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グリーン・カード Green Card (1990)

永住権/グリーン・カードと居住権を手にれるために偽装結婚したフランス人男性と園芸家の女性の奇妙な恋を描く、製作、監督、脚本ピーター・ウィアー、主演ジェラール・ドパルデューアンディ・マクダウェルビビ・ニューワースグレッグ・エデルマン他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:ピーター・ウィアー

製作
ピーター・ウィアー
ジャン・ゴンチェ
ダンカン・ヘンダーソン
製作総指揮:エドワード・S・フェルドマン
脚本:ピーター・ウィアー
撮影:ジェフリー・シンプソン
編集:ウィリアム・M・アンダーソン
音楽:ハンス・ジマー

出演
ジョージ・フォーレ:ジェラール・ドパルデュー
ブロンティ・パリッシュ:アンディ・マクダウェル
ローレン・アドラー:ビビ・ニューワース
フィル:グレッグ・エデルマン
弁護士:ロバート・プロスキー
ゴルスキー:イーサン・フィリップス
シーハン:メアリー・ルイーズ・ウィルソン
パリッシュ夫人:ロイス・スミス
パリッシュ:コンラッド・マクラレン
ペギー:アン・ダウド
ラリー・ライト:ラリー・ライト
オスカー:ダニー・デニス
ハリー:ジョン・スペンサー
アントン:ロナルド・ガットマン

アメリカ/フランス/オーストラリア 映画
配給 ブエナビスタ
1990年製作 107分
公開
北米:1990年12月23日
日本:1991年7月26日
製作費 $12,500,000
北米興行収入 $29,888,240


アカデミー賞
第63回アカデミー賞

・ノミネート
脚本賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
園芸家でエコロジー活動にも熱心なブロンティ・パリッシュ(アンディ・マクダウェル)は、アントン(ロナルド・ガットマン)の仲介で、”グリーン・カード/永住権”を得たいフランス人のジョージ・フォーレ(ジェラール・ドパルデュー)と偽装結婚をする。

アントンから結婚証明書を受け取りジョージと別れたブロンティは、アパートの居住権を得るためにバード夫人ら管理組合員と話をする。

結婚証明書を見せたブロンティは、音楽家の夫がアフリカにいることを話し、目的だった温室を自分なら管理できることを力説して居住権を得る。

貧困地域に緑を増やすボランティア活動の作業を終えたブロンティは、恋人であるフィル(グレッグ・エデルマン)や仲間のハリー(ジョン・スペンサー)らと共にレストランで食事をする。

ジョージがウェイターとして働いていることに気づいたブロンティは、戸惑いながら彼から注文を訊かれる。

翌日ブロンティは、訪ねて来た移民局の調査員ゴルスキー(イーサン・フィリップス)から、ジョージとの結婚を確認したいと言われたためにレストランに向かう。
...全てを見る(結末あり)

