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ブラッド・ファーザー Blood Father (2016)

失踪していた娘が組織に命を狙われていることを知った男の戦いを描く、監督ジャン=フランソワ・リシェ、主演メル・ギブソンエリン・モリアーティディエゴ・ルナマイケル・パークスウィリアム・H・メイシー他共演のクライム・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジャン=フランソワ・リシェ

製作
クリス・ブリッグス
ピーター・クレイグ
パスカル・コーシュトゥー
セバスチャン・K・ルメルシエ
製作総指揮:ジェニファー・ロス
原作:ピーター・クレイグ”Blood Father”
脚本
ピーター・クレイグ
アンドレア・バーロフ
撮影:ロバート・ギャンツ
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
音楽:スヴェン・フォルコナー

出演\
ジョン・リンク:メル・ギブソン
リディア・リンク:エリン・モリアーティ
ジョナ・ピンセルナ:ディエゴ・ルナ
トム”プリーチャー”ハリス:マイケル・パークス
カービー・カーティス:ウィリアム・H・メイシー
アルトゥーロ・リオス:ミゲル・サンドバル
ジェイソン:トーマス・マン
チェリーゼ:デイル・ディッキー
ジョーカー:リチャード・カブラル
シュープ:ダニエル・モンカダ
クリーナー:ラウル・トルイロ

フランス 映画
配給 SND Films
2016年製作 88分
公開
フランス:2016年8月31日
北米:2016年8月26日
日本:2017年6月3日
製作費 $13,000,000
北米興行収入 $4,800,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ロサンゼルス
2012年に14歳で失踪したリディア・リンク(エリン・モリアーティ)は、ショッピングセンターで弾丸を買い、恋人のジョナ・ピンセルナ(ディエゴ・ルナ)と仲間達が乗る車に向かう。

ある家に向かったジョナは、銃を持って裏口にいるようリディアに指示する。

リディアにドラッグを吸わせて信用したジョナは家に入り、暫くすると銃声がする。

様子を見に行ったリディアは、男が射殺されていることを確認し、ジョナがその妻に金の在りかを吐かせようとしていた。

ジョナは、やめてほしいと言うリディアに銃を構えさせて、女を射殺するよう指示する。

隙を見て女が逃げようとした瞬間に発砲したリディアは、ジョナを射殺してしまう。

動揺するリディアは、その場から逃亡する。

断酒会に出席していた、仮釈放中のリディアの父ジョン・リンク(メル・ギブソン)は、酒のせいで人生が狂い、娘は疾走して元妻とは絶縁状態であることを話す。
...全てを見る(結末あり)

