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ボストン ストロング Stronger (2017)

2013年に起きた”ボストンマラソン爆弾テロ事件”で両脚を失ったジェフ・ボーマンの苦難の日々を描く、監督デヴィッド・ゴードン・グリーン、製作、主演ジェイク・ジレンホールタチアナ・マスラニーミランダ・リチャードソンクランシー・ブラウン他共演の実録ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作
トッド・リーバーマン
デヴィッド・ホバーマン
ジェイク・ギレンホール
ミシェル・リトヴァク
スコット・シルヴァー
製作総指揮
ゲイリー・マイケル・ウォルターズ
リーヴァ・マーカー
アンソニー・マッテロ
ピーター・マクギガン
ニコラス・スターン
ジェフリー・ストット
アレクサンダー・ヤング
原作
”Stronger”
ジェフ・ボーマン
ブレット・ウィッター
脚本:ジョン・ポローノ
撮影:ショーン・ボビット
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:マイケル・ブルック

出演
ジェフ・ボーマンジェイク・ジレンホール
エリン・ハーリー:タチアナ・マスラニー
パティ・ボーマン:ミランダ・リチャードソン
ジェフ・ボーマンSr.:クランシー・ブラウン
カルロス・アレドンドカルロス・サンス
サリー:リチャード・レインJr.
ビッグD:ネイト・リッチマン
ゲイル・ハーリー:フランキー・ショウ
ラリー:ジミー・レブランク
ボブ:レニー・クラーク
ジェン:パティ・オニール
カレン:ケイト・フィッツジェラルド
ケヴィン:ダニー・マッカーシー
FBI捜査官サラ:ジェシカ・ランディ

アメリカ 映画
配給
Lionsgate
ロードサイド・アトラクションズ
2017年製作 119分
公開
北米:2017年9月22日
日本:2018年5月11日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $4,273,290
世界 $8,484,420


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
2013年4月14日、ボストン
コストコ”のデリ・カウンターで働く27歳のジェフ・ボーマンジェイク・ジレンホール)は、ゴミを捨てに行った間にチキン・グリルを焦がしてしまう。

上司のケヴィン(ダニー・マッカーシー)から、残業代を出すので、同僚のマヤと掃除するようにと言われたジェフは、無理だと答える。

レッドソックス”の試合をバーで観る予定があるジェフは、マヤが掃除してくれることになり感謝する。
...全てを見る(結末あり)

バーに向かったジェフは、母パティ(ミランダ・リチャードソン)が伯母のジェン(パティ・オニール)と酔っていることを気にする。

友人のサリー(リチャード・レインJr.)とビッグD(ネイト・リッチマン)、伯父のボブ(レニー・クラーク)と共に飲み始めたジェフは、別れた恋人エリン・ハーリー(タチアナ・マスラニー)が姉ゲイル(フランキー・ショウ)と現れたことに気づく。

エリンに話しかけて、6回もメールしたことを伝えたジェフは、彼女が、出場数する”ボストンマラソン”の寄付を集めるために来たことを知る。

手伝うと言うジェフは、客に協力を求めて寄付してもらい、エリンに喜んでもらう。

ゲイルと車で帰るエリンを呼び止めたジェフは、明日のマラソンを見に行きゴールで待つことを伝える。

翌日、アル中のパティと安アパートで暮らすジェフは、エリンのためにポスターを描き、マラソン・コースに向かう。

ゴール付近でポスターを掲げながらエリンを待つジェフは、不審な男が気になる。

完走目前のエリンはゴールに近づくが、二度の爆発が起きたために走るのを止める。

爆破事件は大きく報道され、多くの死傷者を出したことが伝えられる。

バーに向かい、ゲイルに電話をして無事を伝えたエリンは、怪我をして搬送されるジェフの姿をニュースで見て動揺する。

連絡を受けたパティは驚き、ジェフが運び込まれた病院に向かう。

ボブやジェン、カレン(ケイト・フィッツジェラルド)らと待合室にいたパティは、駆け付けた別居中の夫ジェフ・ボーマンSr.(クランシー・ブラウン)と共に、主治医からジェフの様態を聞く。

