サイトアイコン That's Movie Talk!

レンフィールド Renfield (2023)

1897年に発表された、ブラム・ストーカーの小説”吸血鬼ドラキュラ”を基に製作された作品。
パワハラ主君はドラキュラ伯爵!?
限界従者が共依存をブチ破る痛快コメディ・ホラー!
製作、監督クリス・マッケイ、主演ニコラス・ホルトニコラス・ケイジオークワフィナベン・シュワルツショーレ・アグダシュルーエイドリアン・マルティネス他共演。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧
ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:クリス・マッケイ
製作
デヴィッド・アルパート
ブライアン・ファースト
ショーン・ファースト
ロバート・カークマン
クリス・マッケイ
製作総指揮:トッド・ルイス
原作:ブラム・ストーカー吸血鬼ドラキュラ
原案:ロバート・カークマン
脚本
ライアン・リドリー
ロバート・カークマン
撮影:ミッチェル・アムンドセン
編集
ゼネ・ベイカー
ライアン・フォルシー
ジャンカルロ・ガンツィアーノ
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
ロバート・モンタギュー・レンフィールド:ニコラス・ホルト(ドラキュラの召使い)
ヴラド・ザ・インペラー/ドラキュラ伯爵:ニコラス・ケイジ(トランシルヴァニアの吸血鬼)
レベッカ・クインシー:オークワフィナ(ニューオーリンズ市警の警官)
テッドワード・ロボ:ベン・シュワルツ(ベラフランチェスカの息子であるロボ・ファミリーの一員)
ベラフランチェスカ・ロボ:ショーレ・アグダシュルー(ロボ・ファミリーのボスであるテッドワードの母親)
マーク:ブランドン・スコット・ジョーンズ(支援グループのリーダー)
クリス・マルコス:エイドリアン・マルティネス(レベッカの同僚)
ケイト・クインシー:カミール・チェン(FBI捜査官であるレベッカの姉)
ボブ:クリストファー・マシュー・クック(支援グループのメンバー)
ケイトリン:ベス・ロウス(支援グループのメンバー)
キャロル:ジェナ・カネル(支援グループのメンバー)
ブラウニング警部:ジェームズ・モーゼス・ブラック(レベッカの上司である汚職警官)
ヴァネッサ:キャロライン・ウィリアムズ(ロボ・ファミリーの弁護士)
司祭:ウィリアム・ラグズデール
吸血鬼ハンター:マイルズ・ドレアク

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2023年製作 93分
公開
北米:2023年4月14日
日本:未公開
製作費 $65,000,000
北米興行収入 $17,297,900
世界 $26,493,920


ストーリー
トランシルヴァニア
吸血鬼ドラキュラ伯爵(ニコラス・ケイジ)は、イギリス人の不動産弁護士ロバート・モンタギュー・レンフィールド(ニコラス・ホルト)と出会う。
レンフィールドは、土地取引の仲介役を買って出ており、有能な助手であることを証明した後に、ドラキュラに仕えることになる。
それにより、レンフィールドは虫を食べることで不死身の体と超人的な力とスピードを手に入れる。
吸血鬼ハンター(マイルズ・ドレアク)たちに襲われたドラキュラは、傷つきながらも彼らを倒し、レンフィールドと共に旅立つ。
現在、ニューオーリンズ
支援グループの集会に参加したレンフィールドは、メンバーのケイトリン(ベス・ロウス)らのために解決策として、ドラキュラに彼女らを捧げようとする。
犯罪組織ロボ・ファミリーの暗殺者アパッチジョーに襲われたレンフィールドだったが、それを撃退する。
ファミリーのボス、ベラフランチェスカ・ロボ(ショーレ・アグダシュルー)の息子テッドワード(ベン・シュワルツ)は、アパッチジョーが殺されたことを知り、その場から逃げる。
テッドワードは、警察官レベッカ・クインシー(オークワフィナ)とクリス・マルコス(エイドリアン・マルティネス)の飲酒検問から逃れようとするものの逮捕される。
ドラキュラは、レンフィールドが食料として連れてきた犯罪者たちの死体では満足できず、純粋な血が欲しいと言って不満を訴え、彼を傷つける。
テッドワードは釈放されてしまい、憤慨するレベッカは、FBI捜査官である妹のケイト(カミール・チェン)と話すものの、納得することはできなかった。
クリスと共に犯行現場に向かったレベッカは、その場でレストラン”ミュレーツ”のペンを見つけて、その場に向かう。
ミュレーツにいたレンフィールドは、現れたチアリーダーたちに目をつけて近づくが、そこにレベッカとクリスが現れる。
さらに、レベッカの命を狙うテッドワードらが店を襲撃する。
テッドワードはレベッカに銃を向けるが、レンフィールドが加勢してギャングを撃退する。
テッドワードは逃走し、レベッカはレンフィールドに感謝し、彼をヒーローとして称える。
感激したレンフィールドは、ドラキュラの元に戻り、彼の血を求めるプランを聞き、我慢の限界をに達する。
レンフィールドは、支援グループのリーダー、マーク(ブランドン・スコット・ジョーンズ)やメンバーたちと話し、協力を求めるのだが・・・。


