| ローマ帝国の戦士とフン族の王が激突する史劇スペクタクル! 監督ダグラス・サーク、主演ジェフ・チャンドラー、ジャック・パランス、リュドミラ・チェリーナ、リタ・ガム他共演。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ダグラス・サーク
製作:アルバート・J・コーエン
原案:オスカー・ブロドニー
脚本
オスカー・ブロドニー
バー・リンドン
撮影:ラッセル・メティ
編集:ミルトン・カラス
音楽
フランク・スキナー
ハンス・J・サルター
出演
マルキアヌス:ジェフ・チャンドラー(西ローマ帝国の百人隊長)
アッティラ:ジャック・パランス(フン族の王)
プルチェリア王女:リュドミラ・チェリーナ(テオドシウスの姉)
クブラ:リタ・ガム(アッティラの娘)
パウリヌス将軍:ジェフ・モロー(コンスタンティノープルの軍司令官)
テオドシウス2世:ジョージ・ドレンツ(東ローマ帝国の皇帝)
占星術師:エドゥアルト・フランツ
イルディコ:アリソン・ヘイズ(アッティラの妻)
クリサフィウス:アレクサンダー・スコウビー(テオドシウス2世の宰相)
グンテル:ハワード・ペトリー(ブルグント人の王)
エデコン:マイケル・アンサラ(共同王)
ブレダ:レオ・ゴードン(フン族の共同王)
レオ1世:モロニ・オルセン(ローマ教皇)
侍従長:フレッド・ナーニー
マイラ:サラ・シェーン(プルチェリアの侍女)
サンギバン:パット・ホーガン(アラン人の王)
チロセ:ロボ・ベチ(共同王)
オルト:チャールズ・ホーヴァス(共同王)
セイテ:グレン・トンプソン(共同王)
ミライ:チャック・ロバートソン(共同王)
ウァレンティニアヌス3世:ウォルター・コイ(西ローマ帝国の皇帝)
トゥーラ:ラスティ・ウェストコート(共同王)
予言者:ノルベルト・シラー
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1954年製作 92分
公開
北米:1954年12月18日
日本:1955年2月22日
製作費 $1,300,000
■ ストーリー ■
5世紀。
ローマ帝国は西ローマ帝国と東ローマ帝国の二つに分かれていた。
西ローマ帝国はローマを首都としてウァレンティニアヌス3世(ウォルター・コイ)が統治し、東ローマ帝国はコンスタンティノープルを首都としテオドシウス2世(ジョージ・ドレンツ)が統治していた。
帝国は、冷酷な征服者アッティラ(ジャック・パランス)率いるフン族の攻撃を受けていた。
西ローマ帝国の百人隊長であるマルキアヌス(ジェフ・チャンドラー)は、ウァレンティニアヌスから、フン族の脅威をテオドシウスに警告する伝令を命ぜられコンスタンティノープルに向かうものの、アッティラの部下に捕らえられる。
アッティラは、勇敢なマルキアヌスが気に入り拘束を解き、彼を利用して帝国の戦術を知ろうとする。
その後、フン族は、地元の王族を捕らえ、アッティラは、王の娘イルディコ(アリソン・ヘイズ)を除き全員殺害するよう命じ、彼女を妻の一人にする。
戦士ではあるが意味のない殺人を認めないマルキアヌスは、アッティラの行為を批判する。
アッティラの娘クブラ(リタ・ガム)から、アッティラの自慢の種馬を見せられたマルキアヌスは、それを奪い逃亡してコンスタンティノープルに向かう。
コンスタンティノープル。
現地に着いたマルキアヌスは、軍司令官パウリヌス将軍(ジェフ・モロー)の元に向かう。
信頼されたマルキアヌスは、パウリヌスから、テオドシウスが、ウァレンティニアヌスに対抗するためにフン族と手を組む計画を立てていることを知らされる。
マルキアヌスからウァレンティニアヌスの伝言を知らされたテオドシウスは、それを聞き流す。
テオドシウスの姉プルチェリア王女(リュドミラ・チェリーナ)は、マルキアヌスを呼び寄せる。
ローマを懐かしく思うプルチェリアは、宮殿の中に囚われているようなものだと話し、誠実なマルキアヌスに惹かれる。
プルチェリアからの伝言を受け取ったパウリヌスは、彼女の護衛隊長にマルキアヌスが任命されたことを知る。
パウリヌスは、弟テオドシウスに権力を奪われたプルチェリアが幽閉状態であり、東西帝国の統一を彼女が願っていることをマルキアヌスに話し、近衛兵を統率するよう指示するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Directed with visual grandeur by Douglas Sirk, Sign of the Pagan is a sweeping Technicolor spectacle that contrasts the brutal ambitions of Attila the Hun with the steadfast faith and honor of Rome.”
(ダグラス・サークによって視覚的な壮大さをもって演出された『異教徒の旗印』は、フン族の王アッティラの残忍な野望と、ローマの揺るぎない信仰と名誉を鮮やかに対比させた、壮大なテクニカラーのスペクタクル大作である。)
「ショックプルーフ」(1949)、「心のともしび」(1954)などのダグラス・サークが監督し、主演はジェフ・チャンドラー、ジャック・パランス、リュドミラ・チェリーナ、リタ・ガム他共演の歴史ドラマ。
この後にメロドラマの名作を次々と発表するダグラス・サークの情緒的な演出、シネマスコープとテクニカラーを生かした美しく迫力ある映像など、見どころ満載の作品に仕上がっている。
中でも、フン族の王アッティラを演ずるジャック・パランスの存在感は圧巻で、ローマ帝国の兵士から皇帝となる誠実な主人公を好演するジェフ・チャンドラーから、主役の座を奪うほどの怪演は見ものだ。
主人公らの協力により女皇となる、東ローマ帝国皇帝テオドシウス2世の姉プルチェリアを魅力的に演ずるリュドミラ・チェリーナ、アッティラの娘リタ・ガムなどが共演している。
