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レッツ・ダンス Let’s Dance (1950)

コンビを解消したダンスパートナーの男女が巻き起こす騒動を描く、 監督ノーマン・Z・マクロード、主演ベティ・ハットンフレッド・アステアローランド・ヤングルース・ウォリック他共演のミュージカル・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:ノーマン・Z・マクロード
製作:ロバート・フェローズ
原作:モーリス・ゾロトフ”Little Boy Blue”
脚本
アラン・スコット
デイン・ラッシャー
撮影:ジョージ・バーンズ
編集:エルズワース・ホーグランド
音楽:ロバート・エメット・ドーラン

出演
キティ・マクニール:ベティ・ハットン
ドナルド・エルウッド:フレッド・アステア
エドマンド・ポールホイッスル:ローランド・ヤング
キャロラ・エヴェレット:ルース・ウォリック
セリーナ・エヴェレット:ルシール・ワトソン
リチャード・エヴェレット:グレゴリー・モフェット
ラリー・チャノック:バートン・マクレーン
ティモシー・ブライアント:シェパード・ストラドウィック
チャールズ・ワグスタッフ:メルヴィル・クーパー
マルセル:ハロルド・フーバー
マッケンジー判事:ジョージ・ズッコ
バブルス・マローン:ペギー・バドリー
エルシー:ヴァージニア・トーランド

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1950年製作 112分
公開
北米:1950年11月29日
日本:未公開


ストーリー
1944年、第二次大戦下、ロンドン
キティ・マクニール(ベティ・ハットン)とダンスパートナーのドナルド・エルウッド(フレッド・アステア)は、アメリカ軍兵士たちのために慰問公演を続けていた。
ドンは、ステージ上でキティとの婚約を発表してしまう。
それに不満なキティは、今はダンスに集中したいことをドナルドに伝えて、実は既に結婚していることを告白する。
キティは、相手がボストンの裕福な家庭出身のパイロット、リチャード・エヴェレットであることをドナルドに話す。
納得できないドナルドは、キティとのコンビを解消し、別れを告げてその場を去る。
1950年、ボストン
リチャードは戦闘で撃墜されて戦死し、彼の祖母セリーナ(ルシール・ワトソン)は、跡取りの孫リチャード・エヴェレット7世(グレゴリー・モフェット)の今後のことなどを、母親キティの考えをを無視して、弁護士のエドマンド・ポールホイッスル(ローランド・ヤング)とチャールズ・ワグスタッフ(メルヴィル・クーパー)と共に考える。
キティは、息子リチャードの親権をセリーナと争うことになる。
リチャードだけ引き取るつもりのセリーナは、一人で出て行くことをキティに指示する。
亡きリチャードの妹キャロラ(ルース・ウォリック)は、セリーナの考えに同意できず、ショックを受けて動揺するキティに同情する。
納得できないキティは、リチャードを連れてニューヨークに逃亡しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
コメディを得意とするノーマン・Z・マクロードが監督し、主演はベティ・ハットンフレッド・アステアローランド・ヤングルース・ウォリックなどが共演した作品。

コンビを解消したダンスパートナーの男女が巻き起こす騒動を描くミュージカル・コメディ。

当時のパラマウント最高のミュージカルスター、ベティ・ハットンフレッド・アステアの共演が話題になった作品ではあるが、彼女が、病気のジュディ・ガーランドの代役としてMGMに貸し出されて主演した、4か月前に公開された同年最高のヒット作「アニーよ銃をとれ」(1950)には遠く及ばない評価となってしまった作品。

彼女らいい溌溂とした演技で熱演する主演のベティ・ハットンは、息子を奪われるのを阻止しようとする母親を、フレッド・アステアは、コンビを解消したものの協力する、主人公の元ダンスパートナーを愉快に演じている。

主人公の亡き夫の家族の弁護士ローランド・ヤング、主人公の亡き夫の妹である協力者のルース・ウォリック、その祖母で、主人公を嫌い孫を奪おうとするルシール・ワトソン、主人公の息子グレゴリー・モフェット、ドナルド(フレッド・アステア)の友人で、主人公に協力するナイトクラブの経営者バートン・マクレーン、ドナルドの友人で主人公と婚約するシェパード・ストラドウィック、主人公の亡き夫の家族の弁護士メルヴィル・クーパー、ナイトクラブのシェフ、ハロルド・フーバー、判事のジョージ・ズッコ、ショーガールのペギー・バドリーとヴァージニア・トーランドなどが共演している。


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