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定期船の密航者4人がギャングと関係しながら巻き起こす騒動を描く、監督ノーマン・Ｚ・マクロード、主演グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、ゼッポ・マルクス、テルマ・トッド、ハリー・ウッズ、ルース・ホール、ロックリフ・フェロウズ他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督：ノーマン・Ｚ・マクロード
製作：ハーマン・J・マンキーウィッツ
原作
S・Ｊ・ペレルマン
ウィル・Ｂ・ジョンストン
脚本：アーサー・シークマン
撮影：アーサー・L・トッド
音楽：ジョン・レイポルド
出演
グルーチョ：グルーチョ・マルクス
ハーポ：ハーポ・マルクス
チコ：チコ・マルクス
ゼッポ：ゼッポ・マルクス
J・J”ビッグ・ジョー”ヘルトン：ロックリフ・フェロウズ
アルキー・ブリッグス：ハリー・ウッズ
ルシール・ブリッグス：テルマ・トッド
メアリー・ヘルトン：ルース・ホール
ギブソン：トム・ケネディ
マダム・スウェンプスキー：セシル・カニンガム
エミリー：シャーロット・ミノー
シュマルハウゼン夫人：マキシン・キャッスル
船の理髪師：ロルフ・セダン
ネイリスト：エヴリン・ピアース
デッキチェアの男性：ビリー・ブレッチャー
パーティーでインディアンの衣装を着た男性の妻：ベス・フラワーズ
パーティーのゲスト：シリル・リング
コルコラン船長：ベン・タガート
パスポート担当員：デイヴィソン・クラーク
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1931年製作 78分
公開
北米：1931年9月19日
日本：1932年2月18日
■ ストーリー ■
アメリカ行きの定期船。
4人の密航者グルーチョ（グルーチョ・マルクス）、ハーポ（ハーポ・マルクス）、チコ（チコ・マルクス）、ゼッポ（ゼッポ・マルクス）は、貨物室の木製の樽に隠れていた。
その報告を受けたコルコラン船長（ベン・タガート）は、一等航海士のギブソン（トム・ケネディ）に、4人を捕まえるよう指示する。
ギブソンに見つかった4人は貨物室から逃亡する。
グルーチョとチコは、船長室で、クローゼットに船長を閉じ込めてランチを食べていたが、ギブソンに見つかる。
ゼッポは、美しい女性と仲良くなり、ハーポは、遊戯室でギブソンと船長に見つかるものの、その場から逃げる。
理髪室に逃げ込んだハーポは、その場に居たチコと共に理髪師に扮し、密航者を捜しに来た船員の口ひげを剃ってしまう。
ギブソンに見つかりそうになったグルーチョは、ギャングのアルキー・ブリッグス（ハリー・ウッズ）とその妻ルシール（テルマ・トッド）の個室に侵入し、クローゼットに隠れる。
アルキーは出て行き、それが気に入らないルシールは、隠れていたグルーチョと意気投合する。
ルシールと楽しい時間を過ごしていたグルーチョは、戻ったアルキーに脅される。
度胸があり図々しいグルーチョに感心したアルキーは、彼と現れたゼッポを雇い、敵対するギャング、J・J”ビッグ・ジョー”ヘルトン（ロックリフ・フェロウズ）に対抗しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
コメディを得意とするノーマン・Ｚ・マクロードが監督し、主演はグルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、ゼッポ・マルクス、テルマ・トッド、ハリー・ウッズ、ルース・ホール、ロックリフ・フェロウズなどが共演した作品。
定期船の密航者4人がギャングと関係しながら巻き起こす騒動を描くコメディ。
マルクス兄弟にとっては3作目の映画で、ブロードウェイの原案ではなく、オリジナル脚本で作られた最初の作品。
テンポの良い、抱腹絶倒のナンセンスギャグの連続で展開する本作は高い評価を得て、最高傑作の呼び声も高い。
定期船の密航者で、ギャングと関り騒動を巻き起こすグルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、ゼッポ・マルクス、主人公らと関わるギャングのボス、ロックリフ・フェロウズ、彼に対抗するギャングのハリー・ウッズ、その妻テルマ・トッド、ヘルトン（ロックリフ・フェロウズ）の娘でゼッポと惹かれ合う仲になるルース・ホール、密航者4人に翻弄される一等航海士トム・ケネディ、船上でインタビューを受けるオペラ歌手セシル・カニンガム、不倫する女性シャーロット・ミノー、オペラ歌手マキシン・キャッスル、船の理髪師ロルフ・セダン、ネイリストのエヴリン・ピアース、デッキチェアの男性ビリー・ブレッチャー、パーティーでインディアンの衣装を着た男性の妻ベス・フラワーズ、パーティーのゲスト、シリル・リング、船長のベン・タガート、パスポート担当員のデイヴィソン・クラークなどが共演している。
