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霊と交信するティーンエイジャーたちの恐怖体験を描く、製作総指揮、監督ダニー・フィリッポウ(脚本兼)、マイケル・フィリッポウ、主演ソフィー・ワイルド、アレクサンドラ・ジェンセン、ジョー・バード、オーティス・ダンジ、ミランダ・オットー他共演のホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督
ダニー・フィリッポウ
マイケル・フィリッポウ
製作
サマンサ・ジェニングズ
クリスティーナ・セイトン
製作総指揮
スティーヴン・ケリハー
ソフィー・グリーン
フィル・ハント
コンプトン・ロス
ダニエル・ネグレット
ノア・ダメット
ジョン・ダメット
ジェフ・ハリソン
アリ・ハリソン
ミランダ・オットー
デイル・ロバーツ
ダニー・フィリッポウ
マイケル・フィリッポウ
原作:デイリー・ピアソン
脚本
ダニー・フィリッポウ
ビル・ハインツマン
撮影:アーロン・マクリスキー
編集:ジェフ・ラム
音楽:コーネル・ウィルチェック
出演
ミア:ソフィー・ワイルド
ジェイド:アレクサンドラ・ジェンセン
ライリー:ジョー・バード
ダニエル:オーティス・ダンジ
スー:ミランダ・オットー
ヘイリー:ゾーイ・テラキス
ジョス:クリス・アロシオ
マックス:マーカス・ジョンソン
リア:アレクサンドリア・ステファンセン
ダケット:サニー・ジョンソン
コール:アリ・マッカーシー
悪霊:ヤツェク・コーマン
オーストラリア 映画
配給
Maslow Entertainment
Umbrella Entertainment
Ahi Films
2022年製作 95分
公開
オーストラリア:2023年7月27日
北米:2023年7月28日
日本:2023年12月22日
製作費 $4,500,000
北米興行収入 $48,299,440
世界 $91,959,190
■ ストーリー ■
オーストラリア、アデレード。
あるホームパーティーに向かったコール(アリ・マッカーシー)は、弟のダケット(サニー・ジョンソン)を必死に捜す。
様子がおかしいダケットを見つけて家に連れ帰ろうとしたコールだったが、ダケットは、ナイフでコールを刺して自殺してしまう。
17歳のミア(ソフィー・ワイルド)は、睡眠薬の過剰摂取で母リア(アレクサンドリア・ステファンセン)を亡くし、疎遠だった父マックス(マーカス・ジョンソン)との関係に苦しみ鬱状態となり悩んでいた。
ある夜ミアは、親友のジェイド(アレクサンドラ・ジェンセン)の弟ライリー(ジョー・バード)からの電話を受けて、彼を迎えに行く。
ライリーを家に送ったミアは、ヘイリー(ゾーイ・テラキス)とジョス(クリス・アロシオ)のパーティーにジェイドを誘う。
帰宅したジェイドとライリーの母スー(ミランダ・オットー)は、母を亡くし父との関係に悩むミアを気遣い抱きしめる。
その後ミアは、ジェイドとライリーと共にパーティーに向かい、元ボーイフレンドで、今はジェイドと付き合うダニエル(オーティス・ダンジ)もその場に呼ぶ。
しばらくして降霊会が始まり、雰囲気に馴染めなかったミアが最初に体験することになる。
ヘイリーは、90秒が過ぎると霊が居座ると言って、表面はセラミックで覆われた切断し防腐処理された人の腕を使い、死者の霊との交信を始める。
ミアはヘイリーの言う通り手を握り、”話して”と唱えるよう指示される。
それに従ったミアは恐ろしい霊(ヤツェク・コーマン)を見て、驚いて手を離す。
動揺するミアは、”入れてあげる”と唱えるよう指示され、皆に促されて手を握りそれを唱える。
ミアに異変が起き、ライリーに視線を向ける霊に憑依されてしまう。
それを解くためには、90秒以内に誰かが彼女から手を離し、ろうそくの火を吹き消さなければならなかった。
ジョスとヘイリーは、何とかミアから手を離すものの、わずかに90秒を過ぎてしまう。
意識が戻ったミアは、最高だったと言って興奮するが、ライリーは動揺する。
もう一度それを体験したいと思ったミアは、ジェイドの家で再び降霊会を始めるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
双子の人気YouTuber、ダニー・フィリッポウ(脚本兼)とマイケル・フィリッポウが製作総指揮を兼ねて監督し、主演はソフィー・ワイルド、アレクサンドラ・ジェンセン、ジョー・バード、オーティス・ダンジ、ミランダ・オットーなどが共演した作品。
霊と交信するティーンエイジャーたちの恐怖体験を描くホラー。
不気味で恐ろしい緊迫感あふれるストーリーが展開する中で、過度な残虐性を前面には出していないものの、力強さも感じさせる内容は、各映画賞で高い評価を得た。
4億5000万ドルで製作された本作は、北米で約4830万ドル、全世界では約9200万ドルのヒットとなり、A24のホラー映画史上最高の興行収入を記録した。
本作の成功により、前日譚となる短編が撮影され、続編の製作が計画されている。
母を亡くしたショックや父親との関係に悩みながら、霊との接触にのめり込む少女ソフィー・ワイルド、彼女の親友アレクサンドラ・ジェンセン、その弟で霊に憑依されて苦しむ少年を好演するジョー・バード、2人の母親ミランダ・オットー、ジェイド(アレクサンドラ・ジェンセン)のボーイフレンド、オーティス・ダンジ、降霊会を開くゾーイ・テラキスとクリス・アロシオ、ミア(ソフィー・ワイルド)の父親マーカス・ジョンソン、その妻アレクサンドリア・ステファンセン、呪われた手の元の持ち主である兄弟サニー・ジョンソンとアリ・マッカーシー、悪霊のヤツェク・コーマンなどが共演している。