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銀行を襲った青年が逮捕された弟を救い出すために奔走する姿を描く、監督ジョシュ・サフディ（脚本）、ベニー・サフディ（編集、出演）、主演ロバート・パティンソン、バディ・デュレス、タリア・レニス・ウェブスター、ジェニファー・ジェイソン・リー、バーカッド・アブディ他共演の犯罪ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督
ジョシュ・サフディ
ベニー・サフディ
製作
パリス・カシドコスタス＝ラティス
テリー・ダガス
セバスチャン・ベア＝マクラード
オスカー・ボイソン
製作総指揮：ジャン＝リュック・ドゥ・ファンティ
脚本
ロナルド・ブロンスタイン
ジョシュ・サフディ
撮影：ショーン・プライス・ウィリアムズ
編集
ロナルド・ブロンスタイン
ベニー・サフディ
音楽：ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
出演
コンスタンティン“コニー”ニカス：ロバート・パティンソン
ニコラス“ニック”ニカス：ベニー・サフディ
レイ：バディ・デュレス
クリスタル：タリア・レニス・ウェブスター
コリー・エルマン：ジェニファー・ジェイソン・リー
ダッシュ：バーカッド・アブディ
カリーフ：ネクロ
ピーター：ピーター・ヴァービー
アガピア・ニカス：サイダ・マンスール
アニー：グラディス・マソン
ローレン・エルマン：ローズ・グレゴリオ
エリック：エリック・ペイカート
保釈保証人の助手：アストリッド・コラレス
レイチェル：レイチェル・ブラック
トレヴァー：ヒラキシュ・ラナサキ
ドニー：メイナード・ニコル
警官：ロバート・クロヘシー
デニー：クレイグ・ムズ・グラント
タクシー運転手：スレイマン・シー・サヴァネ
病院の老婦人：ドロシー・フォックス
銀行員：イヴォンヌ・ウォルトン
アメリカ 映画
配給 A24
2017年製作 101分
公開
北米：2017年8月11日
日本：2017年11月3日
製作費 $4,500,000
北米興行収入 $2,026,500
$3,274,940
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
知的障碍者のニコラス“ニック”ニカス（ベニー・サフディ）は、裁判所命令によるセラピーを受けていた。
精神科医のピーター（ピーター・ヴァービー）は、ニックと祖母アガピア・ニカス（サイダ・マンスール）との揉め事に触れながら、彼の認知機能と社会性障害の程度を判定しようとしていた。
そこに現れたニックの兄コンスタンティン“コニー”（ロバート・パティンソン）は、強引にセラピーをやめさせて、ニックを連れてその場を去る。
生活が苦しいコニーは、ニックと共に銀行を襲い現金を奪う。
逃走用の車に乗ったコニーとニックだったが、現金のバッグに入っていた染料パックが爆発し、事故を起こしてしまう。
車から降りた2人は、トイレで染料を落として服を脱ぎ、コニーはその場の天上に現金を隠す。
その後、警官に尋問されたニックは逃げるものの逮捕されてしまい、ライカーズ島の刑務所に送られる。
ニックに面会したピーターは、逃走したコニーについて話をさせようとする。
コニーは、ニックを刑務所から出すために保釈金を払おうとするが、盗んだ現金の大半は染料で汚れていたために、1万ドル不足する。
年上の恋人コーリー（ジェニファー・ジェイソン・リー）に会ったコニーは、ニックの保釈の件を話す。
コーリーを説得したコニーは、残りの1万ドルを彼女の母親ローレン（ローズ・グレゴリオ）のクレジットカードで支払ってもらおうとする。
しかし、ローレンがクレジットカードを解約したことが分かる。
保釈金を用意できないコニーは、ニックがトラブルを起こして傷つき入院していることを知る。
コリーと別れたコニーは、ニックを連れ出すために病院に向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
「神様なんかくそくらえ」（2014）で注目された、ジョシュ・サフディ（脚本）、ベニー・サフディ（編集、出演）兄弟が監督し、主演はロバート・パティンソン、バディ・デュレス、タリア・レニス・ウェブスター、ジェニファー・ジェイソン・リー、バーカッド・アブディなどが共演した作品。
兄弟で銀行を襲った兄が逮捕された弟を救い出すために奔走する姿を描く犯罪ドラマ。
これまでのイメージを一新して犯罪者を演じ、キャリア最高との声も多いロバート・パティンソンの演技と共に、様々な社会問題を含めて鋭く描くサフディ兄弟の演出は高く評価され、第70回カンヌ国際映画祭では、コンペティション部門でパルムドールにノミネートされた。
主演のロバート・パティンソンは、銀行を襲い逮捕された障害を持つ弟を救い出すために奔走する兄を好演している。
知的障碍者である主人公の弟ベニー・サフディ、主人公が弟と間違えて病院から連れ出す仮釈放中の男バディ・デュレス、主人公に協力する少女タリア・レニス・ウェブスター、主人公の年上の恋人ジェニファー・ジェイソン・リー、遊園地の警備員バーカッド・アブディ、レイ（バディ・デュレス）の仲間ネクロ、ニック（ベニー・サフディ）のセラピストである精神科医ピーター・ヴァービー、主人公の祖母サイダ・マンスール、クリスタル（タリア・レニス・ウェブスター）の祖母グラディス・マソン、コリー（ジェニファー・ジェイソン・リー）の母親ローズ・グレゴリオ、保釈保証人のエリック・ペイカート、その助手アストリッド・コラレス、国選弁護人のレイチェル・ブラック、カリーフ（ネクロ）の友人でLSDを売るヒラキシュ・ラナサキ 、家電販売店強盗のメイナード・ニコル、警官のロバート・クロヘシー、アクセス・ア・ライドの運転手クレイグ・ムズ・グラント 、タクシー運転手のスレイマン・シー・サヴァネ、病院の老婦人ドロシー・フォックス、銀行員のイヴォンヌ・ウォルトンなどが共演している。