命の危険はないが、爆破によりジェフの両脚の損傷が激しく、膝上から切断したことを知らされたボーマンとパティは動揺する。

病院の受付でジェフのことを教えてもらえないエリンは、彼を捜す。

集中治療室で意識のないジェフを見つけたエリンは、ショックを受ける。

ジェフの元に向かったパティとボーマンは、変わり果てた姿の息子の回復を祈る。

病院に向かったケヴィンはパティに挨拶し、ボーマンらに記者だと疑われながら、コストコジェフの上司だと伝える。

ボーマンからジェフを再雇用するか訊かれたケヴィンは、辞めていない者は再雇用する必要ないと答える。

解雇する気もないと伝えてケヴィンは、ジェフが加入している保険の話をして、様々な補償が受けられることを家族に知らせ、ボーマンからまともな会社だと言われる。

パティと付き添いを代わったビッグDは、ジェフの意識が戻ったために喜ぶ。

爆発で両脚を失ったと言われたジェフは、何かを書きたいことを仕草でビッグDに伝える。

紙とペンを渡されたジェフは、エリンのことを尋ねて無事だと言われ、”フォレスト・ガンプ”で両脚を失った”ダン中尉”の名前を書き、ビッグDを笑わせる。

”爆破犯を見た”というジェフが書いた文字に驚いたビッグDは、控室で待つボブらにそれを伝える。

驚いたボブは、FBIにそれを知らせようとする。

家族に意識が戻ったことを喜んでもらえたジェフは、FBIが来ることを知らされる。

看護師からチューブを抜くと言われたジェフは、残ってほしいことをエリンに身振りで伝える。

処置をしてもらったジェフは、脚の上に座っているとエリンに伝えて笑わせる。

その後ジェフは、現れたFBI捜査官のサラ(ジェシカ・ランディ)らに、爆破犯についての情報を提供する。

その後、容疑者の一人は死亡したことが報道される。

ジェフを現場で救った平和運動家カルロス・アレドンドカルロス・サンス)が訪ねて来たため、パティは、様子を見に来てくれた彼に感謝する。

病室に向かったエリンは、その場にパティがいたため遠慮する。

パティは、爆破現場で救ってくれたカルロスが来てくれたことをジェフに話す。

差し入れを持って現れたケヴィンと話したエリンは、どうすればいいか分からないと彼に伝える。

ジェフとは1か月前に別れ、何度目かであり、いつも寄りを戻していたと話すエリンは、ケヴィンから、今回は違うのかと訊かれる。

いつも約束を守らず待ち合わせ場所に現れず、部屋から出たがらないジェフにウンザリしていたと話すエリンは、それなのに今回は来てくれたと言って絶句する。

ジェフの証言で容疑者が特定されたというニュースが流れる中、エリンに付き添われるジェフは、激痛に耐えながら脚の包帯を交換してもらう。

その後、ジェフからポスターの話などをされたエリンは、涙しながら彼に謝罪する。

6週間後。
二人目の犯人は逮捕されたことが報道される中、ジェフは退院する。

”ボストン・ストロング”と呼ばれたジェフは、英雄として人々に称えられながら帰宅し、アパートで待っていたボーマンらに迎えられ、車いすに乗り二階の部屋に運ばれる。

全国各地から届いた贈り物にパティは興奮する。

エリンに手伝ってもらいバスルームに向かったジェフは、シャワーを浴びることにして一人になりたいため、彼女には帰っていいと伝える。

翌日からリハビリが始まり、その場でも報道陣に囲まれるジェフは気が休まらなかった。

病院に勤めるエリンは、その様子がテレビで放映されていることを同僚から知らされる。

付き添うパティはインタビューに答え、メディアに出ればチャンスも増えて道が開けるとジェフに伝える。

その後もリハビリは続いたジェフは、事件のことを思い出したくないために、訪ねて来たいというカルロスの申し出を受ける気にはなれなかった。

義足の製作も始まり、ジェフは歩行訓練に備える。

しかし、すべてが思い通りに行かないジェフは、ストレスを感じる。

ボストン・ブルーインズ”の試合でリンクに上がり、チーム・フラッグを振ってほしいという依頼を受けたジェフは、エリンに電話をして、家族と共に一緒に来てほしいと伝える。

