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婚約者を殺した町の支配者に復讐しようとする男の戦いを描く、監督レイ・エンライト、主演ランドルフ・スコット、マーガレット・チャップマン、ジョージ・マクレディ他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：レイ・エンライト
製作：ハリー・ジョー・ブラウン
原作：ルーク・ショート”Coroner Creek”
脚本：ケネス・ガメット
撮影：フレッド・ジャックマンJr.
編集：ハーヴェイ・マンガー
音楽：ルディ・シュレイジャー
出演
クリス・ダニング：ランドルフ・スコット
ケイト・ハーディソン：マーガレット・チャップマン
ヤンガー・マイルズ：ジョージ・マクレディ
デラ・ハームズ：サリー・アイラース
オヘイ保安官：エドガー・ブキャナン
アビー・マイルズ：バーバラ・リード
アンディ・ウェスト：ウォレス・フォード
アーニー・コームズ：フォレスト・タッカー
フランク・ヨーディ：ジョー・ソーヤー
リーチ・コノヴァー：ウィリアム・ビショップ
ウォルト・ハーディソン：ラッセル・シンプソン
ステュー・シャリス：ダグラス・フォーリー
ティップ・ヘンリー：リー・ベネット
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1948年製作 90分
公開
北米：1948年7月1日
日本：1950年11月21日
■ ストーリー ■
クリス・ダニング（ランドルフ・スコット）は、駅馬車を襲った先住民に婚約者が連れ去られたため、彼女を捜していた。
襲撃には白人が関り、婚約者は自殺したことを知ったクリスは、右頬に傷があるアパッチ語を話す白人の人相を先住民から聞きだして復讐を誓う。
旅を続けたクリスは、ある町で手がかりをつかみ、コロナー・クリークに向かう。
ホテルに宿泊しようとしたクリスは、経営者のケイト・ハーディソン（マーガレット・チャップマン）から、牧場主で駅馬車と運送業も営むヤンガー・マイルズ（ジョージ・マクレディ）の妻アビイ（バーバラ・リード）が酔っていたために、彼女を送ってほしいと頼まれる。
それを断ったクリスだったが、アビーが、夫から教わったアパッチ語でうわ言を話したために、ヤンガーのことを調べようと考え、アビーを牧場に送ることにする。
馬車で牧場に向かったクリスは、マイルズの手下アーニー・コームズ（フォレスト・タッカー）と出くわし、怪しまれて殴り合いになる。
クリスから、アビーを送った理由を聞いたアーニーは納得し、彼に牧場で働くことを勧めるものの断られる。
酔いが醒めたアビーは、マイルズに非難されるものの、自分を利用する彼に不満を訴える。
翌日からマイルズのことを探り始めたクリスは、アンディ・ウェスト（ウォレス・フォード）と知り合い情報を得る。
酒場でマイルズを目撃したクリスは、右頬に傷があると聞いていた、犯人である人相の男だと確信する。
マイルズに話しかけられたクリスは、彼を牽制してアビーのことを話して挑発し、その場が一触即発になる。
そこに、アビーの父親であるオヘイ保安官（エドガー・ブキャナン）が現れ、クリスはその場を去る。
その件を知ったアンディの雇い主である牧場主デラ・ハームズ（サリー・アイラース）は、クリスと話し、町を支配するマイルズに牧場を奪われそうになっていることを伝えて協力を求める。
それを引き受けたクリスは、婚約者を殺したと思われるマイルズに復讐する方法を考えるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1946年に発表された、ルーク・ショートの小説”Coroner Creek”を基に製作された作品。
コメディや西部劇を得意とするレイ・エンライトが監督し、主演はランドルフ・スコット、マーガレット・チャップマン、ジョージ・マクレディなどが共演した作品。
婚約者を殺した町の支配者に復讐しようとする男の戦いを描く西部劇。
復讐の相手を探し出し殺すことだけを考える主人公が、知り合った女性との関係で影響を受けて、復讐に価値があるかを悟るラストがいい。
主演のランドルフ・スコットは、婚約者を殺した町の支配者に復讐しようとする男を熱演している。
主人公に復讐に価値があるかを悟らせるホテルの経営者マーガレット・チャップマン、主人公の婚約者を殺した町の支配者ジョージ・マクレディ、主人公が雇われる牧場主サリー・アイラース、保安官のエドガー・ブキャナン、その娘であるマイルズ（ジョージ・マクレディ）の妻アビー・マイルズ：バーバラ・リード、デラ（サリー・アイラース）の使用人ウォレス・フォード、マイルズの手下フォレスト・タッカー、デラの使用人でマイルズに手を貸すジョー・ソーヤー、デラの使用人ウィリアム・ビショップ、ケイト（マーガレット・チャップマン）の父親ラッセル・シンプソン、マイルズの手下ダグラス・フォーリー、マイルズに利用される地主リー・ベネットなどが共演している。
