド
アンドリュー・プライアー:トニー・ゴールドウィン
マーリーン:スーキー・ウォーターハウス
エディス・プライアー:ジャネット・マクティア
リン:ローサ・サラザール
ヘクター:エムジェイ・アンソニー
エドガー:ジョニー・ウェストン

アメリカ 映画
配給 Lionsgate Films
2015年製作 119分
公開
北米:2015年3月20日
日本:2015年10月16日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $130,179,070
世界 $297,276,330


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
人類は秩序ある平和を維持するため、性格診断テストにより“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つのファンクション/派閥に分類され、その管理下に置かれていた。

5日前、”勇敢”を装った”ダイバージェント/異端者”のグループが、“無欲”を攻撃して破壊工作を仕掛け、自分が攻撃したという噂も彼らの陰謀だと”博学”のリーダー、ジェニーン・マシューズ(ケイト・ウィンスレット)は世間に発表する。

ジェニーンは、評議会のリーダー権限で、安全の確保のため外出禁止令を発令する。

あるボックスを確保したエリック・コールター(ジェイ・コートニー)は、それをジェニーンに渡すようマックス(メキ・ファイファー)に指示する。

ジェニーンは、平和を脅かす唯一の敵をダイバージェントだと断定する。

ダイバージェントとされたベアトリス“トリス”プライアー(シェイリーン・ウッドリー)は、“勇敢”のメンバーであるトビアス“フォー”イートン(テオ・ジェームズ)、ピーター・ヘイズ(マイルズ・テラー)、そして兄ケイレブ(アンセル・エルゴート)と共に、“平和”のリーダー、ジョアンナ・レイズ(オクタヴィア・スペンサー)に助けを求めるものの断られる。
...全てを見る(結末あり)

ウィルを殺したことを責められたトリスの前に、亡くなった両親アンドリュー(トニー・ゴールドウィン)とナタリー(アシュレイ・ジャッド)が現れる・・・。

夢を見ていたトリスは目覚め、気持ちを新たにするために髪の毛を切り、それをフォーに伝える。

フォーの父親マーカス(レイ・スティーブンソン)から、母が命を落としたのは、ジェニーンからあるものを守るためだと言われたトリスだったが、フォーは話を聞く気はないと伝える。

自分は敵ではないと伝えたマーカスは、それ以上何も言わずにその場を去る。

プライアー家からボックスを持ち帰ったエリックは、ジェニーンから、それが祖先からのメッセージだと言われる。

ダイバージェントは社会を破壊するため排除しなければならないと言うジェニーンは、このボックスでそれが可能になるのだが、開けられるのはダイバージェントだけだとエリックに伝える。