ジェフから、”君なしでは生きられない、今の自分には君が必要だ”と言われたエリンは、彼に行くことを伝える。

TDガーデン”。
家族に見送られたジェフは、エリンと共にスタッフに付き添われてリンクに向かい、フラッグを渡される。

大観衆の声援を聴き緊張するジェフは、エリンに無理だと伝えるが、彼女に励まされてリンクに上がりフラッグを振る。

事件のことを思い出してしまったジェフは、その場からエレベーターに向かい気分が悪くなる。

心配するエリンを拒絶するジェフは、”他の誰かを助けろ!”と言って興奮する。

アパートに戻ったジェフはエリンに謝罪し、彼女から家族に悩みを話すべきだと言われるものの、無理だと伝える。

自分を英雄にしたいと思っている家族には、黙っている方がいいと伝えたジェフは、エリンから寂しかったと言われ、二人は愛し合う。

ジェフと一夜を共にしたエリンは、自分を嫌うパティから息子と寝たのかと訊かれたために、そうだと答える。

世界最高のハイテク義足が完成したことを知らされたジェフは、リハビリを続ける。

エリンと過ごす時間だけが安らぎを感じるジェフは、彼女に越してくるか尋ねる。

本気かと訊かれたジェフじは、今日パティに話すことをエリンに約束する。

ホームパーティーが開かれ、エリンが引っ越してくることを知ったパティは驚く。

ジェフから聞いているはずだとパティに伝えたエリンは、ジェフから、今日、話すつもりだったと言われる。

重大発表があると言うパティは、”オプラ・ウィンフリー”から連絡があり、彼女が訪ねて来ることを皆に伝える。

家族は興奮するものの、ジェフはこれ以上、取材は受けないと言うエリンは、納得しないパティを説得しようとする。

ジェフの意見を聞いたパティは無理だと言われ、仕方なく納得する。

夜中に酔ってジェフを起こそうとするパティは、届いた手紙を読み、送り主に会いに行くべきだと伝える。

寝かせてほしいと言われたパティは、”レッドソックス”の始球式は忘れないでほしいとジェフに伝える。

サリーとビッグDと共にバーに向かい、ドラッグを飲んで酔ったジェフは、車の運転をしてみる。

足元に潜らせたサリーに、アクセルとブレーキを操作させて走り出したジェフは暴走し、パトカーに止められる。

銃を向ける警官は運転席のジェフに気づき、一緒に写真を撮ってもいいか尋ねる。

リハビリに向かうジェフは、始球式の話をするパティから、一緒に登場するカルロスとランチがあると言われるものの、その気になれない。

リハビリの予約に遅れtジェフは、真面目に取り組もうとしないことを注意される。

そんなジェフを見守りながら、パティとの関係を考えるエリンも、ストレスに耐えきれなくなる。

妊娠検査薬で妊娠を確認したエリンは、そのことをジェフに伝えようとするものの、酔った彼はバスルームで便にまみれ、シャワーを浴びながら眠っていた。

リハビリセンターで初めて義足をつけたジェフは、歩行訓練を始めるが、痛みに耐えきれずに直ぐにやめてしまう。

口うるさいパティとわがままなジェフに耐えきれず、限界に達したエリンは二人と口論になり、被害者は他にもいて苦しんでいる者は大勢いると言ってその場を去る。

ゲイルに会ったエリンは悩みを打ち明けて、こうなると分かっていたと言われる。

エリンが妊娠したことを知ったゲイルは驚き、5週目だとを確認して、今夜ジェフに話すことを知る。

バーで飲んでいたジェフは、ボブからエリンの元に送っていく予定だと言われるものの、酒を追加する。

ダイナーでジェフを待っていたエリンは、彼にメールしても返事がないために帰ろうとする。

エリンからのメールを確認したジェフは、カウンターにいた客に絡まれ、爆破事件は、オバマイランと戦争するために仕組んだ政府のヤラセだと言われる。

反論するジェフは騒ぎ始め、落ち着かせようとしたサリーらは男たちと喧嘩になる。

エリンに迎えに来てもらったジェフは、喧嘩になった後でメールに気づいたと言って弁解するものの、信じてもらえない。

車を止めたエリンから封筒を渡されたジェフは、”小さくてすてきなひとがやってくる”というカードと共に入っていた妊娠検査薬に気づく。

エリンの妊娠を知ったジェフは、動揺して無理だと伝えるものの、エリンから、家族を捨てて仕事も辞めたが、子供は自分よりも大事だと言われる。

子供を育てる自信がないジェフは、障害が問題なのではなく、子供のような考えを改めるべきだと言われたために憤慨し、君のためにあの場所に行ったとエリンに伝える。

自分は逃げないと伝えたエリンは、絶対にできないと言い張るジェフを見限り、その場を去る。

エリンに置いて行かれたジェフは、車から降りて地面を這いながらアパートの入り口に向かう。

ジェフは、爆破で失った脚の止血をされながら、他の誰かを助けるようにとつぶやき、カルロスに助けられた時のことを思い出す。

カルロスと会う気になりカフェで待ち合わせたジェフは、現れた彼に、現場にいた理由を尋ねる。

息子達のためにその場いいたと答えたカルロスは、二人が死んだことをジェフに伝える。

海兵隊員だった長男のアレックスはイラクで狙撃兵に殺されたと話すカルロスは、戦死を知らせに来た兵士の前で焼身自殺しようとして、騒ぎを起こしたことをジェフに話す。

兵士達は必死に自分を助けてくれたと言うカルロスは、恥ずかしい思いをしたとジェフに伝える。

