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リトル・ネリー・ケリー Little Nellie Kelly (1940)

アイルランドからアメリカに移住した家族が巻き起こす騒動を描く、製作アーサー・フリード、監督ノーマン・タウログ、主演ジュディ・ガーランドジョージ・マーフィチャールズ・ウィニンガー他共演のミュージカル。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ミュージカル

ジュディ・ガーランド / Judy Garland / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ノーマン・タウログ
製作:アーサー・フリード
原案:ジョージ・M・コーハンLittle Nellie Kelly”(ミュージカル)
脚本:ジャック・マッゴーワン
撮影:レイ・ジューン
編集:フレデリック・Y・スミス
音楽
ロジャー・イーデンス
ジョージ・バスマン
ジョージ・ストール

出演
リトル・ネリー・ケリー:ジュディ・ガーランド
ネリー・ヌーナン・ケリー:ジュディ・ガーランド
ジェリー・ケリー:ジョージ・マーフィ
マイケル”マイク”ヌーナン:チャールズ・ウィニンガー
デニス・フォガティ:ダグラス・マクファイル
ティモシー・フォガティ:アーサー・シールズ
メアリー・フォガティ:リタ・ペイジ
モリアーティ:フォレスター・ハーヴィ
マクゴーワン巡査部長:ジェームズ・バーク
キーヴァン:ジョージ・ワッツ

アメリカ 映画
配給 MGM
1940年製作 98分
公開
北米:1940年11月22日
日本:未公開
製作費 $718,000


ストーリー
アイルランド
ネリー・ヌーナン(ジュディ・ガーランド)は、偏屈で酒浸りの父親マイケル”マイク”(チャールズ・ウィニンガー)と暮らしていた。
そんなマイクの扱いに苦労していたネリーは、恋人のジェリー・ケリー(ジョージ・マーフィ)がアメリカに移住を考えていることを知る。
ジェリーにプロポーズされたネリーは、マイクのことを心配しながらも、将来に希望を抱き彼との愛を確かめる。
翌朝、ネリーからそれを知らされたマイクは激怒し、訪ねて来たジェリーを追い払おうとする。
ネリーとジェリーがアメリカに行くつもりだと知ったマイクは、ジェリーを叩きのめそうとする。
マイクは、ネリーが考えを変えないために、帰るまでにジェリーを追い出せと言ってその場を去る。
その後ジェリーとネリーは、マイクの反対を押し切り結婚する。
それを知ったマイクは、教会に向かって神父と話し、ネリーとジェリーが結婚して家で待っていると言われショックを受ける。
帰宅したマイクはネリーとだけ話し、娘が自分のものでなくなったと言って悲しむ。
結婚だけは認めたマイクは、亡き妻が遺した60ポンドをネリーに渡し、渡米の無事を祈る。
ネリーから一緒にアメリカに行くことを提案されたマイクは、渋々それに同意し、ジェリーとは口をきかないことを誓い旅立つのだが・・・。


解説 評価 感想

1922年に上演された、ジョージ・M・コーハンのミュージカル”Little Nellie Kelly”を基に製作された作品。

製作アーサー・フリード、コメディを得意とする「少年の町」(1938)などのノーマン・タウログが監督し、主演はジュディ・ガーランドジョージ・マーフィチャールズ・ウィニンガーなどが共演した作品。

アイルランドからアメリカに移住した家族が巻き起こす騒動を描くミュージカルであり、アイルランド移民の苦労やその気質が全編で描かれる作品。

前年の「オズの魔法使」(1939)をはじめ、子役として一世を風靡したジュディ・ガーランドが、大人の女性を演ずる(主人公の母親と二役)ことが話題となった作品。

そのジュディ・ガーランドは、恋人と結婚しアメリカに渡ったアイルランド人とその娘を魅力的に演じ、もちろん見事な歌声も披露してくれる。

アメリカに移住して警察署長にまでなる主人公の父親ジョージ・マーフィ、主人公の偏屈な祖父を愉快に演ずるチャールズ・ウィニンガー、主人公の恋人ダグラス・マクファイル、その父親でアイルランド移民のアーサー・シールズ、その妻リタ・ペイジ、マイク(チャールズ・ウィニンガー)の友人フォレスター・ハーヴィ、巡査部長のジェームズ・バークニューヨークのバーのオーナー、ジョージ・ワッツなどが共演している。


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