監視員でもある隣人で親友のカービー・カーティス(ウィリアム・H・メイシー)と共に会に参加していたジョンは、タトゥー・ショップを兼ねるトレーラーハウスに戻る。

リディアからの突然の電話を受けたジョンは、金を貸してほしいと言われ、2000ドルが必要だということを確認して彼女の居場所に向かう。

車にリディアを乗せたジョンは、彼女が銃を所持していることに気づく。

トレーラーハウスに着いたジョンは、眠っているリディアをベッドに寝かせて所持品を調べ、酒や銃そしてドラッグを確認する。

その後、撃たれて死んだ恋人のことをジョンに話したリディアは、彼の裏社会の仲間に追われていることを伝える。

金の話になったジョンは、1週間ドラッグと酒に手を出すなとリディアに伝えて、裏社会の話などは信じない。

”必ず殺す”というメールが届いたリディアは動揺する。

ラリっているリディアが、クラリネットにドラッグを隠していたことに気づいたジョンは、カービーに電話をして相談し、病院で治療を受けさせるようにと言われる。

夜になり、ジョナの仲間のジョーカー(リチャード・カブラル)とシュープ(ダニエル・モンカダ)らが現れ、追い払おうとしたジョンは銃で襲われる。

カービーに電話をしたジョンは銃で反撃するものの、車を衝突さられたトレーラーハウスは横転してしまう。

そこに、カービーらトレーラー・パークの仲間が銃を持って現れ、ジョーカーらを追い払う。

無事だったジョンはカービーに感謝し、警察が来る前にリディアと共に車で逃げる。

全て話すようにとジョンに言われたリディアは、組織の麻薬や大金に関与している恋人を射殺してしまったことを伝える。

モーテルに泊ることにしたジョンは、受付のジェイソン(トーマス・マン)が自分の女だと思っているリディアは娘だと伝えて、部屋に向かい休む。

その後、ジェイソンと話したリディアは、ニュースで自分とジョンのことが報道されていることを知り、彼から、既に手配書を渡されていると言われる。

リディアからの電話で起こされたジョンは、荷物を持ってロビーに向かい、手配書を見せられる。

警察が現れ、ジェイソンの協力で、裏口がある部屋の鍵を渡されたジョンとリディアはその場に向かう。

自分達の部屋に向かった警官が射殺されたために驚いたジョンとリディアは、車を奪って逃げようとする。

現れた、顔にタトゥーを彫った男”クリーナー”(ラウル・トルイロ)に銃撃されながら、ジョンは車で走り去る。

麻薬カルテルが絡んでいることを察したジョンは、刑務所仲間である服役中のアルトゥーロ・リオス(ミゲル・サンドバル)に連絡して、リディアが付き合っていたジョナの情報を入手しようとする。

車を捨ててメキシコ人労働者のトラックに乗せてもらい、リディアを連れてあるバーに向かったジョンは、バーテンダーに、昔の仲間トム”プリーチャー”ハリス(マイケル・パークス)の居場所を訊く。

酒を前にして動揺するジョンは、カービーに電話をして、まずいことになったためにプリーチャーを捜していることを伝える。

カウンターで男達と談笑しているリディアと話をしたジョンは、貸しのある友人に会う必要があると伝える。

男達からプリーチャーの居場所を聞き出していたリディアは、ジョンにメモを渡す。

プリーチャーの家に向かい、妻のチェリーゼ(デイル・ディッキー)に声をかけたジョンは、格納庫に向かい、自分のバイクである1997年式ハーレーダビッドソンソフテイル”を確認する。

