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殺し屋の罠にはまった刑事の戦いを描く、監督Ｊ・リー・トンプソン、主演チャールズ・ブロンソン、キャスリーン・ウィルホイト、キャリー・スノッドグレス、ロバート・F・ライオンズ、リチャード・ロマナス他共演の犯罪アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：Ｊ・リー・トンプソン
製作：パンチョ・コーナー
製作総指揮
ヨーラン・グローバス
メナハム・ゴーラン
脚本：ゲイル・モーガン・ヒックマン
撮影：アレックス・フィリップスJr.
編集
ピーター・リー・トンプソン
チャールズ・シモンズ
音楽
マーク・ドナヒュー
ヴァレンタン・マッカラム
出演
ジャック・マーフィ：チャールズ・ブロンソン
アラベラ・マギー：キャスリーン・ウィルホイト
ジョーン・フリーマン：キャリー・スノッドグレス
アート・ペニー：ロバート・F・ライオンズ
フランク・ヴィンチェンゾ：リチャード・ロマナス
ジャン・マーフィ：エンジェル・トンプキンス
ベン・ウィルコーヴ：ビル・ヘンダーソン
エド・ライニキー：ジェームズ・ルイジ
ナックマン警部補：クリフォード・A・ピロー
ラヴェル医師：ジャネット・マクラクラン
キャメロン：ローレンス・ティアニー
カール：ジョセフ・ローマン ストリップバーのマネージャー
アメリカ 映画
配給 キャノン・フィルムズ
1986年製作 100分
公開
北米：1986年4月18日
日本：1987年8月29日
製作費 $6,000,000
北米興行収入 $9,947,630
■ ストーリー ■
ロサンゼルス。
自堕落な市警の刑事ジャック・マーフィ（チャールズ・ブロンソン）は、自分のキャリアが行き詰まっていると感じ、酒に溺れることが多かった。
アラベラ・マギー（キャスリーン・ウィルホイト）に車を盗まれたマーフィは、彼女を追い詰めるものの逃げられてしまう。
同僚のアート・ペニー（ロバート・F・ライオンズ）からの連絡で殺人現場に呼び出されたマーフィは、マフィアのボス、フランク・ヴィンチェンゾ（リチャード・ロマナス）の弟トニーの女テリー・カプランが殺されたことを知る。
フランクの元に向かったマーフィは、トニーの居場所は知らないと言う彼を牽制する。
元受刑者のジョーン・フリーマン（キャリー・スノッドグレス）は、私立探偵のキャメロン（ローレンス・ティアニー）から、あるリストを受け取り彼を殺す。
帰宅したマーフィは、ストリッパーになった妻ジャン（’エンジェル・トンプキンス）との離婚が成立したことを、届いた書類で知る。
マーフィに電話をかけたフリーマンは、殺すと伝えて彼を監視する。
翌日、警察署で同僚のエド・ライニキー（ジェームズ・ルイジ）と揉めたマーフィは、上司であるナックマン警部補（クリフォード・A・ピロー）に、乱れている生活状況を非難される。
その後マーフィは、トニーが空港にいることを知り、その場に急行して、銃を発砲した彼を射殺する。
トニーの葬儀を済ませたフランクは、仇を討つことを母に約束する。
ストリップバーに向かったマーフィはジャンに会い、その後、彼女とマネージャーのカール（ジョセフ・ローマン）が乗った車を尾行する。
翌日、街でアラベラを見つけたマーフィは、彼女を捕えて逮捕する。
フリーマンは、その夜もジャンの店に行ったマーフィを車の中で待伏せして、後頭部を殴り気絶させる。
店を出たジャンとカールを追ったフリーマンは、マーフィの拳銃で2人を射殺する。
目撃者の証言でマーフィ容疑者となり、エドが彼を捕えて署に連行する。
留置場に入れられたマーフィは、アラベラと手錠でつながれる。
その場で騒ぎを起こしたマーフィは、隙を見て看守を殴り倒し、アラベラと共に逃走するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
6作目のコンビとなる監督Ｊ・リー・トンプソンと主演チャールズ・ブロンソンの作品で、キャスリーン・ウィルホイト、キャリー・スノッドグレス、ロバート・F・ライオンズ、リチャード・ロマナスなどが共演している。
殺し屋の罠にはまった刑事の戦いを描く犯罪アクション。
内容的には平凡な作品だが、すべてに行き詰まり反社会的でもある暴力的な刑事を演ずるチャールズ・ブロンソンの魅力だけでファンは満足であり、主人公と行動を共にする小悪党を演ずるキャスリーン・ウィルホイトとの絡みも面白い。
また、主人公に恨みを持ち罠にはめるキャリー・スノッドグレスの冷酷な女殺し屋の演技も見ものだ。
主人公の同僚ロバート・F・ライオンズ、同じく同僚だがマフィアと関係していたジェームズ・ルイジ、マフィアのボス、リチャード・ロマナス、主人公の妻エンジェル・トンプキンス、主人公の元同僚である友人ビル・ヘンダーソン、主人公の上司である警部補クリフォード・A・ピロー、殺し屋に殺害される精神科医ジャネット・マクラクラン、殺し屋に射殺される私立探偵のローレンス・ティアニー、ストリップバーのマネージャー、ジョセフ・ローマンなどが共演している。