ジェニーンは、ダイバージェントを一人残らず捜し出すよう命ずる。

“勇敢”の仲間達を見つけたらこの場を出ると言うフォーに対し、トリスはジェニーンを殺す考えを変えない。

好きなように行動することを勧めるピーターから、自分が両親を殺したと言われたトリスは、憤慨して彼に襲い掛かる。

騒ぎを起こしたトリスらはジョアンナのオフィスに呼ばれ、この場から去るようにと言われる。

フォーから、仲間達が見つかるまでいさせてほしいと言われたジョアンナは、もう一度だけチャンスを与えることを伝える。

トリスは、ジェニーンを殺しても母親は戻らないとジョアンナから言われる。

そこにエリックとマックスらが現れ、ジョアンナは、ダイバージェントを捜す彼らに仕方なく協力する。

ジョアンナのオフィスがある厩舎を調べたエリックは、フォーらを裏切ったピーターの叫び声で彼らに気づく。

フォーらはその場から逃走して、部隊員に襲い掛かり武器を手に入れ、攻撃を受けながら森に向かう。

エリックらの追跡をかわしたフォー、トリス、ケイレブは線路に向かい、貨物車に飛び乗る。

”無派閥”のエドガー(ジョニー・ウェストン)らに襲われたフォーらは、戦いになる。

フォーの名前を聞いたエドガーは捜していたと言って、到着した街で貨物車から飛び降りる。

トリスとケイレブと共に”無派閥”の巨大アジトに向かったフォーは、リーダーだった母親のイヴリン(ナオミ・ワッツ)の元に案内される。

暴力を振るうマーカスから逃げるため、”無欲”が死を偽装して完全に姿を消したイヴリンは、フォーを捜していたことを伝える。

特定の派閥が支配するシステムを終わらせるために軍隊を組織していたことを話すイヴリンは、ジェニーンを殺すつもりであることをトリスに伝える。

イヴリンに見捨てらえたと考えるフォーは、彼女を信用しない。

トリスがダイバージェントであるため、”博学”が必ず捜し出すと言うイヴリンは、”勇敢”の仲間達は”高潔”の本部に潜んでいると伝える。

”勇敢”と“無派閥“が力を合わせれば無敵だと言うイヴリンだったが、あり得ないとことだと反論するフォーは気分を害し、明日、出て行くと伝えて席を立つ。

苛立つフォーの元に向かったトリスは、彼を落ち着かせる。

フォーと眠っていたトリスは、自分達の寝顔を見ていたイヴリンに気づき、”高潔”に向かう明日のことを訊かれる。

イヴリンから、自分がフォーの一番の理解者だと思い恐れていると言われたトリスは、人殺しの本性を知られることも恐れていると話す彼女がいないために、それが夢だと気づく。

翌日、その場を離れたフォーらだったが、トリスは、”高潔”の本部には行かない考えのケイレブから、自分が戦いには向かないと言われる。

”無欲”に戻り両親の遺品の整理や仲間の手助けをすると言うケイレブは、トリスに引き留められるものの、その場を去る。

ケイレブが自分で決めたことだと言うフォーは、気落ちするトリスを励ましながら、”高潔”の本部に向かい仲間達と合流する。

フォーはユライア・ペッドラド(キーナン・ロンズデール)に歓迎され、トリスはクリスティーナ(ゾーイ・クラヴィッツ)との再会を喜ぶ。

クリスティーナからウィルのことを訊かれたトリスは、分からないと答え、試験官のトーリ・ウー(マギー・Q)からも声をかけられる。

その後、捕らえられたフォーとトリスは、”高潔”のリーダー、ジャック・カン(ダニエル・デイ・キム)の元に連れて行かれ、敵ではないと伝える。

”無欲”襲撃の容疑者だと言われたフォーとトリスは、それを否定する。

評議会で裁かれると言われたトリスは、その前にジェニーンに殺されると伝える。

法の下ではそんな暴挙には出ないと言うジャックに、ジェニーンは”博学”が政権を握るべきだと考えているはずなので、”高潔”は公平な裁きをしてくれるかをフォーは問う。

それを信じると言うジャックに、それならば”高潔”が裁判を開くべきだと伝えたフォーは、入会儀式で使う自白導入剤を自分達に使いテストすることを提案する。

結果が黒なら裁判を受けると言うフォーは、白なら自分達は味方だということになるとジャックに伝える。

全てが知られてしまうことを恐れるトリスだったが、仕方なくそれを受ける。

先に自白剤を投与されたフォーは、”無欲”を襲撃した事実を認め、ジェニーンに操られたことを話し、自分が去らなかったのはトリスに恋をしたからだと伝える。

フォーの容疑は晴れたと判断したジャックは、トリスに自白剤を投与させる。

自分はダイバージェントであり、”勇敢”と”無欲”の者を傷つけたことを認めたトリスは、両親を見殺しにして友人のウィルが自分を殺そうとしたため、射殺したことを自白する。

ジャックはトリスの誠実さに感謝するが、動揺する彼女は、気遣ってくれるフォーの言葉も訊かずに去ろうとする。

ショックを受けたクリスティーナにも、トリスは何も言えない。

ダイバージェントを利用してボックスを開けようとするジェニーンだったが、失敗が続き、最強のダイバージェントを捜そうとする。

ユライアと話していたトリスは襲撃を受け、銃弾を受けるものの、気を失っただけで命には別条ないと分かる。

二人を捕えたエリックは、ダイバージェントの確率が10%のユライアを容赦なく射殺する。

そのやり方をマックスに意見されたエリックは、それを無視して40%の少女も殺そうとする。

それを阻止しようとして襲い掛かってきたトリスを痛めつけたエリックは、彼女が100%ダイバージェントであることをマックスが確認したために驚く。

そこにフォーが現れてトリスを助け、彼は、素手で戦うことを望むエリックと格闘になる。

エリックを叩きのめしたフォーは、トリスがジェニーンの実験台になることを知り、エリックを射殺する。

”無派閥”と組むことを決心したフォーは、それを仲間達に伝えて戦いに備える。

マックスからトリスがダイバージェントだったという報告を受けたジェニーンは、その場に現れて”博学”に入りたいと言うピーターにトリスを誘き出すよう指示する。

母イヴリンの元に向かったフォーは、協力を要請する。

”博学”に意識をコントロールされたクリスティーナとマーリーン(スーキー・ウォーターハウス)、そしてヘクター(エムジェイ・アンソニー)は、トリスを出頭させろと言いながら自殺しようとする。