ナチ南軍関連グッズを取引している、軍隊時代の師であり旧友でもあるプリーチャーと話したジョンは、口を割らなかった約束を守ったと言ってバイクと金を要求する。

その夜リディアは、一度、裏社会に関わると永遠に追われるとプリーチャーから警告される。

バイクを整備するジョンは、人生を無駄にした自分は父親失格だとリディアに話して謝罪する。

翌朝、チェリーゼに銃を向けられて目覚めたジョンは、失踪したリディアの3万ドルの懸賞金を手に入れようとしているプリーチャーの考えを知る。

チェリーゼの銃を奪い殴り倒したジョンは、プリーチャーを脅してバイクの鍵と銃を奪う。

父親のように思っていたにも拘らず、裏切られたと言ってプリーチャーを批判するジョンは、リディアと共にその場を去る。

追ってきたバイカーの二人を倒したジョンは、ガソリンスタンドに寄り髭を剃り、モーテルに向かう。

カービーに連絡したジョンは状況を知らせて、脅しのメールを確認したリディアは怯える。

自殺願望もあるリディアに人生を無駄にするなと伝えたジョンは、何かあったらカービーに連絡することと、髪をブロンドに染めるようにと指示して出かける。

刑務所に向かい、弁護士に扮したジョンはリオスと面会しようとする。

その頃リディアは、カービーからの電話を受ける。

リオスに会ったジョンは、ジョナの叔父がカルテルのボスで、メキシコの刑務所から指示を出していることを知る。

ジョナはロサンゼルスでブツに管理をしていたが、問題ばかり起こし組織から遠ざかったことを知ったジョンは、追跡が大掛かりなので何かウラがあるはずだとリオスに伝える。

大金を奪ったジョナが、罪を自分とリディアと襲った住人になすりつけたと言われたジョンは、カルテルのボスには話をつけると、リオスに約束してもらえる。

映画館にいたリディアは、死んだはずのジョナからの電話を受け、居場所も知られてしまう。

その場にいたジョナに謝罪したリディアは、逃げようとするものの捕らえられる。

リディアからの着信に気づいたジョンは、彼女に電話をするものの出ないために、カービーに連絡する。

電話に出たジョナは、人質に取ったカービーに話をさせて、彼を射殺する。

激怒したジョンは、リディアは殺せないはずだと言って、組織のボスである叔父のことや、現金強奪を別人の仕業に見せかけた考えなどを話してジョナを脅す。

取引したジョンは、電話に出たリディアが生きていることを確認して、必ず行くことを彼女に約束する。

プリーチャーの家に向かい武器を奪ったジョンは、彼を射殺してジョナから指示された場所に向かう。

現場に着いたジョンは、バイクに地雷を仕掛けて銃を持っていないことを知らせる。

ジョナは、尾行がいないかシューブに確認させる。

バイクをどかそうとしたシューブらは爆死し、ジョーカーに襲い掛かり銃を奪ったジョンは彼を射殺する。

ジョナが逃げたためにリディアと車を出ようとしたジョンは、クリーナーに銃撃されて脚を撃たれる。

その場から移動したジョンは再び撃たれ、リディアはジョナの車から銃を奪う。

銃弾を受けながらクリーナーを射殺したジョンは、リディアに見守られながら息を引き取る。

逃げようとするジョナは、駆け付けた警官に逮捕される。

その後、刑務所に入れられたジョナの前にリオスらが現れる。

1年後。
支援団体の会に参加したリディアは、ドラッグを断ったことを話し、父や自分のために命を懸けた人々のことを語り感謝する。


解説 評価 感想
*(簡略ストー リー)
ロサンゼルス
タトゥー・ショップを兼ねる郊外のトレーラーハウスに住む仮釈放中のジョン・リンクは、失踪していた娘のリディアからの電話を受ける。
リディアが酒やドラッグに溺れ銃まで所持していることを知ったジョンは、現れたギャングに襲われる。
隣人である親友のカービーらに助けられたジョンは、リディアと共にその場を離れる。
リディアが、組織に関与する恋人ジョナを射殺してしまい追われていることを知ったジョンは、娘を守るために対抗策を考えるのだが・・・。
__________

2005年に発表された、ピーター・クレイグの小説”Blood Father”を基に製作された作品。

ザ・タウン」(2010)や「ハンガー・ゲーム」シリーズの脚本でも知られるピーター・クレイグの原作を基に、ジャン=フランソワ・リシェ演出によるフランス映画で、アメリカを舞台に、犯罪組織に追われる父娘の逃走と戦いを描くクライム・アクション。

元犯罪者、アルコール依存症、仮釈放中という最悪な状況下で、無駄な人生を生きてきたことを悔やむ男が、現れた失踪していた娘が組織に追われていることを知り、命を懸けて守り通そうとする姿を描く、ジャン=フランソワ・リシェのパワフルな演出が見所の作品。

人生に価値を見出せなかった男が、最愛の娘を守るために命を落とす終盤はホロリとさせられる。

主演のメル・ギブソンの渋い演技と、60歳を目前にして衰えを見せないタフガイぶりはファンを納得させてくれる。

組織犯罪に巻き込まれて怯えながら、父と共に危機を乗り越える少女エリン・モリアーティ、その恋人で組織の一員であるディエゴ・ルナ、主人公の軍隊時代の師である旧友のマイケル・パークス、その妻デイル・ディッキー、主人公の隣人でもある親友のウィリアム・H・メイシー、主人公の刑務所仲間である服役中の犯罪者ミゲル・サンドバル、モーテルの受付係トーマス・マン、ギャングのリチャード・カブラルとダニエル・モンカダ、組織の殺し屋ラウル・トルイロなどが共演している。


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