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1964年に発表された、イアン・フレミングの児童小説”Chitty-Chitty-Bang-Bangを基に製作された作品。 オンボロのレーシングカーが、発明家の手で空飛ぶ魔法の車に生まれ変わる! 夢と歌声に乗せて、独裁者の国へと飛び出す一家の冒険を描いた、永遠のファンタジー・ミュージカル。 製作アルバート・R・ブロッコリ、監督ケン・ヒューズ、主演ディック・ヴァン・ダイク、サリー・アン・ハウズ、ライオネル・ジェフリーズ、ゲルト・フレーベ、アンナ・クエイル他共演のミュージカル・ファンタジー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ケン・ヒューズ
製作:アルバート・R・ブロッコリ
原作:イアン・フレミング”Chitty-Chitty-Bang-Bang”
脚本
ロアルド・ダール
ケン・ヒューズ
撮影:クリストファー・チャリス
編集:ジョン・シャーリー
音楽
リチャード・M・シャーマン
ロバート・M・シャーマン
アーウィン・コスタル
出演
カラクタカス・ポッツ:ディック・ヴァン・ダイク(風変わりな発明家)
トルーリー・スクランプシャス:サリー・アン・ハウズ(カラクタカスと惹かれ合うようになる製菓会社社長令嬢)
バンジー・ポッツ:ライオネル・ジェフリーズ(カラクタカスの父親)
ボンバースト男爵:ゲルト・フレーベ(チキ・チキ・バン・バンを奪おうとするバルガリアの悪名高き男爵)
ボンバースト男爵夫人:アンナ・クエイル(男爵夫人)
おもちゃ職人:ベニー・ヒル(カラクタカスらを匿うバルガリアのおもちゃ職人)
スクランプシャス卿:ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス(トルーリーの父親である製菓会社社長)
チャイルドキャッチャー:ロバート・ヘルプマン(子供たちを捕えようとする男爵の部下)
ジェマイマ・ポッツ:ヘザー・リプリー(カラクタカスの娘)
ジェレミー・ポッツ:アドリアン・ホール(カラクタカスんp息子)
ブロンド:バーバラ・ウィンザー(カーニバルの客)
提督:デイヴィ・ケイ(男爵の部下)
スパイ:アレクサンダー・ドレ(男爵の部下)
スパイ:バーナード・スピア(男爵の部下)
バルガリアの宰相:スタンリー・アンウィン
バルガリアの衛兵隊長:ピーター・アーン
”ビル”コギンズ:デスモンド・リュウェリン(修理屋)
廃品屋:ヴィクター・マッダーン
シリル:アーサー・マラード(カーニバルの客)
・クレジットなし
チキ・チキ・バン・バンの初代運転手:ジョージ・リーチ
フィリップス:リチャード・ワティス(スクランプシャス・スイート社の秘書)
ピーター:マイケル・オードレソン(バルガリアの少年)
イギリス/アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1968年製作 145分
公開
イギリス:1968年12月17日
北米:1968年12月18日
日本:1968年12月21日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $7,500,000
■ アカデミー賞 ■
第41回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞
■ ストーリー ■
【 1910年代 イングランド 】
妻を亡くした風変わりな発明家カラクタカス・ポッツ(ディック・ヴァン・ダイク)は、息子ジェレミー(アドリアン・ホール)、娘ジェマイマ(ヘザー・リプリー)、そして父親のバンジー(ライオネル・ジェフリーズ)と共に、田舎町の丘の上の風車がある家で暮らしていた。
ジェレミーとジェマイマは、車の修理屋”ビル”コギンズ(デスモンド・リュウェリン)が所有する、グランプリで3年連続優勝したことがあるポンコツのレーシングカーに魅了されていた。
その車がスクラップにされることを知ったジェレミーとジェマイマは、ビルが車を30シリングで売るつもりであるため、父カラクタカスに買ってもらおうとする。
家に戻ろうとしたジェレミーとジェマイマは、道に飛び出し、裕福な女性トルーリー・スクランプシャス(サリー・アン・ハウズ)の運転する車に轢かれそうになる。
ジェレミーとジェマイマが学校をサボったことを知ったトルーリーは、2人を車に乗せて家に送る。
2人の家に着いたトルーリーは、カラクタカスが、ロケットを利用して空を飛ぶ実験をする姿を見て驚く。
