プロムでセックスすることを決めた娘達の行動を阻止しようとする親達の奮闘を描く、監督ケイ・キャノン、主演レスリー・マン、アイク・バリンホルツ、ジョン・シナ、キャスリン・ニュートン他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ケイ・キャノン
製作
エヴァン・ゴールドバーグ
セス・ローゲン
ジェームズ・ウィーヴァー
ジョン・ハーウィッツ
ヘイデン・シュロスバーグ
クリス・フェントン
製作総指揮
ネイサン・カヘイン
ジョセフ・ドレイク
ジョシュ・フェイゲン
クリス・カウルズ
デヴィッド・スタッセン
ジョナサン・マッコイ
脚本
ブライアン・キーホー
ジム・キーホー
撮影:ラス・T・オルソブルック
編集:ステイシー・シュローダー
音楽:マテオ・メッシーナ
出演
リサ・デッカー:レスリー・マン
ハンター:アイク・バリンホルツ
ミッチェル・マンズ:ジョン・シナ
ジュリー・デッカー:キャスリン・ニュートン
ケイラ・マンズ:ジェラルディン・ヴィスワナサン
サム:ギデオン・アドロン
オースティン:グラハム・フィリップス
コナー・オルドリッチ:マイルズ・ロビンス
チャド:ジミー・ベリンガー
ブレンダ:ジューン・ダイアン・レイチェル
カイラー・モンテリオ:ジェイク・ピッキング
フランク:ハンニバル・ブレス
マーシー・マンズ:サラユ・ブルー
ロン:ゲイリー・コール
ルディ:コルトン・ダン
キャシー:ジーナ・ガーション
アンジェリカ:ラモナ・ヤン
ジェイデン:T・C・カーター
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2018年製作 102分
公開
北米:2018年4月6日
日本:未公開
製作費 $21,000,000
北米興行収入 $60,311,500
世界 $94,045,290
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
シカゴ郊外。
娘達が小学校に入学した日に、その親であるリサ・デッカー(レスリー・マン)、ハンター(アイク・バリンホルツ)、ミッチェル・マンズ(ジョン・シナ)は友達になる。
三人に見守られながら娘達は成長し、高校を卒業を控える。
プロムの日、娘ジュリー(キャスリン・ニュートン)が心配なシングルマザーのリサは、学校に向かう彼女を見送る。
妻マーシー(サラユ・ブルー)から、娘ケイラ(ジェラルディン・ヴィスワナサン)が大人になる時期だと言われたミッチェルも、彼女のことを心配する。
ジュリーとハンターの娘サム(ギデオン・アドロン)は、ケイラと待ち合わせて学校に向かう。
ボーイフレンドのオースティン(グラハム・フィリップス)との恋も順調なジュリーは、ケイラとサムに、彼とセックスすることを宣言する。
ケイラもコナー・オルドリッチ(マイルズ・ロビンス)とセックスすることを決めるが、サムはその気にはならなかった。
帰宅したジュリーは、”UCLA”からの合格通知を見て喜ぶが、遠くの大学に行くことには反対のリサには話さなかった。 プロムに出かけるサムは、母親ブレンダ(ジューン・ダイアン・レイチェル)と義父フランク(ハンニバル・ブレス)から、今夜の心がけについての話を聞かされる。 ドレスをリサに見せたジュリーは、オースティンの家で二次会をやることを話し、彼が”UCLA”に受かったことを話題にする。 ”UCLA”を選ぶ最大のミスを犯すところだったと言われたジュリーは、家から45分しか離れていない”シカゴ大学”がいちばんだと言われてしまう。 ジュリーは、大学は近くだが家を出ると言い張る。 マーシーと共にケイラのドレス姿を見たミッチェルは、思わず涙ぐんでしまう。 ジュリーの家の庭でパーティーが開かれ、ジュリーとケイラは、チャド(ジミー・ベリンガー)とセックスする気になったサムと共に、プロムを楽しむことになる。 そこに、リムジンに乗ったハンターが現れ、浮気をして離婚した父の出現にサムは戸惑ってしまう。 一応ハンターを歓迎したミッチェルとリサも、トラブルを起こしそうな彼を警戒する。 