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リチャード三世 Richard III (1955)

ウィリアム・シェイクスピアの歴史劇”リチャード三世”を基に製作された作品。
”薔薇戦争”を背景に、ヨーク家のグロスター公リチャードによる王位を狙う陰謀を描く、製作、監督、脚本、主演ローレンス・オリヴィエ、セドリック・ハードウィック、ジョン・ギールグッド、ラルフ・リチャードソン、クレア・ブルーム他共演の歴史劇。

■ アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


・ドラマ(歴史劇)


■ スタッフ キャスト ■
監督:ローレンス・オリヴィエ
製作
ローレンス・オリヴィエ
アレクサンダー・コルダ(クレジットなし)
原作:ウィリアム・シェイクスピア”リチャード三世”
脚本:ローレンス・オリヴィエ(クレジットなし)
撮影:オットー・ヘラー
編集:ヘルガ・クランストン
音楽:ウィリアム・ウォルトン

出演
●ヨーク家
グロスター公リチャード(後のリチャード3世):ローレンス・オリヴィエ(イングランド王)
エドワード4世:セドリック・ハードウィック(イングランド王)
クラレンス公ジョージ:ジョン・ギールグッド(エドワードの弟であるリチャードの兄)
バッキンガム公:ラルフ・リチャードソン(リチャードと手を組む弟)
ウェールズ公エドワード(後のエドワード5世):ポール・ヒューソン(皇太子)
ヨーク公:アンディ・シャイン(エドワードの次男)
ヨーク公爵夫人:ヘレン・ヘイ(エドワードとリチャードの母親)
ショア夫人:パメラ・ブラウン(エドワードの愛妾)
ヘイスティングス卿:アレック・クルーンズ(侍従長)
スタンリー卿:ローレンス・ネイスミス(リチャードを裏切る貴族)
ウィリアム・ケイツビー卿:ノーマン・ウーランド(リチャード側の貴族)
リチャード・ラトクリフ卿:エスモンド・ナイト(リチャード側の貴族)
フランシス・ラヴェル卿:ジョン・ローリー(リチャード側の貴族)
ジェームズ・ティレル卿:パトリック・トラウトン(リチャード側の貴族)
ノーフォーク公ジョン:ジョン・フィリップス(リチャード側の貴族)

●ランカスター家
エドワード王妃エリザベス女王:メアリー・ケリッジ
リヴァーズ卿:クライヴ・モートン(王妃の弟)
グレイ卿:ダン・カニンガム(王妃の末息子である国王の継子)
ドーセット侯爵:ダグラス・ウィルマー(王妃の長男である国王の継子)
レディ・アン:クレア・ブルーム(リチャードの妻)
リッチモンド伯ヘンリー(後のテューダー朝初代ヘンリー7世):スタンリー・ベイカー

イギリス 映画
配給 London Films
1955年製作 161分
公開
イギリス:1955年12月13日
北米:1956年3月11日
日本:1956年3月15日


■ アカデミー賞 ■
第29回アカデミー賞
・ノミネート
主演男優賞(ローレンス・オリヴィエ)


■ ストーリー ■
1461年6月28日。
イングランド国王エドワード4世(セドリック・ハードウィック)は、グロスター公リチャード(ローレンス・オリヴィエ)の助けを借りて王位に就く。
戴冠式が終わり、弟のクラレンス公ジョージ(ジョン・ギールグッド)とリチャード、従弟のバッキンガム公(ラルフ・リチャードソン)が見守る中、エドワードは、王妃エリザベス(メアリー・ケリッジ)と王子ヨーク公(アンディ・シャイン)らと共に退場するが、愛妾ショア夫人(パメラ・ブラウン)が気になる。
誰もいない王座を前にリチャードは、体中が歪み、左右の脚の長さが違うなど、自身の身体的な障害を嘆きながら、いつか、王冠を手に入れることを誓う。
リチャードは、ランカスター家の王太子エドワードが命を落とし、悲しみに暮れる王太子妃レディ・アン(クレア・ブルーム)に近づき、結婚することを考える。
エドワードの元に向かったリチャードは、ジョージが、国王に対して陰謀を企てていることを伝えて陥れる。
リチャードは、ロンドン塔に向かうジョージには、自分が救い出すと伝えてそれを約束する。
その後、レディ・アンは、夫を殺したリチャードに誘惑され、心乱れる。
リチャードは、病弱なエドワードに、ジョージを処刑する命令書に署名させる。
ジョージに恩赦が与えられたことを知ったリチャードは、二人の悪党を雇ってジョージを殺害し、遺体をワイン樽に隠す。
死期を悟ったエドワードは、憎悪をたぎらせる者たちを和解させて、リチャードも、反感を買っていたエリザベスに忠誠を誓い、自分を敵視している者たちに和解を求めるのだが・・・。


■ 解説 評価 感想 ■
“Anchored by Laurence Olivier’s definitive, deliciously villainous portrayal of the hunchbacked usurper, Richard III stands as a monumental cinematic adaptation of Shakespeare’s history play, elevated by a legendary British ensemble cast and vibrant Technicolor cinematography.”
(ローレンス・オリヴィエによる決定的かつ最高に邪悪なせむしの簒奪者の演技を軸とする『リチャード三世』は、伝説的な英国のアンサンブルキャストと鮮やかなテクニカラーの撮影に彩られた、シェイクスピアの歴史劇の記念碑的な映画化作品である。)

ウィリアム・シェイクスピアの歴史劇”リチャード三世”を基に製作された作品。
”薔薇戦争”を背景に、ヨーク家のグロスター公リチャードによる王位を狙う陰謀を描く、ローレンス・オリヴィエが製作、脚本、主演を兼ねて監督し、セドリック・ハードウィック、ジョン・ギールグッド、ラルフ・リチャードソン、クレア・ブルーム他共演の歴史劇。

ローレンス・オリヴィエが監督した他の二作「ヘンリィ五世」(1944)、「ハムレット」(1948)に比べ、公開当時の評価は低かったものの、その後にその評価は高まり、彼のシェイクスピア劇の最高傑作とまで言われるまでになった。

イギリス演劇界を代表する実力派スターの共演と共に、グロスター公リチャードを演ずるローレンス・オリヴィエの、卓越した脚本による見事な演出と怪演は絶賛され、第29回アカデミー賞では、主演男優賞にノミネートされた。

主人公の兄である病弱な国王エドワード4世のセドリック・ハードウィック、主人公の最初の犠牲者となる兄クラレンス公ジョージのジョン・ギールグッド、主人公と手を組む従弟バッキンガム公のラルフ・リチャードソン、主人公に言い寄られ王妃となるレディ・アンのクレア・ブルームなどが共演している。


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