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野郎!拳銃で来い Destry (1954)

銃を捨て、理性で町を救う若き男。
傑作「砂塵」(1939)を鮮やかに塗り替えた快作西部劇。
監督ジョージ・マーシャル、主演オーディ・マーフィマリ・ブランチャードライル・ベトガートーマス・ミッチェル他共演。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ジョージ・マーシャル
製作:スタンリー・ルービン
原作:マックス・ブランドDestry Rides Again
原案:フェリックス・ジャクソン
脚本
エドマンド・H・ノース
D・D・ボーチャンプ
撮影:ジョージ・ロビンソン
編集:テッド・J・ケント
音楽
ヘンリー・マンシーニ(クレジットなし)
フランク・スキナー(クレジットなし)
ハーマン・スタイン(クレジットなし)

出演
トム・デストリー:オーディ・マーフィ(保安官補)
ブランディ:マリ・ブランチャード(酒場の歌手)
デッカー:ライル・ベトガー(悪党である酒場のオーナー)
ラグズ・バーナビー:トーマス・ミッチェル(飲んだくれの保安官)
セラーズ町長:エドガー・ブキャナン(デッカーと手を組む悪徳市長)
マーサ・フィリップス:ロリ・ネルソン(町を訪れる女性)
カーティス医師:ウォレス・フォード(町医者)
ベッシー・メイ・カーティス:メアリー・ウィックス(カーティスの妻である下宿の主人)
ジャック・ラーソン:アラン・ヘイルJr.(町を訪れるカウボーイ)
カーリー:ジョージ・ウォレス(デッカーの手下)
マック:リチャード・リーヴス(デッカーの手下)
ヘンリー・スキナー:ウォルター・ボールドウィン(デッカーに土地を奪われる牧場主)
イーライ・スキナー:リー・アーカー(ヘンリーの息子)
教授:アンソニー・ローレンス(デッカーの手下)
ダミー:フランク・リチャーズ(デッカーの手下)
ベイリー保安官:トレヴァー・バーデット
バーテンダー:ラルフ・ピーターズ
カワード:ジョン・ドーセット(酒場で騒ぐ男)

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1954年製作 95分
公開
北米:1954年12月1日
日本:1960年5月8日
北米興行収入 $1,500,000


ストーリー
悪党のデッカー(ライル・ベトガー)が経営する酒場の歌手ブランディ(マリ・ブランチャード)は、歌い踊り、持ち前の陽気さで男たちを魅了する。
デッカーは、ブランディの手を借り、イカサマ・ポーカーで、牧場主のヘンリー・スキナー(ウォルター・ボールドウィン)から土地を奪う。
酒場から放り出されたヘンリーから事情を聞いたベイリー保安官(トレヴァー・バーデット)は、彼に家に戻るよう指示し、デッカーの元に向かう。
ベイリーと話したデッカーは、土地をヘンリーに返すことに同意し、彼がサインしたメモをベイリーに渡す。
その場を去ろうとしたベイリーは射殺されるが、デッカーと手を組む町長のセラーズ(エドガー・ブキャナン)は、ベイリーが心臓発作で亡くなったと発表する。
さらにセラーズは、自分たちが容易く操れる飲んだくれのラグズ・バーナビー(トーマス・ミッチェル)を新たに保安官に任命する。
その場で酔い潰れていたラグズは、自分が保安官に任命されたことを知り、断酒を宣言し、保安官補に名乗り出たデッカーの申し出を断る。
ラグズは、かつて自分が保安官補として仕えた名保安官の息子トム・デストリー(オーディ・マーフィ)を、保安官補として呼び寄せる。
デストリーは、ヘンリーの姪マーサ・フィリップス(ロリ・ネルソン)とカウボーイのジャック・ラーソン(アラン・ヘイルJr.)と共に駅馬車で到着する。
ラグズは、デストリーが小柄でひ弱な青年だったために驚く。
トムに会ったデッカー、セラーズ、ブランディそして町の男たちは、新保安官補の彼を見て嘲り笑い軽蔑するのだが・・・。


解説 評価 感想
”A spirited Technicolor remake that challenges the violent traditions of the frontier, proving that a sharp wit and a steady hand can be more effective than a quick draw in restoring law to a lawless town.”
(開拓時代の暴力的な伝統に挑む、活気あふれるテクニカラーの再映画化。無法地帯の町に法を取り戻すには、早撃ちよりも、鋭い知性と落ち着いた手つきの方が効果的であることを証明してみせたのだ。

1930年に発表された、マックス・ブランドの小説”Destry Rides Again”を基に製作された、「ミックスの再起」(1932)、「砂塵」(1939)に続く3度目の映画化。

砂塵」(1939)に続きジョージ・マーシャルが監督し、主演はオーディ・マーフィマリ・ブランチャードライル・ベトガートーマス・ミッチェル他共演の西部劇。

前作に負けないキャスティングは注目で、ほぼ同じストーリーやカット割りまで似ているが、微妙にキャラクターを変え、いくつかのエピソードも変更している。

主人公のオーディ・マーフィは、前作のジェームズ・ステュアートに引けを取らない演技で熱演し、持ち味を生かした彼らしい演技は見ものだ。

前作で爆弾級の存在感だったマレーネ・ディートリッヒと比べるのは酷なマリ・ブランチャードも、主人公に惹かれる酒場の歌手を魅力的に演じている。

町を牛耳る悪党で酒場のオーナー、ライル・ベトガー、主人公を呼び寄せる酔いどれ保安官がはまり役のトーマス・ミッチェル、悪党と手を組む町長エドガー・ブキャナン、牧場主のおじを訪ねる、主人公と惹かれ合うようになる女性ロリ・ネルソンなどが共演している。


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