そこにケイラをエスコートしするコナーが現れ、話をしたミッチェルは彼が気に入らない。 ブレンダとフランクに声を賭けられたハンターだったが、話がかみ合わない。 ジュリーの部屋で”UCLA”の合格通知を見つけてしまったリサは、ショックを受ける。 皆と共にリムジンでプロムに向かうジュリーを呼び止めたリサは、意味ありげなことを話して彼女を牽制する。 ジュリーらは、ドライバーのルディ(コルトン・ダン)に話しかけられる。 その後、ミッチェルと話したリサは、ジュリーが”UCLA”に合格したことを知らせて、本気ではないと思うと伝える。 ジュリーがパソコンを消し忘れていることに気づいたリサは、メールが連続して送られてきているものの、絵文字ばかりで意味が分からない。 ハンターの協力でメールの内容を解読したリサらとミッチェルは、娘達が初体験するつもりだということを知り焦る。 電話をしても出ない娘達のセックス協定を阻止しようとしたリサとミッチェルは、大袈裟に考えるなというハンターの意見を無視してプロムの会場に向かう。ロンとキャシー サムは間違ったことはしないと言い張るハンターは、リサとミッチェルがプロムで問題を起こすことを心配する。 リサから、セックスで人生がダメになると言われたハンターは、浮気をして離婚した自分のことだと思う。 ハンターに自分自身のことだと伝えたリサは、セックス協定を阻止する考えを変えようとしない。 会場に着いたジュリーらは楽しみ、サムは、気になる存在だったアンジェリカ(ラモナ・ヤン)に話しかける。 サムは、ゲイのアンジェリカから、何でも試さなければ分からないと言われる。 ケイラは、今夜はセックスして楽しむことをコナーに伝える。 リサとミッチェルと共に会場についったハンターは、ジュリーらがその場を去る姿を見かけるが二人には話さない。 ところが、サムがチャドにキスする姿を目撃したハンターは憤慨し、リサとミッチェルと共にオースティンの家に向かう。 ジュリーと同じ赤いドレスの女性と男性が愛し合っている姿を見てしまったリサは動揺するが、それはオースティンの両親ロン(ゲイリー・コール)とキャシー(ジーナ・ガーション)だった。 ミッチェルと目が合ってしまったロンは、気まずい思いをしながらキャシーと外に出て、子供達はレイクハウスにいると伝える。 住所は教えてもらえないものの、ミッチェルはリサとハンターを連れてその場を去り、マーシーがレイクハウスの内装を手掛けたので知っていると二人に伝える。 皆と共にリムジンでレイクハウスに向かうケイラは、コナーにドラッグを勧められる。 子供達の考えを尊重するマーシーは住所を教える気はなく、リサと口論になるものの、ミッチェルが住所を見つけて、三人はレイクハウスに向かう。 レイクハウスに着いたジュリーらは、勢いをつけてその時に備える。 コナーからドラッグ入りのマカロンを食べさせてもらったケイラは、即ハイになってしまう。 その場に着いたリサらは、カイラー・モンテリオ(ジェイク・ピッキング)らから大人は立ち入り禁止だと言われ、子供達と交流するために、ミッチェルが一気飲みの勝負をすることになる。 その頃、いい雰囲気になったジュリーは、オースティンと共にベッドで愛し合おうとする。 肛門にチューブを入れてビールを流し込む勝負だと知り戸惑うミッチェルだったが、コナーがドラッグを使い食べ物を作ることを知り、ケイラの危機を考えて勝負をする。 酔ったサムは、セックスしたいと言ってチャドに迫る。 ミッチェルの姿を見たケイラは、更にハイになる。 勝負は始まるものの、警察が来たためにその場にいた者達は逃げる。 ジュリーもそれに気づき、いいムードをぶち壊しにされて憤慨する。 アンジェリカに助けてもらいリムジンに乗ったサムは、一緒には行けないという彼女から、これから行くホテルで会えるかもしれないと言われる。 リムジンが走り去ることに気づいたリサは、ミッチェルとハンターを車に乗せて運転して追跡する。 尾行に気づいたルディはスピードを上げ、気分が悪くなったサムは吐いてしまい、皆もそれに続く。 リムジンに接近したリサは、サンルーフから顔を出したサムに吐かれてしまい、ハンドルを誤り事故を起こす。 