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パーキントン夫人 Mrs. Parkington (1944)

貧しい身の上から野心家の男性と生きた富豪夫人の波乱の人生を描く、監督テイ・ガーネット、主演グリア・ガーソンウォルター・ピジョンエドワード・アーノルドアグネス・ムーアヘッド他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:テイ・ガーネット
製作:レオン・ゴードン
原作:ルイス・ブロムフィールド”Mrs. Parkington”
脚本
ロバート・ソーレン
ポリー・ジェームズ
撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ
編集:ジョージ・ボエムラー
音楽:ブロニスラウ・ケイパー

出演
スージー・パーキントン:グリア・ガーソン
オーガスタス・パーキントン少佐:ウォルター・ピジョン
エイモリー・スティルハム:エドワード・アーノルド
アスパシア・コンティ男爵夫人:アグネス・ムーアヘッド
プリンス・オブ・ウェールズ(後のエドワード7世):セシル・ケラウェイ
ノラ・エブスワース:タラ・ビレル
アリス/ブランクール公爵夫人:グラディス・クーパー(旧姓パーキントン)娘
ジェーン・スティルハム:フランシス・ラファティ 孫
ネッド・タルボット:トム・ドレイク
ジャック・スティルハム:ダン・デュリエ 孫
ヘレン・スティルハム:ヘレン・フリーマン(旧姓パーキントン)娘
マデリン・スワン:リー・パトリック(旧姓パーキントン)孫
アル・スワン:ロッド・キャメロン 牧場主
ソーンリー卿:ピーター・ローフォード
ジョン・マーベイ:ヒュー・マーロウ
シニョール・チェッリーニ:フォーチュニオ・ボナノヴァ
マティ・トゥルーソン:セレナ・ロイル 使用人
ハンフリー:ハリー・コーディング
エルンスト:ハンス・コンリード
テイラー:ジェラルド・オリバー・スミス 執事
ジェームズ:ゴードン・リチャーズ
マクタビッシュ大尉:ウォリス・クラーク(クレジットなし)
炭鉱夫:アル・ファーガソン(クレジットなし)
ノーマン・ヴァンス:バイロン・フォルガー(クレジットなし)作家
ヘリック博士:ハワード・ヒックマン(クレジットなし)
フットマン:ブランドン・ハースト(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 MGM
1944年製作 124分
公開
北米:1944年10月12日
日本:1948年11月16日
製作費 $1,574,000


アカデミー賞
第17回アカデミー賞
・ノミネート
主演女優賞(グリア・ガーソン
助演女優賞(アグネス・ムーアヘッド


ストーリー
1938年、ニューヨーク、クリスマス・イヴ。
投資家で大富豪のオーガスタス・パーキントン少佐(ウォルター・ピジョン)の未亡人であるスージー(グリア・ガーソン)の元に、親戚が集まる。
娘のアリス/ブランクール公爵夫人(グラディス・クーパー)、孫娘のマデリン・スワン(リー・パトリック)と夫で牧場主のアル(ロッド・キャメロン)、孫娘のヘレン・スティルハム(ヘレン・フリーマン)と夫でオーガスタスの事業を継ぐエイモリー(エドワード・アーノルド)、その息子ジャック(ダン・デュリエ)が到着する。
そこにスージーが現れ、溺愛する孫娘で、エイモリーとヘレンの娘ジェーン(フランシス・ラファティ)がいないことを気にする。
訪ねて来た作家のノーマン・ヴァンス(バイロン・フォルガー)と話したスージーは、パーキントン家の歴史が書かれた新書を渡される。
家族との食事後に部屋に戻ったスージーは、ヴァンスの著書に目を通しながら、事故死したオーガスタスのことを想う。
そこにジェーンが現れ、スージーは、別れを告げに来たと言う彼女が、恋人とのことで悩んでいることに気づく。
ジェーンは、恋人のネッド・タルボット(トム・ドレイク)が、エイモリーの会社で働く、勉強熱心で野心家だが貧しい青年だと話し、彼の魅力をスージーに伝える。
結婚に反対しないスージーは、家柄や財産に興味がないネッドが、家族とは離れていたい考えだということをジェーンから知らされる。
ネッドに会ってみたいうとジェーンに伝えたスージーは、彼女が去る姿を見つめながら、同じ様な気持ちになったことがある過去を思い出す・・・。


解説 評価 感想

1943年に発表された、ルイス・ブロムフィールドの小説”Mrs. Parkington”を基に製作された作品。

サイレント時代から活躍した「妖花」(1940)などのテイ・ガーネットが監督し、主演はグリア・ガーソンウォルター・ピジョンエドワード・アーノルドアグネス・ムーアヘッドなどが共演した作品。

貧しい身の上から野心家の男性と生きた富豪夫人の波乱の人生を描くドラマ。

夫婦役として名コンビでもある、グリア・ガーソンウォルター・ピジョンが共演した9作のうちの4作目。

第17回アカデミー賞では、主演女優賞(グリア・ガーソン)、助演女優賞(アグネス・ムーアヘッド)にノミネートされた。

主演のグリア・ガーソンは、炭鉱の町で暮らす下宿の経営者の娘から富豪夫人となった女性を見事に演じている。

主人公の夫で、破天荒な人生を送る投資家ウォルター・ピジョン、その孫娘の夫で家族の事業を受け継ぐエドワード・アーノルド、オーガスタス(ウォルター・ピジョン)の女友達で主人公と親交を深める男爵夫人アグネス・ムーアヘッドプリンス・オブ・ウェールズ(後のエドワード7世)のセシル・ケラウェイ、オーガスタスがイギリスで関係する女性タラ・ビレル、主人公の娘である公爵夫人グラディス・クーパー、エイモリー(エドワード・アーノルド)の娘で、主人公が溺愛する曾孫フランシス・ラファティ、その恋人トム・ドレイク、エイモリーの息子ダン・デュリエ、その母親である主人公の孫ヘレン・フリーマン、主人公の孫リー・パトリック、その夫である牧場主ロッド・キャメロン、オーガスタスがイギリスで親交を深める青年貴族ピーター・ローフォード、弁護士のヒュー・マーロウ、パーティーに招かれる歌手のフォーチュニオ・ボナノヴァ、ピアニストのハンス・コンリード、主人公が信頼する使用人マティー・トゥルーソン:セレナ・ロイル、執事のジェラルド・オリバー・スミスゴードン・リチャーズ、炭鉱夫のハリー・コーディングアル・ファーガソン、パーキントン家の著書を執筆した作家バイロン・フォルガー、医師のハワード・ヒックマン、他ブランドン・ハーストウォリス・クラークなどが共演している。


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