ライバルの出現により仕事や夫婦関係に迷いが生じる航空管制官の日常をコミカルに描く、監督マイク・ニューウェル、主演ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ブランシェット他共演のコメディ・ドラマ。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:マイク・ニューウェル
製作総指揮
アラン・グリーンスパン
マイケル・フリン
製作:アート・リンソン
脚本
グレン・チャールズ
レス・チャールズ
ダーシー・フレイ
撮影:ゲイル・タタソール
編集:ジョン・グレゴリー
音楽
アン・ダドリー
クリス・シーフリード
出演
ニック”ザ・ゾーン”ファルゾーン:ジョン・キューザック
ラッセル・ベル:ビリー・ボブ・ソーントン
メアリー・ベル:アンジェリーナ・ジョリー
コニー・ファルゾーン:ケイト・ブランシェット
バリー・プロトキン:ジェイク・ウェバー
エド・クラベス:カート・フラー
ティナ・リアリー:ヴィッキー・ルイス
パット・フィーニー:マイケル・ウィリス
ロン・ヒューイット:マット・ロス
レオ・モートン:ジェリー・グレイソン
ピート:マイク・オマリー
トム:ニール・クローン
Dr.フリーズ:ジョン・キャロル・リンチ
アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1999年製作 124分
公開
北米:1999年4月23日
日本:2000年1月22日
製作費 $38,000,000
北米興行収入 $8,406,260
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
終端レーダー誘導管制(TRACON)のNo.1管制官を自負するニック”ザ・ゾーン”ファルゾーン(ジョン・キューザック)は、仕事を終え帰宅する。
子供のことで学校に呼ばれていた妻コニーだったが、それを後回しにしてニックと愛し合ってしまう。
ある日、新入りとして、風変わりな男ラッセル・ベル(ビリー・ボブ・ソーントン)が管制官に試験採用される。
ニックは、同僚のバリー・プロトキン(ジェイク・ウェバー)、エド・クラベス(カート・フラー)、ティナ・リアリー(ヴィッキー・ルイス)、ロン・ヒューイット(マット・ロス)らと、仕事の帰りに飲みに行くためラッセルも誘う。
一応、仲間達と親交を持った凄腕だというラッセルは、ニックにライバル心を燃やす。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
航空管制官ニック・ファルゾーンは、自他共に認める、終端レーダー誘導管制(TRACON)のNo.1だった。
試験採用された風変わりな男ラッセルは、そんなニックをライバル視する。
ニックは、美しい妻コニーがいながら、ラッセルの妻メアリーの魅力に惹かれ、彼女と愛し合ってしまう。
今回限りのことにした二人だったが、メアリーはそれをラッセルに話してしまう。
焦ったニックを尻目に、意外にも冷静なラッセルは、コニーに魅力を感じると、意味深な言葉で牽制する。
その後ニックは、ラッセルとコニーの間を疑うものの、逆に自分の浮気が知られ、夫婦間に亀裂が入ってしまう・・・。
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コメディ・タッチであるため、それほど深く考えることもないが、思わず、空路でニューヨークには行きたくなくなってしまうほど、危険な仕事への緊張感のない管制官に、冷や冷やしてしまう。
それが原因だったのか、公開1ヶ月で拡大公開は終了し、北米興行収入はわずか800万ドル強という信じ難い結果に終わってしまった。
今観ると、豪華なキャスティングが注目で、既に活躍していたジョン・キューザックとビリー・ボブ・ソーントンに加え、いよいよハリウッドでトップの実力派となるアンジェリーナ・ジョリーとケイト・ブランシェットらの競演が見所だ。
アンジェリーナ・ジョリーは、同年12月に公開される「17歳のカルテ」(1999)で、アカデミー助演賞を受賞した。
本作では、魅力的ではあるが脇役であることに違いなく、後半では姿を消してしまうのが寂しい。
混乱する空の状況を見事にコントロールするNo.1管制官を熱演するジョン・キューザック、その妻ケイト・ブランシェット、風変わりな凄腕の管制官ビリー・ボブ・ソーントン、その妻アンジェリーナ・ジョリー、管制官仲間のジェイク・ウェバー、カート・フラー、ヴィッキー・ルイス、マット・ロス、ニール・クローン、マイク・オマリー、上司のマイケル・ウィリスとジェリー・グレイソン、ストレスで休養中の管制官のジョン・キャロル・リンチなどが共演している。