ヘクターとクリスティーナを何とか救ったトリスだったが、マーリーンは落下死する。

マーリーンの体内から高性能の導入剤注入器が見つかり、それに発信機能も備えられていることをトーリが説明する。

それが全員に撃ち込まれていたために、フォーはトーリに対策を考えさせようとするが、エドガーはトリスをジェニーンに引き渡すことを提案する。

責任を感じるトリスが、ジェニーンの元に行く気であることを知ったフォーは、彼女の考えを理解しつつ愛を伝える。

フォーと愛し合ったトリスは、彼が眠っている間に”博学”の本部に向かい、彼女の姿をイヴリンは見つめる。

翌朝、トリスが消えたことを知ったフォーは、イヴリンに制止されるものの、彼女を救うために”博学”に向かう。

現れたピーターに実験室に連れて行かれたトリスは、ボックスを開けるために5つの実験をクリアしなければならないと言われる。

ジェニーンから実験を始めると言われたトリスは、ピーターの銃を奪い痛めつけて、自殺者を止めないと射殺すると伝える。

かまわないと言われたトリスはピーターを解放して、自殺しようとする。

その場に現れたケイレブに驚くトリスは、彼がジェニーンの元に向かったために動揺する。

5つの実験をクリアするまで自殺は続くと言われたトリスは、仕方なく指示に従う。

トリスはケーブルに接続されて”勇敢”の実験が始まり、意識の中で母ナタリーを助けて終了する。

ナタリーに必ずクリアできると言われて励まされたトリスは”高潔”も終了する。

”博学”に攻撃を仕掛けたフォーに救われたトリスだったが、それも実験だと気づき、彼は消え去り”博学”が終了する。

残るは”平和”だけだと言うジェニーンは、”無欲”はが残っていることをピーターから指摘されるものの、トリスが彼を救った時にそれはクリアされていた。

1日に4つクリアしたトリスに驚くジェニーンは、休ませるべきだと言うケイレブの意見を聞き入れて、実験は翌日、行うことにする。

翌日、ケイレブと話したトリスは、彼が”無欲”に戻る気がなかったことを確認する。

妹を犠牲にすることは最高の無欲だと言われたトリスは、ボックスの中が何かということを問う。

それは祖先のメッセージであり、自分が派閥システムを崩壊すればボックスが開くと言われたトリスは、ケイレブから、両親がボックスを家に隠していたことを知らされる。

ケイレブから、そのために両親が殺されたと言われたトリスは、迎えに来たピーターに実験室に連れて行く際、フォーが捕らえられて拘束されていることに気づく。

興奮するトリスに、ピーターは注射器で何かを投与する。

”平和”の実験は始まるものの、トリスの心肺は停止してしまい、焦るジェニーンはショックを受けながら次の被験者を捜そうとする。

トリスの遺体を運び出したピーターは、それをフォーに見せる。

憤慨するフォーはピーターに襲い掛かるが、トリスは意識を回復する。

全て計画的な行動だったピーターの合図で、フォーはその場の者達を倒し、トリスに麻酔薬を投与していたことを知らされる。

ピーターに感謝したトリスは、逃げようとするフォーにボックスを取りに戻ると伝える。

協力を求められたピーターは、制御室に向かい実験室のドアを解除し、フォーとトリスをその場に入れる。

ジェニーンは、実験室の侵入者に気づく。

注入器の摘出に成功したイヴリンは、攻撃を開始することを命ずる。

その場から逃げようとするフォーだったが、母ナタリーがボックスを守ろうとしたと言うトリスは、それを開けようとする。

トリスを信じたフォーは、彼女を守りながら”平和”の実験をさせる。

ジェニーンから、自分との戦いを強要されたトリスは、相手の挑発に乗らずに戦いを拒み、実験を終了する。

壁を破って押し入ったマックスがトリスに銃を向けるが、それを制止したジェニーンは、再生が始まったボックスのメッセージを聴く。

ホログラムで現れたエディス・プライアー(ジャネット・マクティア)は、平和を守るはずの派閥システムだったが、それを超越する存在のダイバージェントの出現で失われた人間性を取り戻すことを願うのが、この実験の目的だったと話す。
*エディス・プライアーはトリスの父アンドリューの7世代前の祖先。

