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ガンスモーク Gunsmoke (1953)

町を牛耳る男と対立する牧場主の争いに巻き込まれたガンマンの戦いを描く、監督ネイザン・ジュラン、主演オーディ・マーフィスーザン・キャボットポール・ケリー他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ネイザン・ジュラン
製作:アーロン・ローゼンバーグ
原作:ノーマン・A・フォックス”Roughshod”
脚本:D・D・ボーチャンプ
編集:テッド・J・ケント
撮影:チャールズ・P・ボイル
音楽:ハーマン・スタイン

出演
レブ・キトリッジ:オーディ・マーフィ
リタ・サクソン:スーザン・キャボット
ダン・サクソン:ポール・ケリー
ジョニー・レイク:チャールズ・ドレイク
コーラ・デュフレイン:メアリー・キャッスル
カーリー・マザー:ジャック・ケリー
教授:ジェシー・ホワイト
マット・テルフォード:ドナルド・ランドルフ
ブラゾス:ウィリアム・レイノルズ
ファレル医師:チャビー・ジョンソン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1953年製作 79分
公開
北米:1953年5月4日
日本:未公開


ストーリー
追っ手から逃れたガンマンのレブ・キトリッジ(オーディ・マーフィ)は、ジョニー・レイク(チャールズ・ドレイク)と別れてビリングスに向かう。
何者かに銃撃されたレブは馬を殺され、相手が残したライフルの薬莢を拾い歩いて町に向かう。
レブは、通りがかった駅馬車に乗せてもらい、乗客のリタ・サクソン(スーザン・キャボット)に惹かれるものの、相手にされなかった。
町に着いたリタは、父親で牧場主のダン(ポール・ケリー)と恋人のカーリー・マザー(ジャック・ケリー)に、その名を知られるガンマンのレブ・キトリッジが町に来たことを伝える。
ダンは、自分の牧場を狙うマット・テルフォード(ドナルド・ランドルフ)がレブを雇うと考えて、それに対抗しようとする。
雑貨店に向かったレブは、店主に薬莢を見せて、それを使うカーリーが、リタの父親の右腕だということを知る。
町の者たちはレブを警戒し、ダンは、町を出るよう彼に警告する。
それを聞き入れないレブは、ダンが銃を抜いたために反撃する。
銃を撃たれたダンは、負けを認める。
現れたリタはレブを非難し、ダンは、レブを撃とうとするカーリーを制止し、レブを悪党ではなと思う。
ホテルに泊まったレブは、現れたリタと話し、牧場を持つために稼いでいるだけだと伝える。
レブがテルフォードに雇われていないことを知ったリタは、父の牧場で働くことを提案するものの、その場から追い払われる。
酒場に向かったレブは、顔なじみの歌手コーラ・デュフレイン(メアリー・キャッスル)と話す。
そこに現れたテルフォードは、レブにダンの殺害を依頼する。
レブは、酒場の共同経営権を条件にして、テルフォードを牽制するのだが・・・。


解説 評価 感想
1951年に発表された、ノーマン・A・フォックスの小説”Roughshod”を基に製作された作品。

美術監督として「わが谷は緑なりき」(1941)で美術賞を受賞したネイザン・ジュランが監督し、主演はオーディ・マーフィスーザン・キャボットポール・ケリーなどが共演した作品。

ネイザン・ジュランオーディ・マーフィにとっては、2年間で3作組んだ最初の作品。

町を牛耳る男と対立する牧場主の争いに巻き込まれたガンマンの戦いを描く西部劇。

主演のオーディ・マーフィは、小柄で凄みはないが、他を圧倒する雰囲気で、権力や策略に屈しない男を魅力的に演じている。

当初は主人公に反発するものの、次第に惹かれ合うようになる牧場主の娘スーザン・キャボット、その父親であり、主人公を理解する牧場主のポール・ケリー、主人公の相棒チャールズ・ドレイク、主人公と関係する酒場の歌手メアリー・キャッスル、ヒロインの婚約者ジャック・ケリー、牧場の料理人ジェシー・ホワイト、町を支配し、牧場を手に入れようとするドナルド・ランドルフ、カウボーイのウィリアム・レイノルズ、医師のチャビー・ジョンソンなどが共演している。


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