サイトアイコン That's Movie Talk!

愛と血の大地 Tap Roots (1948)

土地を守ろうとする住民と軍の対立に巻き込まれる男女の恋を描く、製作ウォルター・ウェンジャー、監督ジョージ・マーシャル、主演ヴァン・ヘフリンスーザン・ヘイワードボリス・カーロフジュリー・ロンドンホイットフィールド・コナーウォード・ボンドリチャード・ロング他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ジョージ・マーシャル
製作:ウォルター・ウェンジャー
原作:ジェームズ・ストリート”Tap Roots”
脚本
アラン・ルメイ
ライオネル・ウィガム
撮影
ライオネル・リンドン
ウィントン・C・ホック
編集:ミルトン・カルース
音楽:フランク・スキナー

出演
キース・アレクサンダー:ヴァン・ヘフリン
モーナ・ダブニー:スーザン・ヘイワード
ティショミンゴ:ボリス・カーロフ
エイヴン・ダブニー:ジュリー・ロンドン
クレイ・マクアイヴァー大尉:ホイットフィールド・コナー
ホーブ・ダブニー:ウォード・ボンド
ブルース・ダブニー:リチャード・ロング
カークランド牧師:アーサー・シールズ
マッキントッシュ医師:グリフ・バーネット
シェリー・ダブニー:ソンドラ・ロジャース
ダビー:ルビー・ダンドリッジ 使用人
ビッグ・サム・ダブニー:ラッセル・シンプソン
リーダー:ハリー・コーディング(クレジットなし)
軍曹:エルモ・リンカーン(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1948年製作 109分
公開
北米:1948年8月25日
日本:1952年2月9日
製作費 $2,118,690


ストーリー
19世紀初頭、ミシシッピ準州
開拓者ビッグ・サム・ダブニー(ラッセル・シンプソン)は、ミシシッピ川流域のレバノンに入植し、その後、広大な土地を所有した。
1860年。
戦争が近づき、年老いたサムは、右腕の先住民ティショミンゴ(ボリス・カーロフ)と共に現役で土地を管理し、孫娘モーナ(スーザン・ヘイワード)の結婚を楽しみにしていた。
モーナは、許婚の軍人クレイ・マクアイヴァー大尉(ホイットフィールド・コナー)が戦争の準備をしていたため、結婚が先延ばしになっていた。
クレイは、モーナの妹のエイヴン(ジュリー・ロンドン)を乗せた馬車でダブニー家を訪ねる。
クレイと出かけたモーナは、結婚に踏み切れない彼に苛立つが、永遠の愛を誓う。
混乱する情勢の中で、サムはレバノンを守ることを考え、それを息子のホーブ(ウォード・ボンド)に任せる。
その後、容態が悪化したサムは、家族やカークランド牧師(アーサー・シールズ)が集まる中、モーナを呼び寄せて声をかけ息を引き取る。
モーナの弟ブルース(リチャード・ロング)は、新聞の発行人キース・アレクサンダー(ヴァン・ヘフリン)が、祖父サムを侮辱する記事を書いたために決闘を申し込もうとする。
キースは、ティショミンゴと共に現れたブルースに記事を訂正することを伝えて和解し、家族に説明するためにダブニー家に向かう。
ティショミンゴとブルースと共に屋敷に向かったキースは、美しいモーナと知り合うのだが・・・。


解説 評価 感想
1942年に発表された、ジェームズ・ストリートの小説”Tap Roots”を基に製作された作品。

砂塵」(1939)などのジョージ・マーシャルが監督し、主演はヴァン・ヘフリンスーザン・ヘイワードボリス・カーロフジュリー・ロンドンホイットフィールド・コナーウォード・ボンドリチャード・ロングなどが共演した作品。

南北戦争初期の混乱の中で、土地を守ろうとする住民と軍の対立に巻き込まれる男女の恋を描くドラマ。

命懸けで開拓した土地を守ろうとする住民の強い意志が、迫力ある映像と共に描かれ、ジョージ・マーシャルの力感あふれる演出と、複雑な男女関係とロマンスも添えられた見応えある作品に仕上がっている。

主演のヴァン・ヘフリンは、町の名士である新聞発行人を好演し、ヒロインのスーザン・ヘイワードは、彼と惹かれ合うようになる大地主の娘を魅力的に演じている。

大地主の右腕である先住民のボリス・カーロフ、ヒロインの妹ジュリー・ロンドン、ヒロインの婚約者である軍人ホイットフィールド・コナー、ヒロインの父親ウォード・ボンド、その息子リチャード・ロング、牧師のアーサー・シールズ、医師のグリフ・バーネット、ヒロインの母親ソンドラ・ロジャース、その使用人ルビー・ダンドリッジ、ヒロインの祖父である大地主のラッセル・シンプソン、町民のハリー・コーディング、軍曹のエルモ・リンカーンなどが共演している。


モバイルバージョンを終了