ダイバージェントこそが人類存続のカギであると語るエディスは、この映像を見ていることが実験の成功であり、皆を隔離から解放する時が来たと伝える。

最後の生存者ではなく、希望を抱く仲間が壁の向こうで待っていると伝えたエディスは姿を消す。

ジェニーンが自分達を誤解していたと言うトリスは、我々は希望だったと伝える。

ボックスを処分してトリスとフォーを殺すことをマックスに命じたジェニーンだったが、そこに現れたイヴリンらがその場を制圧する。

イヴリンは、メッセージが知られれば終わりだと言うジェニーンとケイレブを連行するよう命ずる。

メッセージのことを知ったイヴリンはその内容をフォーに尋ね、それが流されれば分かると言われる。

街中にメッセージは流れ、人々は壁に向かう。

フォーから自分が全てを変えたと言われたトリスは、これから何をしたらいいのかと尋ね、彼は探しに行こうと伝える。

拘束されるジェニーンは、200年以上たったことをイヴリンに伝える。

どうなっているのかと尋ねるジェニーンに、それは分からないと答えたイヴリンは、彼女に銃を向ける。


解説 評価 感想

参考
・「ダイバージェント」(2014)
・「ダイバージェントNEO」(2015)
・「ダイバージェントFINAL」(2016)
・「The Divergent Series: Ascendant」(2017)
(TV映画)

*(簡略ストー リー)
ダイバージェント/異端者のベアトリス“トリス”プライアーは、恋人である”勇敢”のリーダー、フォー、ピーター、そして兄のケイレブと共に”平和”の区域に潜んでいた。
祖先のメッセージの入ったボックスを手に入れた”博学”のリーダー、ジェニーンは、それを開けるために必要なダイバージェントを探す。
ジェニーの命令で捜索を開始したリーダーのエリックは、ピーターに裏切られたフォーらを追う。
フォー、トリス、ケイレブは逃亡して街に向かい、無派閥の者に出会い、リーダーであるフォーの母親イヴリンの元に連れて行かれる。
”高潔”の本部にいる”勇敢”の仲間達と組んで”博学”に対抗するとイヴリンから言われたフォーだったが、自分を捨てた母を信用しない。
”高潔に”向かい仲間達と再会したフォーとトリスは、自白剤のテストを受けて評議会の裁判を逃れる。
”博学”の攻撃を受けて死者も出し、それを自分の責任と感じるトリスは、単独で”博学”に向かうのだが・・・。
__________

悪く言えば「ハンガー・ゲーム」(2012)の亜流のような作品とも思える第一作だったが、2億8900万ドルのヒットとなったために、製作費が前作の8500万ドルから1億1000万ドルにアップして製作されたSFアクションの超大作。

祖先のメッセージが入った謎の”ボックス”を巡っての派閥間の争い、ダイバージェント/異端者と断定された少女の、両親や仲間を失った悲しみや苦悩を描く作品。

内容はともかく、パワーアップしたアクションを含めた驚異の映像が見どころの作品で、類似映画はあるように思えるものの、その迫力映像はなかなか見応えがある。

北米興行収入は約1億3000万ドルで前作を下回るものの、全世界では全作よりもアップして3億ドルに迫る大ヒットとなった。

ダイバージェント/異端者として苦悩しながら戦う少女を熱演するシェイリーン・ウッドリー、彼女と惹かれ合い常に守り続ける”勇敢”リーダー、テオ・ジェームズ、”ボックス”を開けるために主人公を苦しめる”博学”のリーダー、ケイト・ウィンスレット、フォー(テオ・ジェームズ)の母親で”無派閥”のリーダー、ナオミ・ワッツ、主人公の両親アシュレイ・ジャッドトニー・ゴールドウィン、”博学”のリーダーの一人ジェイ・コートニー、フォー(テオ・ジェームズ)の父親である”無欲”のリーダー、レイ・スティーブンソン、裏切ったと見せかけて、フォーと共に主人公に協力する”勇敢”のメンバー、マイルズ・テラー、主人公の兄アンセル・エルゴート、試験官のマギー・Q、”博学”のリーダー、メキ・ファイファー、”高潔”のリーダー、ダニエル・デイ・キム、”平和”のリーダー、オクタヴィア・スペンサー、”勇敢”のメンバー、ゾーイ・クラヴィッツキーナン・ロンズデールスーキー・ウォーターハウスエムジェイ・アンソニーローサ・サラザール、祖先のメッセンジャー、ジャネット・マクティア、無派閥のリーダー、ジョニー・ウェストンなどが共演している。


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