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虐殺の河 Massacre River (1949)

先住民の居住区の境界線を監視する騎兵隊将校と酒場の権利を持つ女生との関係を描く、監督ジョン・ロウリンズ、主演ガイ・マディソンロリー・カルホーン他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ロウリンズ
製作
ジュリアン・レッサー
フランク・メルフォード
原作:ハロルド・ベル・ライト”When a Man’s a Man”
脚本:ルイス・スティーヴンス
撮影:ジャック・マッケンジー
編集:リチャード・カフーン
音楽
リュシエン・モラウィック
ジョン・レイポルド

出演
ラリー・ナイト中尉:ガイ・マディソン
フィル・アクトン中尉:ロリー・カルホーン
ランディ・リード少尉:ジョニー・サンズ
ジェームズ・リード大佐:アート・ベイカー
ローラ・ジョーダン:キャロル・マシューズ
キティ・リード:キャシー・ダウンズ
ジョナンセン軍曹:エモリー・パーネル
バーク・キンバー:スティーヴ・ブロディ
酋長イエローストーン:アイアン・アイズ・コーディ
ジョー:エディ・ウォーラー
シムズ:ダグラス・フォーリー

アメリカ 映画
配給 アライド・アーティスツ
1949年製作 78分
公開
北米:1949年6月26日
日本:1952年8月21日


ストーリー
先住民の居住区で、条約を破った開拓民がバッファロー狩りなどをする問題が起きていた。
守備連隊の指揮官ジェームズ・リード大佐(アート・ベイカー)は、友好的な部族の酋長イエローストーン(アイアン・アイズ・コーディ)に、居住区の侵害を阻止することを約束する。
そこに、中尉(ロリー・カルホーン)とラリー・ナイト中尉(ガイ・マディソン)が部隊と共に偵察から戻り、先住民が白人を殺害したことをリードに報告する。
リードは酋長の責任を追及するが、イエローストーンは、若者が起こした行動に責任はとれないと伝えてその場を去る。
下士官出身のラリー、東部の名門出身のフィル、リードの息子で士官学校を卒業したばかりのランディ少尉(ジョニー・サンズ)は親友同士だった。
ラリーとフィルはランディの姉キティ(キャシー・ダウンズ)を愛していた。
しかし、キティはラリーを選んで婚約し、フィルとランディは2人を祝福する。
駅馬車で戻ったジョナンセン軍曹(エモリー・パーネル)が、ローラ・ジョーダン(キャロル・マシューズ)という女性のバッグを間違えて持ち帰ってしまう。
ラリーとフィルは、リードから新たに偵察区域を割り当てられ、ジャクソンに拠点を設置することになる。
事務仕事から偵察隊に加わったエディを従えるフィルは、ラリーと共に、ジョナンセンから預かったバッグをローラに渡す。
酒場の経営者バーク・キンバー(スティーヴ・ブロディ)は、町に戻ったローラから、店の権利の半分を要求される。
それに納得しないバークだったが、ローラが呼んだ弁護士と連邦保安官から、権利は正当なものだと言われたために困惑する。
先住民との戦闘でランディが負傷し、彼を町に運んだラリーは、治療してくれたローラに感謝しする。
ラリーは、店の権利のことでバークと揉めているローラのことが気になる存在となり、2人は惹かれ合うようになるのだが・・・。


解説 評価 感想
1916年に発表された、ハロルド・ベル・ライトの著書”When a Man’s a Man”を基に製作された作品。

編集技師としても活躍し、様々なジャンルの作品を手がけたジョン・ロウリンズが監督し、主演はガイ・マディソンロリー・カルホーンなどが共演した作品。

先住民の居住区の境界線を監視する騎兵隊将校と酒場の権利を持つ女生との関係を描く西部劇。

軍人として将来有望であり、両家の娘と婚約した騎兵隊将校が、ある女性との出会いで人生が一変してしまう内容は実に興味深い。

婚約者がいる身でありながら、ある女性との出会いですべてを失いかけるものの、新たな人生を歩むことになる騎兵隊将校ガイ・マディソン、彼の親友である将校のロリー・カルホーン、2人の友人である連隊指揮官の息子ジョニー・サンズ、その父親である連隊指揮官である大佐アート・ベイカー、主人公と惹かれ合う女性キャロル・マシューズ、大佐の娘である主人公の婚約者キャシー・ダウンズ、軍曹のエモリー・パーネル、ローラと酒場の経営権で揉めるスティーヴ・ブロディ、先住民の酋長アイアン・アイズ・コーディ、バーテンダーのエディ・ウォーラー、ギャンブラーのダグラス・フォーリーなどが共演している。


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