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テロリストの陰謀に巻き込まれたアメリカ大統領とイギリス首相の戦いを描く、監督イリヤ・ナイシュラー、主演ジョン・シナ、イドリス・エルバ、プリヤンカー・チョープラー・ジョナス、パディ・コンシダイン、カーラ・グギノ、スティーブン・ルート他共演のアクション・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：イリヤ・ナイシュラー
製作
ピーター・サフラン
ジョン・リカード
原案：ハリソン・クエリ
脚本
ジョシュ・アペルバウム
アンドレ・ネメック
ハリソン・クエリ
撮影：ベン・デイヴィス
編集：トム・ハリソン＝リード
音楽：スティーヴン・プライス
出演
ウィル・デリンジャー・アメリカ大統領：ジョン・シナ
サム・クラーク・イギリス首相：イドリス・エルバ
ノエル・ビセット：プリヤンカー・チョープラー・ジョナス
ヴィクトル・グラドフ：パディ・コンシダイン
エリザベス・カーク：カーラ・グギノ
アーサー・ハモンド：スティーブン・ルート
マーティ・カマー：ジャック・クエイド
シモーヌ・ブラッドショー：サラ・ナイルズ
クインシー・ハリントン：リチャード・コイル
サーシャ：アレクサンドル・クズネツォフ
オルガ：カトリーナ・ダーデン
エージェント・クープ：シャールト・コプリー
キャット・デリンジャー：クレア・フォスター
アメリカ 映画
配給 アマゾン MGM スタジオ
2025年製作 113分
公開
北米：2025年7月2日
日本：2025年7月2日
■ ストーリー ■
スペイン、ブニョール。
トマト祭り”トマティーナ”で賑わう中、MI6の諜報員ノエル・ビセット（プリヤンカー・チョープラー・ジョナス）は、CIAと手を組みテレビ中継スタッフに扮して、ロシアの武器商人であるテロリストのヴィクトル・グラドフ（パディ・コンシダイン）を追っていた。
工作員のクープ（シャールト・コプリー）がグラドフらしき男を複数確認してノエルに知らせる。
一台のバンが現れ、クープが狙撃されて死亡し、他の工作員も殺され、罠だと気づいたノエルは作戦を中止する。
グラドフの部下オルガ「（カトリーナ・ダーデン）はCIAの監視車を襲い、ハッカーのアーサー・ハモンド（スティーブン・ルート）は、”エシュロン”にアクセスしてデータをダウンロードする。
襲われたノエルは敵を倒し、逃げようとするアーサーに銃を向けるものの、グラドフの部下サーシャ（アレクサンドル・クズネツォフ）に撃たれる。
息があったノエルは、屋上から監視していたグラドフの姿を確認して意識を失う。
ロンドン。
イギリス首相サム・クラーク（イドリス・エルバ）は、NATO首脳会議に出席する予定のアメリカ大統領ウィル・デリンジャー（ジョン・シナ）が、その途中で入国したことをニュースで知る。
支持率低下で苦境に立つクラークは、元俳優で人気者のデリンジャーを羨んでいた。
グラドフに関するスペインの件の報告を受けたデリンジャーとクラークは、共同で記者会見を開く。
2人は、記者からスペインの極秘任務の質問を受け、クラークはノーコメントだったが、デリンジャーは強硬手段で対抗すると答える。
会見後に、意見が合わないデリンジャーとクラークは対立するが、両国補佐官のシモーヌ・ブラッドショー（サラ・ナイルズ）とクインシー・ハリントン（リチャード・コイル）の意見を聞き入れ、協調関係を示すために、ワルシャワに共に向かうことになる。
フランス、コートダジュール。
デリンジャーとクラークはエアフォースワンで飛び立つが、機内に忍び込んでいたグラドフの部下が、制御室のスタッフを殺害する。
近づく未確認航空機に気づいたデリンジャーとクラークは警戒し、攻撃を受けた機体は制御不能となる。
ベラルーシ領空に入り、ワルシャワの行き先を知らされたデリンジャーとクラークは、パラシュートで脱出する。
地上に落下したデリンジャーとクラークは、協力し合い、ワルシャワに向かおうとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
「ハードコア」（2015）、「Mr.ノーバディ」（2021）などのイリヤ・ナイシュラーが監督し、主演はジョン・シナ、イドリス・エルバ、プリヤンカー・チョープラー・ジョナス、パディ・コンシダイン、カーラ・グギノ、スティーブン・ルートなどが共演した作品。
テロリストに命を狙われたアメリカ大統領とイギリス首相の戦いを描くアクション・コメディ。
魅力的なキャスティングが注目の作品であり、アクションを得意とするイリヤ・ナイシュラーらしい、スピーディーで軽快な演出により大いに楽しめる快作に仕上がっている。
死んだと思われた工作員が生存していたことが分かるラストなどで、続編が製作されそうな雰囲気もある。
主演のジョン・シナは、元俳優ということで人気があるアメリカ大統領を、イドリス・エルバは、支持率低迷で苦境に立たされるイギリス首相を熱演している。
主人公の2人に協力する、イギリス首相の元恋人でMI6の諜報員を魅力的に演ずるプリヤンカー・チョープラー・ジョナス、主人公らの命を狙う武器商人であるテロリストのパディ・コンシダイン、陰謀に加担するアメリカ副大統領のカーラ・グギノ、グラドフ（パディ・コンシダイン）の部下であるハッカーのスティーブン・ルート、主人公らに協力するCIA工作員ジャック・クエイド、大統領首席補佐官のサラ・ナイルズ、首相首席補佐官のリチャード・コイル、グラドフの部下である殺し屋アレクサンドル・クズネツォフとカトリーナ・ダーデン、冒頭の作戦で殺される工作員のシャールト・コプリー、大統領夫人のクレア・フォスターなどが共演している。