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ムーンフリート Moonfleet (1955)

孤児と密輸団の首領が絆を深める影と秘密に満ちたアドベンチャー!
監督フリッツ・ラング、主演スチュワート・グレンジャージョージ・サンダースジョーン・グリーンウッドヴィヴェカ・リンドフォースジョン・ホワイトリー他共演のアドベンチャー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:フリッツ・ラング
製作:ジョン・ハウスマン
原作:J・ミード・フォークナーMoonfleet
脚本
ジャン・ラスティグ
マーガレット・フィッツ
撮影:ロバート・プランク
編集:アルバート・アクスト
音楽:ミクロス・ローザ

出演
ジェレミー・フォックス:スチュワート・グレンジャー(村の名士である密輸団の首領)
ジェームズ・アッシュウッド卿:ジョージ・サンダース(ジェレミーと手を組む友人)
レディ・クラリスタ・アッシュウッド:ジョーン・グリーンウッド(ジェームズの妻)
ミントン夫人:ヴィヴェカ・リンドフォース(ジェレミーの情婦)
ジョン・モフーン:ジョン・ホワイトリー(名家の末裔である少年)
ジプシー:リリアーネ・モンテヴェッキ(ジェレミーの女)
フェリックス・ラトシー:メルヴィル・クーパー(密輸団の一員)
エルゼヴィル・ブロック:ショーン・マクロリー(密輸団の一員)
グレニー牧師:アラン・ネイピア
マスキュー治安判事:ジョン・ホイト(ジェレミーの隣人)
グレース:ドナ・コーコラン(治安判事の姪)
デーメン:ジャック・イーラム(密輸団の一員)
マーリング:ゴードン・リチャーズ(密輸団の一員)
ジェイコブ:スケルトン・ナッグス(密輸団の一員)

アメリカ 映画
配給 MGM
1955年製作 87分
公開
北米:1955年6月24日
日本:1992年1月24日
製作費 $1,955,000


ストーリー
1757年10月、イングランド
かつての名家の末裔である少年ジョン・モフーン(ジョン・ホワイトリー)が、海岸の村ムーンフリートを訪れる。
墓地で怖いものを見て気を失ったジョンは、村人のフェリックス・ラトシー(メルヴィル・クーパー)らに捕らえられ、意識が戻った彼は、亡くなった母親オリヴィアの手紙を所持していた。
その内容は、ジェレミー・フォックス(スチュワート・グレンジャー)という人物を訪ねるようにという支持だった。
それを知ったジェレミーは、かつての恋人であるオリヴィアの息子ジョンが、モフーン家の継承者だということを確認するものの、彼が家名を継ぐことに興味はなかった。
ジェレミーは、ジョンを寄宿学校に入れようとするものの、ジョンは馬車から脱出する。
ジョンは、通りがかった治安判事マスキュー(ジョン・ホイト)の姪グレース(ドナ・コーコラン)に案内されて屋敷に戻る。
屋敷では、ジェレミーの情婦ミントン夫人(ヴィヴェカ・リンドフォース)、ジェームズ・アッシュウッド卿(ジョージ・サンダース)その妻クラリスタ(ジョーン・グリーンウッド)らを招いて祝宴が開かれていた。
ジョンが戻ったことを知ったジェレミーは、年齢にしては逞しい彼が気に入り、屋敷に滞在させることにする。
翌日ジョンは、訪ねて来たグレースから、墓地やダイヤモンドを奪った赤ひげの話を聞く。
グレースと共に教会に向かったジョンは、グレニー牧師(アラン・ネイピア)の説教を聞き、先祖が、王室の役人でありながら国王を裏切り、ダイヤモンドに目がくらんで亡くなったことを知る。
グレニー牧師と話したジョンは、一人で墓地を通って帰ることになり、誤って地下に落ちてしまう。
ジョンは、そこに現れた一員やジェレミーが、密輸団の首領であることを知ってしまう・・・。


解説 評価 感想
“Imbued with Fritz Lang’s signature gothic shadowplay and cinematic precision, Moonfleet elevates a classic swashbuckling tale into a haunting, visually stunning meditation on greed, moral redemption, and unexpected paternal love.”

(フリッツ・ラング監督ならではのゴシックな影の演出と映画的精密さに満ちた『ムーンフリート』は、古典的な冒険物語を、強欲、道徳的救済、そして思いがけない父性愛をめぐる、心に残る美しい視覚的瞑想へと昇華させている。)

1898年に発表された、J・ミード・フォークナーの小説”Moonfleet”を基に製作された作品。

暗黒街の弾痕」(1937)、「飾窓の女」(1944)、「緋色の街/スカーレット・ストリート」(1945)などのフリッツ・ラングが監督し、主演はスチュワート・グレンジャージョージ・サンダースジョーン・グリーンウッドヴィヴェカ・リンドフォースジョン・ホワイトリー他共演のアドベンチャー。

自分のルーツである場所を訪れた少年を熱演するジョン・ホワイトリーを中心に描く物語であり、彼に無関心ながらも、不道徳な村の名士を人間味溢れる役柄で好演するスチュワート・グレンジャーが、貴族と手を組んだ密輸団の首領だったという設定も実に面白い。

光と影を自在に操るフリッツ・ラングの演出が見どころの作品で、密輸団がたむろする陰鬱な居酒屋や、陰謀の巣である地下のセットとは対照的な華やかな祝宴と共に、開放感のある海岸線の攻防など、シネマスコープを活かした映像も注目だ。

主人公と手を組む貴族ジョージ・サンダース、その妻で主人公と微妙に関係するジョーン・グリーンウッド、主人公の情婦ヴィヴェカ・リンドフォースなどが共演している。


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