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亡き恋人を想い続ける男性の憎しみを捨てて手に入れる愛を描く、監督シドニー・フランクリン、主演ノーマ・シアラー、フレドリック・マーチ、レスリー・ハワード他共演の恋愛ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:シドニー・フランクリン
製作:アルバート・ルーウィン
原作
”Smilin’ Through”(戯曲)
ジェーン・カウル
ジェーン・マーフィン
脚本
ドナルド・オグデン・スチュワート
アーネスト・ヴァイダ
撮影:リー・ガームズ
編集:マーガレット・ブース
音楽:ウィリアム・アクスト
出演
キャスリーン/ムーニーン・クレア:ノーマ・シアラー
ケネス・ウェイン/ジェレミー・ウェイン:フレドリック・マーチ
ジョン・カータレット卿:レスリー・ハワード
オーウェン医師:O・P・ヘギー
ウィリー・エインリー:ラルフ・フォーブス
クラウチ夫人:ベリル・マーサー
エレン:マーガレット・セッドン
兵士:フォレスター・ハーヴェイ
司祭:ハーバート・バンストン(クレジットなし)
パーティのゲスト:メアリー・カーライル(クレジットなし)
キャスリーン(少女期):コーラ・スー・コリンズ(クレジットなし)
リチャード・クレア:クロード・キング(クレジットなし)ムーニーンの父
庭師:デヴィッド・トーレンス(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 MGM
1932年製作 98分
公開
北米:1932年9月24日
日本:1933年6月
製作費 $851,000
■ アカデミー賞 ■
第6回アカデミー賞
・ノミネート
作品賞
■ ストーリー ■
1898年。
ジョン・カータレット卿(レスリー・ハワード)は、30年前に19歳で亡くなった婚約者ムーニーン・クレア(ノーマ・シアラー)の墓前で佇む。
屋敷に戻ったジョンが、庭でムーニーンの名を呼ぶと、ウェディングドレスをまとった彼女の霊が現れる。
ジョンにはムーニーンの姿は見えないが、彼女は、いつもそばにいるので、辛抱強く待てば、いつかはまた会えるとジョンに語りかける。
裕福なジョンは、ムーニーンの死後、彼女が近くにいるように思える日々を送り、世捨て人のような生活を続けていた。
そんなジョンは、訪ねて来た親友のオーウェン医師(O・P・ヘギー)から、ムーニーンの妹が船の事故で亡くなったことを知らされ、孤児となった娘キャサリン(コーラ・スー・コリンズ)を養子にすることを勧められる。
それを断ったジョンだったが、5歳になるキャスリーンと話し、彼女と暮らす気になる。
1915年6月7日。
ジョンとオーウェンは、美しく成長したキャスリーン(ノーマ・シアラー)の誕生日を祝う。
ジョンは、キャスリーンが年々ムーニーンに似てくると思っていた。
キャスリーンは、ジョンが叔母のムーニーンを悼んでいることは知っていたが、それ以上の事情は知らなかった。
ある日、キャスリーンは、幼馴染のウィリー・エインリー(ラルフ・フォーブス)と出かけるものの雷雨となり、長年放置されていたウェイン家の屋敷に逃げ込む。
そこで二人は、伯母ムーニーンとジョンの結婚式の、ジェレミー・ウェイン(フレドリック・マーチ)への招待状を見つける。
キャスリーンは、結婚前にムーニーンは亡くなっていたので不思議に思い、招待状を受け取ったジェレミーがまるめて捨てたと考える。
ジェレミーもムーニーンに恋していたと考えるキャスリーンは、彼がここで自殺したと思う。
そこに男性(フレドリック・マーチ)が現れ、キャスリーンとウィリーがこの場にいる理由を聞き、ジェレミーの肖像画を見ながら、その息子でアメリカ人のケネスだと名乗る。
キャスリーンとケネスは、一目会った瞬間に愛が芽生えるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1919年に発表された、ジェーン・カウルとジェーン・マーフィンの戯曲”Smilin’ Through”を基に製作された作品。
亡き恋人を想い続ける男性の憎しみを捨てて手に入れる愛を描く恋愛ドラマ。
本作は、同じくシドニー・フランクリンが監督した1922年の同名サイレント映画のリメイクであり、1941年にもフランク・ポーゼージによりリメイクされた。
本作は、単なる恋愛ドラマではなく、亡き恋人の亡霊が現れる神秘的な内容であり、メロドラマ的な展開から、ファンタジーのようにして終わるラストは感動的だ。
第6回アカデミー賞では作品賞にノミネートされた。
ウィリアム・アクストの美しい音楽が印象に残る。
主演のノーマ・シアラーは、非業の死を遂げる清楚な女性と、その姪で現代的な女性の二役を見事に演じ分けている。
主人公と惹かれ合うようになる青年と、その父親で、主人公との恋が実らず苦悩する男性を演ずるフレドリック・マーチ、主人公を育て、恋人だったその伯母を想い続けるレスリー・ハワード、その親友である医師O・P・ヘギー、主人公の幼馴染ラルフ・フォーブス、カフェの店主ベリル・マーサー、主人公が育った屋敷のメイド、マーガレット・セッドン、ケネス(フレドリック・マーチ)の戦友フォレスター・ハーヴェイ、司祭のハーバート・バンストン、パーティのゲスト、メアリー・カーライル、主人公の少女期コーラ・スー・コリンズ、ムーニーン(ノーマ・シアラー)の父親クロード・キング、庭師のデヴィッド・トーレンスなどが共演している。