トルーリーは、カラクタカスが、子供たちが道路に飛び出し、学校をサボっても叱ろうとしないために呆れて、憤慨しその場を去る。
ジェレミーとジェマイマからスクラップにされる車の話を聞いたカラクタカスは、その購入資金を捻出しようとする。
カラクタカスは、発明品のキャンディが笛になることに気づき、それを売ろうとする。
製菓会社スクランプシャス・スイート社に向かったカラクタカスは、その場に居たトルーリーが、社長スクランプシャス卿(ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス)の娘だと知る。
笛になるキャンディが気に入ったトルーリーは、カラクタカスを父に会わせる。
カラクタカスは、トルーリーに協力してもらいながらキャンディをスクランプシャス卿に売り込むが、その音に犬が群がってしまう。
工場内は犬であふれて混乱し、カラクタカスの売り込みは失敗に終わる。
その夜、カラクタカスは、子供たちを寝かせた後にカーニバルに向かい、自動散髪機でを稼ごうとする。
カラクタカスは、機械で髪の毛を台無しにされ怒った客シリル(アーサー・マラード)に追われて逃げる。
その後、歌とダンスのショーの芸人に扮したカラクタカスは、たくさんのチップを手に入れる。
その現金で車を購入したカラクタカスは、喜ぶ子供たちの待つ家に戻る。
何日もかけて車を修理したカラクタカスは、子供たちと共に海岸にピクニックに出かける。
出発したカラクタカスは、独特なエンジン音から、車を”チキ・チキ・バン・バン”と名付ける。
途中でトルーリーの車と衝突しそうになったカラクタカスは、彼女も誘って海岸に向かう。
楽しい時間を過ごし、トルーリーとも心触れ合うようになったカラクタカスは、海賊の話を聞きたがる子供たちが沖の船を見つけたために、ある物語を語り始める。
カラクタカスは、あの船は、バルガリアの悪名高きボンバースト男爵(ゲルト・フレーベ)のヨットで、チキ・チキ・バン・バンの噂を聞き、奪うために現れたと話始めるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A whimsical joyride fueled by the infectious charisma of Dick Van Dyke and the ingenious production design of Ken Adam, this film remains a pinnacle of grand-scale musical fantasy. Beyond the flying car, it captures the ‘inventive spirit’?where a father’s love transforms scrap metal into a vessel of pure imagination.”
(ディック・ヴァン・ダイクの伝染するようなカリスマ性と、ケン・アダムによる独創的なプロダクション・デザインに彩られた風変わりな快作。この映画は今なお、壮大なスケールのミュージカル・ファンタジーの頂点であり続けている。空飛ぶ車を超えて、そこには『発明の精神』が捉えられている。父の愛が、鉄屑を純粋な想像力の器へと変容させるのだ。)
1964年に発表された、イアン・フレミングの児童小説”Chitty-Chitty-Bang-Bangを基に製作された作品。
製作アルバート・R・ブロッコリ、「007/カジノロワイヤル」(1967)などのケン・ヒューズが監督し、主演はディック・ヴァン・ダイク、サリー・アン・ハウズ、ライオネル・ジェフリーズ、ゲルト・フレーベ、アンナ・クエイル他共演のミュージカル・ファンタジー。
イアン・フレミングの原作を基にアルバート・R・ブロッコリが製作した、”007シリーズ”コンビによる注目作。
かつてグランプリで活躍したポンコツ・レーシングカーが、夢の”魔法の車”に変貌し、意志を持つかのように活躍する展開は見もので、シャーマン兄弟による、弾むような楽曲の数々、そして、スケール感のある映像の美しさが際立つ快作に仕上がっている。
第41回アカデミー賞では、歌曲賞にノミネートされた。
主演のディック・ヴァン・ダイクは、ポンコツ・レーシングカーに命を、子供たちに夢を与える風変わりな発明家を持ち味を活かして熱演し、彼に惹かれるようになる富豪令嬢サリー・アン・ハウズの美しさ、息子を上回る風変わりな主人公の父親ライオネル・ジェフリーズ、チキ・チキ・バン・バンを奪おうとする悪名高き男爵ゲルト・フレーベの怪演なども見逃せない。