次男ブライアンのことを訊かれたカルロスは、兄の死と自分の行動に耐えきれなくなり自殺したと話す。

涙するカルロスは、今は国中を回り兵士たちと話しをしていると伝える。

マラソン当日、息子たちのことを想いながら星条旗を配っていた時に爆破が起き、逃げたかったものの、今こそ生き方を変えようと思い君を助けたと、カルロスジェフに伝える。

息子を救っているような気持ちになり、深く感謝していると言われたジェフは、それをカルロスが伝えに来たことを知る。

考えを改めたジェフは一人でリハビリに通い、苦しみに耐えながら一歩ずつ前に進む気になる。

今は子供のことを考え、すべてを諦めていたが立って歩きたいと言う気持ちになったことを、ジェフはエリンの携帯電話にメッセージで残す。

サリーらに協力してもらい始球式の練習もしたジェフは、本番の日を迎える。

フェンウェイ・パーク
トレードマークのテンガロンハットを被ったカルロスと共に出番を待つジェフは、自分も父親になることを伝えて彼に喜んでもらえる。

カルロスに車いすを押してもらいグラウンドに向かったジェフは、家族を含めた大観衆に拍手で迎えられる。

スタッフにマウンドまで案内されたジェフは、登場したペドロ・マルティネスに激励される。

ペドロからボールを渡され、”サークルチェンジ”の投げ方を教わったジェフは、ホームに向かって投球して観客の喝采を受ける。

家族と共にテレビでその様子を見守るエリンは、ジェフを誇りに思う。

サリーとビッグDと共にスタジアムを去ろうとしたジェフは、ラリー(ジミー・レブランク)という青年から声をかけられる。

海兵隊員だった弟が戦地で爆死したことを話すラリーは、爆破事件の時の写真を見て、弟のことばかり考え腹が立ったとジェフに伝える。

今日の姿を見て、自分たちは誰にも負けないことを教えてくれたと言われたジェフは、そのお礼を言いたかったと話すラリーに握手を求める。

ラリーを励ましたジェフは、自分のことを作文に書いたという少女ソフィや様々な人々と話す。

翌日ジェフは、パティが運転する車で、エリンが待つダイナーに送ってもらう。

自分なりに精一杯、努力したがダメな母親だったと言うパティに、そんなことはないと伝えたジェフは、車から降りて歩いて店内に向かう。

席に着いたジェフはエリンの手を握り、愛していると伝える。
__________

その年の2013年、レッドソックスワールドシリーズに優勝し、すべてはジェフの功績だと言われた。

2014年7月13日、ジェフとエリンに娘のノーラ・ゲイル・ボーマンが誕生する。

2014年4月18日、エリンはボストン・マラソンを完走し、ゴールにはジェフの姿があった。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
2013年4月15日。
27歳の青年ジェフ・ボーマンは、別れた恋人エリンが出場する”ボストンマラソン”を見に行くことを約束していたため、ゴール付近で待機する。
その場で爆破事件が起き、平和活動家カルロスに助けらたジェフだったが両脚を損傷する。
一命を取り留めたジェフの元に向かったエリンは、彼が両脚を失ったことを知り責任を感じる。
その後、意識が戻ったジェフの目撃証言により犯人は逮捕され、彼は”ボストン・ストロング”と呼ばれ英雄となる。
人々とマスコミにもてはやされるジェフだったが、次第にそれをストレスと感じるようになる・・・。
__________

2014年に発表された、”ボストンマラソン爆弾テロ事件”の被害者ジェフ・ボーマンとブレット・ウィッターの回顧録”Stronger”基に製作された作品。

人々の記憶に新しい衝撃的なテロ事件の被害者であり、両脚を失いながら犯人逮捕に貢献し英雄視された、ジェフ・ボーマンの苦悩の日々を描く実録ドラマ。

主人公の心の葛藤を描きつつ、アメリカ人のテロに屈しない姿勢や考えが国民一人一人にまで行き渡っていることが感じとれる、デヴィッド・ゴードン・グリーンの力強いメッセージが伝わる作品に仕上がっている。

衝撃的なシーンもあるためにR指定(17歳未満は保護者同伴)された作品でもあり、全米拡大公開されず興行的には振るわなかったが、批評家からは絶賛された。

主人公のジェフ・ボーマンを演ずる製作も兼ねる主演のジェイク・ジレンホールは、平凡な青年が、大事故に巻き込まれて人生が一変する中で苦悩する姿を見事に演じている。

主人公を支えながら、何度も挫折しそうになる恋人を好演するタチアナ・マスラニー、アル中である主人公の母親を雰囲気ある演技で演ずるミランダ・リチャードソン、その別居中の夫クランシー・ブラウン、主人公を助けた平和活動家カルロス・アレドンドを印象的に演ずるカルロス・サンス、主人公の友人リチャード・レインJr.とネイト・リッチマン、ヒロインの姉フランキー・ショウ、主人公が行った”フェンウェイ・パーク”の始球式後に彼に話しかける青年ジミー・レブランク、主人公の伯父レニー・クラーク、伯母パティ・オニールとケイト・フィッツジェラルド、主人公が勤める”コストコ”の上司ダニー・マッカーシーFBI捜査官のジェシカ・ランディなどが共演している。


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