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ダム・マネー Dumb Money (2023)

個人投資家たちが巨大ヘッジファンドに大きな損失を与えた“GameStop株騒動”を描く、製作、監督クレイグ・ギレスピー、主演ポール・ダノピート・デイヴィッドソンヴィンセント・ドノフリオアメリカ・フェレーラニック・オファーマンアンソニー・ラモスセス・ローゲンセバスチャン・スタンシェイリーン・ウッドリー他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:クレイグ・ギレスピー
製作
アーロン・ライダー
クレイグ・ギレスピー
テディ・シュウォーツマン
原作:ベン・メズリックThe Antisocial Network
脚本
ローレン・シューカー・ブラム
レベッカ・アンジェロ
撮影:ニコラス・カラカトサニス
編集:カーク・バクスター
音楽:ウィル・ベイツ

出演
キース・ギルポール・ダノ
ケヴィン・ギル:ピート・デイヴィッドソン
スティーヴ・コーエンヴィンセント・ドノフリオ
ジェニー:アメリカ・フェレーラ
リリ・パリゾー:マイハラ・ヘロルド
ケン・グリフィンニック・オファーマン
マルコス・ガルシア:アンソニー・ラモス
ゲイブ・プロトキンセス・ローゲン
ハーモニー・ウィリアムズ:タリア・ライダー
ブラッド・テネフセバスチャン・スタン
キャロライン・ギル:シェイリーン・ウッドリー
エレイン・ギル:ケイト・バートン
スティーヴ・ギル:クランシー・ブラウン
バイジュ・バットルシ・コタ
クリス:ラリー・オーウェンズ
ブラッド:デイン・デハーン
ヤアラ・プロトキン:オリヴィア・サールビー
ブリッグシー:デニズ・アクデニズ
本人:デヴィッド・フェイバー

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2023年製作 104分
公開
北米:2023年9月15日
日本:2024年2月2日
製作費 $30,000,000
北米興行収入 $13,925,360
世界 $20,703,790


ストーリー
2021年1月25日、フロリダ州、マイアミ
メルビン・キャピタル・マネジメント”の創業者ゲイブ・プロトキンセス・ローゲン)は、予定通りに家の工事が始まらないことに苛立つ。
コネチカット州、グリニッジ
ポイント72”のCEOで、推定資産120億ドルのスティーヴ・コーエンヴィンセント・ドノフリオ)は、プロトキンに電話し、”GameStop”株が暴騰したことを知らせる。
プロトキンは、それをチャートで確認してショックを受ける。
ペンシルベニア州、ピッツバーグ
GameStop株を買っていた看護師のジェニー(アメリカ・フェレーラ)は、株価急騰のニュースを見て驚く。
フロリダ州、パームビーチ
シタデル”の創業者で、推定資産160億ドルのケン・グリフィンニック・オファーマン)は、プロトキンに電話をする。
動揺するプロトキンは、折り返し電話することをグリフィンに伝えてコーエンと話し、YouTubeチャンネル”ローリング・キティ”でGameStopの買いを主導している男(ポール・ダノ)のことを知らされる。
6か月前、マサチューセッツ州、ブロックトン
COVID-19パンデミックの真っ只中、キース・ギルポール・ダノ)は、マスミューチュアルの証券アナリストとして働き、妻キャロライン(シェイリーン・ウッドリー)と幼い娘と暮らし、株取引のサブレディット”r/WallStreetBets”に定期的にアクセスし、”ローリング・キティ”という名前でYouTubeのライブ配信をしていた。
キースの弟ケヴィン(ピート・デイヴィッドソン)は、兄の行動を単なるオタク扱いして嘲笑する。
ボストン
キースの同僚弟ブリッグシー(デニズ・アクデニズ)は、倒産が噂されるGameStop株に5万3000ドルの全財産を注ぎ込んだことをキースから知らされて驚き、購入を勧められるものの相手にしない。
帰宅したキースは、ブリッグシーに株購入を断られたことをキャロラインに話す。
キースを信じるキャロラインは、YouTubeのライブ配信で、自分の意見を投稿するべきだと助言する。
キースは、いつものYouTubeライブ配信で、GameStop株の購入を批判覚悟で視聴者に勧める。
夜勤で病院にいたジェニーは、キースのライブに興味を持ち、GameStop株を購入する。
ミシガン州、デトロイト
GameStopの小売店従業員マルコス・ガルシア(アンソニー・ラモス)は、キースのライブを見ながらGameStop株が急騰していることを知る。
マルコスは、店長のブラッド(デイン・デハーン)に給料の前借りを断られるものの、GameStop株を購入する。
テキサス大学オースティン校
レズビアンのリリ・パリゾー(マイハラ・ヘロルド)とハーモニー・ウィリアムズ(タリア・ライダー)は、それぞれ、14万ドルと18万ドル以上の資産を保有していた。
リリは、GameStop株を保有し上昇していることをハーモニーに話す。
マイアミ
コーエンと電話で話していたプロトキンは、空売りしているGameStopが上昇していることに気づくが、更にそれを増やす。
その頃、空売り勢に負けるなという機運が高まり、ウォール街を倒せがスローガンとなり、GameStop株は上昇を続け、キースは皆に感謝するのだが・・・。


解説 評価 感想
2021年に発表された、ベン・メズリックの著書”The Antisocial Network”を基に製作された作品。

アイ,トーニャ」(2017)などのクレイグ・ギレスピーが製作を兼ねて監督し、主演はポール・ダノピート・デイヴィッドソンヴィンセント・ドノフリオアメリカ・フェレーラニック・オファーマンアンソニー・ラモスセス・ローゲンセバスチャン・スタンシェイリーン・ウッドリーなどが共演している。

個人投資家たちが巨大ヘッジファンドに大きな損失を与えた“GameStop株騒動”を描くコメディ・ドラマ。

COVID-19パンデミック下で、世の中に閉塞感が蔓延している雰囲気が実に興味深く描かれ、1人のオタクの呼びかけが、巨大ヘッジファンドに大きなダメージを与える痛快な内容がエキサイティングに描かれた快作。

株価に一喜一憂する単なるマネーゲームではなく、弱者が強者に立ち向かう姿を、格差社会への強烈な皮肉と共に描いている。

主演のポール・ダノは、個人投資家に呼びかけて、巨大ヘッジファンドに立ち向かうキース・ギルを、持ち味を活かして熱演している。

兄の活動を理解しないものの、兄弟としての絆でつながる弟を好演するピート・デイヴィッドソンスティーヴ・コーエンヴィンセント・ドノフリオGameStop株を購入する看護師のアメリカ・フェレーラ、同じく学生のマイハラ・ヘロルドタリア・ライダーケン・グリフィンニック・オファーマンGameStopの店員で株を買うアンソニー・ラモス、空売りの損失でパニックになるゲイブ・プロトキンセス・ローゲン、損失が膨らむヘッジファンドの救済を疑われたブラッド・テネフセバスチャン・スタン、そのビジネスパートナー、バイジュ・バットルシ・コタ、主人公の妻シェイリーン・ウッドリー、主人公の母親ケイト・バートン、父親のクランシー・ブラウン、ジェニー(アメリカ・フェレーラ)の同僚ラリー・オーウェンズ、マルコス(アンソニー・ラモス)の店の店長デイン・デハーンゲイブ・プロトキンの妻ヤアラ・プロトキン役オリヴィア・サールビー、主人公の同僚デニズ・アクデニズ、本人役で金融ジャーナリストのデヴィッド・フェイバーなどが共演している。


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