解説 評価 感想
“A spectacularly gory, neon-drenched modern horror-comedy masterpiece that ingeniously overhauls Universal’s classic 1931 monster infrastructure into a hilarious commentary on modern workplace toxicity and co-dependency, where Nicholas Hoult delivers a brilliantly vulnerable, high-octane performance as the bug-eating servant fighting to reclaim hisまっとうな (legitimate) autonomy amidst a flurry of beautifully choreographed, bone-crunching action.”
(ユニバーサル映画が誇る1931年の古典的モンスターのインフラ(基盤)を、現代の職場の有害性(パワハラ)と共依存に関する爆笑の批評へと見事にオーバーホールしてみせた、目を見張るほどゴア描写に満ち、ネオンに彩られた現代ホラー・コメディの傑作。ニコラス・ホルトが、美しく振り付けされた骨の砕けるようなアクションの嵐の中で、自らのまっとうな主体性(自由)を取り戻すために奮闘する、虫喰いの従者としての見事なまでに脆く、高オクターブな演技を披露している。)

1897年に発表された、ブラム・ストーカーの小説”吸血鬼ドラキュラ”を基に製作された作品。

トゥモロー・ウォー」(2021)、「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」(2023)などのクリス・マッケイが製作を兼ねて監督し、主演はニコラス・ホルトニコラス・ケイジオークワフィナベン・シュワルツショーレ・アグダシュルーエイドリアン・マルティネス他共演のコメディ・ホラー。

魅力的なキャスティング、古典的なホラーと現代の融合という設定は興味深いが、それを活かしきれなかったクリス・マッケイの演出はやや残念。

一般にはまずまず受けたものの、批評家の評価は平均点以下というところで、製作費に6500万ドルかけた本作は、北米興行収入は約1700万ドル、全世界では約2600万ドルに終わる大失敗作となった。

子役から成長し、様々な役柄をこなすようになった、主人公のレンフィールドを演ずるニコラス・ホルトは、かつてのハリウッド・スターと同じく、精悍な顔立ちだけで人々の心を捉えられるいい役者になった。

そして期待の、ドラキュラ伯爵を演ずるニコラス・ケイジは、ファンを満足させるに十分な、かつての彼を彷彿させる怪演を見せてくれる。
翌年の「ロングレッグス」(2023)でシリアルキラーを演ずる彼の演技も注目だが、特殊メイクで素顔が本人らしくないため、本作は正に”ニコラス・ケイジ”そのものであり、作品の内容が違うので比較はできないものの、個人的には本作の彼の演技の方が好みだ。

ハリウッド的女優のイメージからはかけ離れているオークワフィナだが、主人公2人にまったく引けを取らない存在として、市警の警官を熱演している。

マフィアのボスの息子ベン・シュワルツ、その母親であるファミリーのボス、ショーレ・アグダシュルーなどが共演している。


モバイルバージョンを終了