| メキシコ統治下のカリフォルニアの運命と愛が交錯するアクション・アドベンチャー。 監督アルフレッド・L・ワーカー、主演マリア・モンテス、ロッド・キャメロン、ギルバート・ローランド他共演。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:アルフレッド・L・ワーカー
製作:ポール・マルヴァーン
原作
エドワード・ロウ
ブラッドフォード・ロープス
脚本
サム・ヘルマン
マーガレット・ビュエル・ワイルダー
撮影
W・ハワード・グリーン
ハリー・ハレンバーガー
ハル・モール
編集:ラッセル・F・シェーンガース
音楽:ミルトン・ローゼン
出演
マルゲリータ・ノヴァロ:マリア・モンテス(婚約者の元に向かう貴婦人)
フィリップ・ケント:ロッド・キャメロン(マルゲリータに惹かれる武器商人)
ピオ軍曹:ミハイル・ラズムニー(フィリップの部下)
デ・ロハ少佐:ギルバート・ローランド(軍指揮官である王党派)
セニョリータ・デ・ソラ:ゲイル・ソンダーガード(マルゲリータの叔母である知事夫人)
デ・ソラ知事:ロバート・ワーウィック
カルロス・オルテガ中尉:フィリップ・リード(マルゲリータの婚約者であるフィリップの友人)
ゴマラ軍曹:マイケル・ラフェット(デ・ロハの部下)
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1947年製作 77分
公開
北米:1947年12月1日
日本:未公開
■ ストーリー ■
1840年代。
メキシコ共和国は、統治下にあったカリフォルニアで、王党派の海賊との戦いを繰り広げていた。
武器商人のフィリップ・ケント(ロッド・キャメロン)は、ピオ軍曹(ミハイル・ラズムニー)らと共に、メキシコシティからカリフォルニアへ向かい、現地の兵士のために銃を輸送していた。
ロサンゼルスに着いたフィリップは、暴走する馬車が脱輪したのを目撃してその場に向かう。
フィリップとピオは、貴婦人のマルゲリータ・ノヴァロ(マリア・モンテス)とメイドのフィロメナを助ける。
美しいマルゲリータに惹かれたフィリップだったが、北に向かう駅馬車に乗り遅れた彼女らを、任務のことを忘れて自分たちに同行させようとするピオを制止する。
フィリップは、貴族には共和国の裏切り者がいるとピオに話し警戒する。
荷馬車を手に入れたフィリップは、何者かが荷物を探りに来て部下が襲われたために、王党派に正体が知られたと考え、直ちに出発する。
荷馬車に隠れていたマルゲリータとフィロメナは、野営地で姿を現し、フィリップらを驚かせる。
2人に積荷のことを知られ、スパイかもしれないと考えるフィリップは警戒する。
フィロメナに惹かれたピオは、2人を歓迎して食事を与える。
フィリップは、他にも侵入者がいないかピオに調べさせる。
2人が北に向かいたいだけなら楽しい旅になるかも知れないと考えたフィリップは、美しいマルゲリータと親交を深めながらサンタバーバラへ向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Through the treacherous passes of Monterey, I will deliver these guns for California’s freedom, even if it means confronting the shadow of the woman I love.”
(モントレーの険しい峠を越えて、私はカリフォルニアの自由のためにこの銃火器を届けてみせる。それが例え、愛する女性の背後に潜む影(陰謀)と対決することを意味するとしてもだ。)
「夜歩く男」(1948)などのアルフレッド・L・ワーカーが監督し、主演はマリア・モンテス、ロッド・キャメロン、ギルバート・ローランド他共演のウエスタン・アドベンチャー。
メキシコ共和国統治下のカリフォルニアを舞台に、武器商人と貴婦人の愛と反乱の陰謀が渦巻くアクション・アドベンチャーとしてまずまず楽しめる作品。
西部劇と活劇タッチのアクションやコミカルなシーンと共に、警戒しながら惹かれ合う主人公らの愛が展開する内容など、アルフレッド・L・ワーカーのシャープな演出も見どころの作品。
結婚を控える女性にしては、やや女盛りが過ぎてしまった感があるマリア・モンテスだが、テクニカラーに映える彼女の美しさは際立ち、共演のロッド・キャメロンは、武器を輸送する任務を遂行しようとしながらも、ヒロインと惹かれ合う男を熱演している。
王党派のスパイとして反乱に手を貸す軍指揮官のギルバート・ローランド、全編で笑いを誘うフィリップ(ロッド・キャメロン)の部下ミハイル・ラズムニーの好演は注目だ。
