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ドクター・ブル Doctor Bull (1933)

町の人々のために働き続ける町医者の奮闘を描く、監督ジョン・フォード、主演ウィル・ロジャース、ヴェラ・アレン、マリアン・ニクソン他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

ジョン・フォード / John Ford 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:ジョン・フォード
製作:ウィンフィールド・R・シーハン
原作:ジェームズ・グールド・コゼンス
脚本
ポール・グリーン
フィリップ・クライン(クレジットなし)
撮影:ジョージ・シュナイダーマン
編集:ルイス・R・レフラー

出演
ジョージ”ドク”ブル医師:ウィル・ロジャース
ジャネット”ジェーン”カードメーカー:ヴェラ・アレン
メイ・タッピング:マリアン・ニクソン
ジョー・タッピング:ハワード・ラリー
ハーバート・バニング:バートン・チャーチル
バニング夫人:ルイーズ・ドレッサー
ラリー・ワード:アンディ・ディヴァイン
ヴァージニア・ミュラー・バニング:ロシェル・ハドソン
祖母:テンペ・ピゴット
パトリシア・バニング:エリザベス・パターソン
エミリー・バニング:ノラ・セシル
ヴァーニー医師:ラルフ・モーガン
マイラ・ブル:エフィー・エルズラー
ヘレン・アップジョン:ヘレン・フリーマン
ヘリング:フランシス・フォード(クレジットなし)
アップジョン:チャールズ・ミドルトン(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 フォックス・フィルム
1933年製作 77分
公開
北米:1933年9月22日
日本:未公開


ストーリー
田舎町ニュー・ウィントンの町医者ジョージ”ドク”ブル(ウィル・ロジャース)は、町の人々のために休まず働く一方、未亡人のジャネット”ジェーン”カードメーカー(ヴェラ・アレン)と過ごす時間を楽しみにしていたために、その関係が噂になっていた。
ジャネットの兄ハーバート・バニング(バートン・チャーチル)ら親戚は、世間の目があるために、その噂を気にしていた。
電話交換手のメイ・タッピング(マリアン・ニクソン)は、高所から落下して怪我をした夫のジョー(ハワード・ラリー)をブルに診てもらっていた。
ジャネットの家を訪ねたブルは、彼女の所有している牛の具合が悪いことを知り、高熱が気になる。
ジェネットと過ごしたブルは、その後も、出産に立ち会い、病気の少女の死を看取り夜明けまで働き、ラリー・ワード(アンディ・ディヴァイン)のカフェに向かい、コーヒーを飲んで一休みする。
店を出たブルは、医学研究所を所有する友人ヴァーニー医師(ラルフ・モーガン)と出くわし、ジョーを病院に入院させることを勧められる。
おばのマイラ(エフィー・エルズラー)が待つ自宅に戻ったブルは、ひと眠りするためにようやくベッドにはいるのだが・・・。


解説 評価 感想
主演ウィル・ロジャースと監督ジョン・フォードのコンビによる3部作の1作目。

「プリースト判事」(1934)
周遊する蒸気船」(1933)

町の人々のために働き続ける町医者の奮闘を描くコメディ・ドラマ。

次々と舞い込む診察依頼や相談事をこなしていく主人公の日常をユーモアをまじえて描く、ジョン・フォードの演出手腕が見どころの快作であり、フォックス・フィルムにとっては、同年の最大のヒット作となった。

主演のウィル・ロジャースは、町の人々のために働き続け、腸チフスの流行に対処する人間味あふれる町医者を好演している。

主人公との関係を噂されながら親しくする未亡人のヴェラ・アレン、電話交換手のマリアン・ニクソン、その夫で、怪我をして主人公の治療を受けるハワード・ラリー、ジャネット(ヴェラ・アレン)の兄バートン・チャーチル、その妻ルイーズ・ドレッサー、その娘ロシェル・ハドソン、いつも体調不良を訴え主人公を困らせるカフェの店員アンディ・ディヴァイン、ジャネットの親戚テンペ・ピゴットエリザベス・パターソンノラ・セシル、主人公の友人である医療研究所の所有者ラルフ・モーガン、主人公と暮らすおばエフィー・エルズラー、郵便局長のヘレン・フリーマン、その夫チャールズ・ミドルトン、集会の議長フランシス・フォードなどが共演している。


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