接客態度が悪いジョージがクビになったことを知ったブロンティは焦る。

その後、アパートの管理人オスカー(ダニー・デニス)は、現れたブロンティの夫だと言うジョージを歓迎する。

訪ねて来たジョージを招き入れたブロンティは、ゴルスキーが来たことを知り迎える準備をする。

ジョージのブーツとコートをクローゼットに隠したブロンティは、ティムの写真をしまい指輪をする。

戸惑うブロンティを落ち着かせたジョージは、彼女が招き入れたシーハン(メアリー・ルイーズ・ウィルソン)とゴルスキーに挨拶する。

シーハンの質問に答えたジョージは、アフリカや作曲の件などを話し、結婚詐欺が多いので確認するよう指示されていることを知らされる。

出会いのことを訊かれ、通りでぶつかったと話すブロンティは、フィルからの電話を受ける。

その間も質問されたジョージは、ブロンティの名前を間違えてしまい、ゴルスキーからトイレを借りたいと言われて案内する。

ゴルスキーは、二部屋間違えたジョージを疑う。

その後、弁護士(ロバート・プロスキー)に相談したブロンティは、違法だと言われ、暫くジョージと暮らすことを提案される。

仕方なくジョージと暮らすことになったブロンティは、スーパーに買い物に行っても好みが合わない。

店内で友人のローレン・アドラー(ビビ・ニューワース)に出くわしたブロンティは、一緒だったジョージを友人だと言って紹介する。

ジョージはローレンを夕食に招待し、ブロンティは、フィルよりもいいと言うローレンが、ジョージを気に入ったために戸惑う。

食事を終えて帰るローレンを見送ったブロンティは、勝手なことをしたジョージと言い争いになる。

部屋に閉じこもり考えこんだブロンティは、ローレンからの電話を受けて、パーティーに招待される。

温室などに野菜を植えて喜んでもらおうとしたジョージは、ブロンティから、触らないでほしいと言われて気落ちする。

諍いをやめることでジョージと同意したブロンティは、結婚した理由は、この温室を手に入れたかったからだと話す。

ジョージにパーティーに行くことを伝えたブロンティは、ローレンの両親から苗木をもらえる件と、ボランティア活動について話すものの理解してもらえない。

パーティーは始まり、遅れたローレンがジョージを同伴して現れたために、ブロンティは驚く。

食後にくつろぐ出席者は、作曲家のジョージにピアノ演奏を求める。

沈黙を破った激しい演奏に続き、ジョージはフランス語を語りながら静かにピアノを弾き、皆を納得させる。

アパートに戻ったブロンティは、少し見直した彼に自分のことを話し、調査のために互いを知る勉強を始める。

アルバムを見ながら家族のことなどを話したブロンティとジョージは意識し始める。

翌日、二人は、ジョージがアフリカに滞在したことになっているために、交わした手紙を書く。

ハネムーンなど、様々な証拠写真も撮ってジョージと楽しい時間を過ごしたブロンティは、両親が訪ねて来たために驚く。

それをジョージに伝えたブロンティは、バレたらまずいと言いながら両親を迎えようとするものの、ドアの外にいたのはバード夫人だった。

太鼓の音が聴こえたことなど話すバード夫人の相手をしていられないブロンティは、エレベーターで上がってきた両親(コンラッド・マクラレン/ロイス・スミス)を迎える。

ジョージを便利屋だと言って紹介したブロンティは、両親と話をする。

ジョージの手伝いをしたパリッシュは、彼が便利屋でないことに気づく。

作曲家だと伝えたジョージは、パリッシュが手を置いたテーブルの結婚証明書に気づき、それを取ろうとしてブロンティと写る写真を落としてしまう。

それを見たパリッシュは、ブロンティには何も言わず、ジョージが気に入る。

翌日、散歩をしながら互いを知ったジョージとブロンティは、アパートに戻る。

フィルが迎えに来たために焦ったブロンティは、彼を誘ってレストランに向かい、ジョージはアパートに戻る。

ジョージは、ブロンティと結婚して生活した証拠となるアルバムを作る。

酔ったフィルにアパートまで送ってもらったブロンティは、部屋まで入ってきた彼に強引に迫られる。

その様子に気づいたジョージは、思わず”嫌がっている”と声を出してしまい、フィルにブロンティの夫だと言ってしまう。

フィルを追い払ったジョージだったが、憤慨したブロンティに追い出されてしまう。

翌朝ブロンティは、廊下で寝ていたジョージがバード夫人に注意されていることに気づき、仕方なく部屋に入れる。

言い争いになった二人だったが、移民局の面接の時間が迫る。

移民局に着いた二人は別々の部屋に別れ、ジョージはゴルスキーの、ブロンティはシーハンの面接を受け、真実のみを語ると誓わされる。

様々な質問を受けたジョージは、ブロンティのフェイスクリームだけは”覚えられない”と口にしてしまい、すべてがバレてしまう。

自分が悪いのでブロンティは見逃してほしいとゴルスキーに伝えたジョージは、それを彼女に言えなかった。

ブロンティから”グリーン・カード”が手に入ると言われたジョージは、アパートを出ることと離婚の手続きの話をする。

ジョージは、指輪を返してくれたブロンティと別れる。

その後、ジョージのことを考えながら過ごす日々を送るブロンティは、彼が残していった封筒をオスカーから渡される。

自分のために書かれた楽譜には、ジョージの言葉がそえられていた。

ジョージと始めて会ったカフェ”アフリカ”に向かったブロンティは、現れた彼と抱き合う。

ゴルスキーが同伴していたために驚いたブロンティは、移民局で失敗したと言うジョージから、自分が帰国すれば温室は無事だということを知らされる。

温室はいらないと言うブロンティは、その場を去ろうとするジョージに再び抱きつき、互いに指輪をはめて愛を誓う。

ブロンティは、ゴルスキーと共に車で去るジョージを見つめる。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
園芸家でエコロジー活動にも熱心なブロンティは、独身では許されない居住権を得るために、永住権/グリーン・カードがほしいフランス人のジョージ・フォーレと偽装結婚をする。
結婚証明書を手に入れてジョージと別れたブロンティだったが、移民局員に調査されることになり焦る。
レストランのウェイターをクビになったジョージを捜したブロンティは、現れた彼にそれを伝え、弁護士の指示に従い暫く一緒に暮らすことになるのだが・・・。
__________

既に話題作を何作も手掛け、「刑事ジョン・ブック 目撃者」(1985)と「いまを生きる」(1989)でアカデミー監督賞にノミネートされたピーター・ウィアーが、製作と脚本を兼ねて監督した意欲作。

永住権/グリーン・カードがほしいフランス人男性と、居住権が欲しい園芸家の女性が偽装結婚し、そのために起きるトラブルと恋を描くロマンチック・コメディ。

人間味はあるがガサツなフランス人と、ボランティア活動をする園芸家の女性、偽装結婚だけの付き合いのはずが同居することになり、問題勃発必死という展開が実に愉快に描かれている。

ピーター・ウィアーの軽快な演出と味のある脚本により十分に楽しめる内容であり、全く釣り合いそうもない主人公を演ずる二人の見事な演技も注目だ。

ピーター・ウィアーは、第63回アカデミー賞で脚本賞にノミネートされた。

これがハリウッド初登場となる、持ち味を活かした好演が光る主人公を演ずるジェラール・ドパルデュー、人間味のある彼に次第に惹かれていく偽装結婚の相手アンディ・マクダウェル、彼女の友人で主人公を気に入るビビ・ニューワース、ブロンティ(アンディ・マクダウェル)の恋人グレッグ・エデルマン、ブロンティが相談する弁護士ロバート・プロスキー、主人公を疑う移民局員イーサン・フィリップス、同じくメアリー・ルイーズ・ウィルソン、ブロンティの両親ロイス・スミスとコンラッド・マクラレン、ストリート・ドラマーのラリー・ライト、アパートの管理人ダニー・デニス、ブロンティの活動家仲間ジョン・スペンサー、主人公二人の仲介者ロナルド・ガットマン、他アン・ダウドなどが共演している。


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