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おとなの恋は、まわり道 Destination Wedding (2018)

空港で出会い同じリゾート・ウェンディングに向かう男女が反発し合いながらも恋に落ちる姿を描く、ウィノナ・ライダーキアヌ・リーブス共演、ヴィクター・レヴィン監督脚本によるロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:ヴィクター・レヴィン

製作
エリザベス・デル
ゲイル・ライオン
ロバート・ジョーンズ
製作総指揮
ウェイン・マーク・ゴッドフリー
ジェームズ・ハリス
マーク・レーン
デヴィッド・ダイナースタイン
ジェイソン・レスニック
ウィリアム・サドライエ
カシアン・エルウィズ
ジーン・ワイマン
脚本:ヴィクター・レヴィン
撮影:ジョルジョ・スカリ
編集:マット・マドックス
音楽:ウィリアム・ロス

出演
リンジー: ウィノナ・ライダー
フランク: キアヌ・リーブス
花嫁: DJ・ダレンバック
花婿: テッド・デュボスト

アメリカ 映画
配給 Regatta
2015年製作 85分
公開
北米:2018年8月31日
日本:2018年12月7日
製作費 $5,000,000
世界 $2,183,030


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
カリフォルニア
異父弟のリゾート・ウェディングに招待されたフランク(キアヌ・リーブス)は、空港の搭乗口でリンジー(ウィノナ・ライダー)と出会い、その場で揉める。

搭乗したフランクは、リンジーの隣の席だったためにウンザリする。

パソロブレスヌ向かう二人は、互いにキースとアンのリゾート・ウェディングに出席することを知り驚く。

6年前にキースと婚約していたリンジーは、フランクの噂を聞いていたために先が思いやられる。

飛行場にに着いたフランクとリンジーは、迎えの車でホテルに向かう。

二人は、隣同士の部屋の続き部屋だったことに気づき、ドアに鍵をかける。
...全てを見る(結末あり)

金曜の夜 リハーサル・ディナー。
フランクと同じテーブルに着いたリンジーは、空港からすべて一緒なのは、キースが企んだことだと思う。

フランクから、酷い仕打ちを受けた父親の話などを聞いたリンジーは、席を立ちキース(DJ・ダレンバック)とアン(テッド・デュボスト)に挨拶に行く。

席に戻ったリンジーは、最悪な気分だと言うフランクに、ホテルに戻ると伝えてその場を去る。

その後、それぞれの部屋で同じ映画を観ていたフランクとリンジーは、互いが気になる。

土曜の朝。
リンジーと共に無料の足マッサージのサービスを受けたフランクは、キースに未練がある様子の彼女から、それを否定される。

リンジーに何回、恋をしたか訊いたフランクは、1回と答えた彼女に、どんな恋だったか尋ねる。

新郎新婦らとウィナリーの見学をしたフランクは、親の過ちを繰り返さないために結婚しなかったとリンジーに話す。

その後リクリエーションが始まり、失恋を乗り越えるのは容易なことだと話すフランクは、希望を持っているだけだと言うリンジーの弱さを指摘する。

土曜の午後。
苦労して野外の式場に着いたフランクとリンジーは、他愛もない話をしながら新郎新婦を見守る。

その後パーティーが始まり、キースとアンの踊る姿を見ていたリンジーは、その場を離れて散歩したい気分になる。

式場を離れて歩いていたフランクとリンジーは、ヤマライオンのような動物に遭遇する。

フランクがそれを追い払い、リンジーと走って逃げる。

転んでしまった二人は、求め合い愛し合ってしまう。

ホテルに戻った二人は、シャワーを浴びてフランクの部屋のベッドに入り、互いの外見を褒め合う。

恋愛するつもりのないフランクと、幸せを求めるリンジーの話は噛み合わない。

翌朝、ホテルを出て飛行場に向かったフランクとリンジーは、飛行機に搭乗する。

恋にこだわるリンジーだったが、フランクは友だちとして別れると言って、付き合っても必ず破局すると伝える。

到着した二人は別れることになり、タクシーにリンジーを乗せたフランクは、運転手を警戒せずに詳しい住所を伝えた彼女に注意する。

家に戻ったフランクは、旅の荷物をチェックしながら空しい時間を過ごす。

リンジーは、訪ねて来たフランクを迎え入れる。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
カリフォルニア
異父弟のリゾート・ウェディングに招待されたフランクは、空港でリンジーと出会い揉めてしまう。
リンジーと飛行機も同席だったフランクは、パソロブレスの同じ結婚式に向かう彼女が、新郎と付き合っていたことを知り驚く。
反発し合う二人は、現地に着きホテルに着いても隣り部屋であり、リハーサル・ディナーでも同席だったためにウンザリしてしまうのだが・・・。
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ドラキュラ」(1992)、「スキャナー・ダークリー」(2006)、「50歳の恋愛白書」(2009)に続き4度目の共演となるキアヌ・リーブスウィノナ・ライダーによる、反発し合いながらも恋に落ちる男女を描くロマンチック・コメディ。

主人公のキアヌ・リーブスウィノナ・ライダー以外の役者は、画面に登場しているだけでまったくセリフがなく二人に干渉しない。
二人だけの会話で進行していく物語は、内容は違うものの「ビフォア・サンライズ」(1995)シリーズを思い起こさせる構成となっている。

実年齢はキアヌ・リーブスが50代とウィノナ・ライダーが40代のそれぞれ後半という中年なのだが、若さを感じさせる二人は実に魅力的だ。

批評家の評価は低く興行的にも振るわなかったものの、二人のファンにとっては見逃せない作品でもある。

不躾で偏屈な男性を演ずるキアヌ・リーブスの風貌は”ジョン・ウィック”そのままであり、キュートな雰囲気を感じさせるウィノナ・ライダーも魅力的だ。


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