メキシコの盗賊と入植者の対立を描く、監督ジョン・ファロー、主演ロバート・テイラー、エヴァ・ガードナー、ハワード・キール、アンソニー・クイン他共演の西部劇。 |
・西部劇
・エヴァ・ガードナー / Ava Gardner / Pinterest
・アンソニー・クイン / Anthony Quinn / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ファロー
製作:ステファン・エイムズ
脚本:フランク・フェントン
撮影:ロバート・サーティース
編集:ハロルド・F・クレス
音楽:ブロニスラウ・ケイパー
出演
リオ:ロバート・テイラー
コーデリア・キャメロン:エヴァ・ガードナー
キング・キャメロン:ハワード・キール
ホセ・エスケーダ:アンソニー・クイン
バートン:ジャック・イーラム
アントニオ神父:クルト・カズナール
パーカー保安官:テッド・デ・コルシア
アメリカ 映画
配給 MGM
1953年製作 90分
公開
北米:1953年7月15日
日本:1953年12月22日
製作費 $1,128,000
■ ストーリー ■
テキサス州、ブラウンズヴィル。
メキシコの盗賊ホセ・エスケーダ(アンソニー・クイン)は、入植者を恨み、襲撃して焼き払おうとする。
エスケーダと兄弟のようにして育ったリオ(ロバート・テイラー)は、彼のやり方を疑問に思っていた。
リオは、エスケーダから、列車で到着するアントニオ神父(クルト・カズナール)に金を渡すことを頼まれる。
入植者のキング・キャメロン(ハワード・キール)は、雑貨店で買い物中に現れたリオが、エスケーダの仲間だということを知り警戒する。
その後キャメロンは、船で到着した妻コーデリア(エヴァ・ガードナー)を迎える。
コーデリアは、船で知り合ったアントニオ神父をキャメロンに紹介する。
その様子を見ていたリオは、美しいコーデリアが気になり、彼女らが去った後に、アントニオ神父に現金を渡そうとする。
アントニオ神父は、エスケーダの汚い金を受け取ろうとせず、コーデリアのことを訊くリオに彼女のことを話す。
コーデリアを連れて新居に向かったキャメロンは、そこが焼き払われ、牛が殺されていることを知る。
キャメロンはパーカー保安官(テッド・デ・コルシア)の元に向かい、エスケーダが犯人だと考える。
そこにリオらと共に現れたエスケーダは、キャメロンに放火のことを追及されるものの、それを否定してその場を去る。
キャメロンとコーデリアは、パーカーがエスケーダに手出しできないことを知る。
悪を憎むキャメロンは、人々を団結させてエスケーダに対抗しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
「夜は千の眼を持つ」(1948)などのジョン・ファローが監督し、主演はロバート・テイラー、エヴァ・ガードナー、ハワード・キール、アンソニー・クインなどが共演した作品。
メキシコの盗賊と入植者の対立を描く西部劇。
豪華スター共演は注目であり、そのそれぞれの個性を生かしたジョン・ファローの力感あふれる演出が見どころの作品。
盗賊の仲間から入植者側につく男をニヒルに演ずるロバート・テイラー、入植者の妻を演ずる美しいエヴァ・ガードナー、その夫で盗賊と勇敢に対決するハワード・キール、入植者を嫌う盗賊を印象深く演ずるアンソニー・クイン、その手下ジャック・イーラム、神父のクルト・カズナール、保安官のテッド・デ・コルシアなどが共演している。