子供達を追うことができないリサは焦り、ケイラに電話をしてもでないミッチェルは、テレパシーで通信しようとする。 コンビニに寄ったジェニーは、両親と連絡したオースティンから親達が捜しに来たことを知らされ、リサから多数の着信があったことに気づき焦る。 ジェニーからの電話を受けたリサは、まだプロムの会場にいるというウソをつく彼女に、セックス協定と”UCLA”のことは知っていると伝える。 独りになるのが寂しいから”UCLA”に行くのを阻止したいと言われたリサは、それを否定する。 しかし、ジェニーから、”UCLA”に行くのは自分から離れることができるからと言われたリサは、ショックを受ける。 ミッチェルは、このまま孤独死すると言って嘆くリサを慰める。 浮気で家族と離れたハンターは、サムとやり直したいと言って涙する。 元に戻そうとした車が爆発してしまい、ロンとキャシーが子供達の居場所を知っていると考えたリサらは、ハンターが呼んだ友人の車でオースティンの家に向かう。 ロンとキャシーに聞いても子供達の居場所は教えないと考えたリサは、家に侵入して携帯を盗み見ることを考え、ミッチェルが窓から入る。 裸で目隠しプレイをしているロンとキャシーを、ミッチェルとハンターが気づかれないようにして相手をする間に、リサが携帯電話を奪う。 携帯電話のメールを見たリサは、オースティンがまだセックスしていないことを知り、ミッチェルとハンターと共に、子供達がいるはずのホテルに向かう。 ジュリーが動揺していることをオースティンから知らされたケイラは、部屋の鍵を借りて、気分を盛り上げるためのセッティングをしようとする。 ミッチェルとハンターと共にホテルに着いたリサは、ケイラが出てきた部屋に入る。 準備が整っていることを知ったリサは、そこにジュリーとオースティンが現れたためにベッドの下に隠れる。 ケイラを捜すミッチェルは、片っ端から部屋を見て回るものの見つけることができない。 部屋に向かったケイラとコナーは、気分が盛り上がる。 チャドとベッドに入ったサムだったが、結局はセックスする気にはならない。 焦らずに互いをよく知ってからにすることをコナーに伝えたケイラも、セックスすることは諦める。 その頃ハンターは、チャドを見かけて彼を追う。 ケイラをみつけたミッチェルは、コナーを投げ飛ばす。 コナーはその場から去り、自分を守るために来たと言うミッチェルの考えを聞いたケイラは、父の気持ちを理解する。 ケイラから、最高の父親だと言われたミッチェルは思わず涙ぐむ。 ジュリーとオースティンはベッドに入り、ベッドの下から出たリサは、二人の様子を気にしながら、見つからないようにしてその場を去る。 サムの部屋に向かったハンターは、チャドを叩きのめそうとするものの、彼女から何もしていないと言われる。 迷惑だと言われたハンターは、ブレンダとの関係をこじらせて嫌な思いをさせたことをサムに謝罪し、やり直したいと伝える。 自分がゲイであることをハンターに話したサムは、誰にも言っていないと伝える。 サムの気持ちを理解するハンターは、隠す必要がないことを伝えて彼女を抱きしめる。 バーで、親らしいことをしたと言って互いに満足するミッチェルとハンターは、ジュリーの考えを尊重する気になったリサも納得できたことを知る。 リサとミッチェルは飲む気になり、ハンターは再会を約束してその場を去ろうとするが、呼び戻されて二人に付き合う。 ケイラとサムが何もしなかったことを知ったジュリーは、オースティンとは完璧だったと二人に話す。 その場にアンジェリカが現れたため、サムは、ジェニーとケイラに自分がゲイだと話す。 アンジェリカに気持ちを伝えたサムは、彼女とキスして大いに楽しむ。 3か月後。 ミッチェルとハンターと共に、車で出発した娘達を見送ったリサは、自分もメールのグループトークに入れられていることに気づく。 その内容を見た三人は、娘達が危険な旅をしようとしていると思い、後を追おうとする。 しかし、それがジョークだと分かった三人は安心する。 ケイラがいなくなったために夫婦の時間が楽しめるようになったミッチェルは、ロンとキャシーの真似をして目隠しプレイを楽しむ。 そこに現れたケイラは、裸の両親を見て叫び声をあげ、ミッチェルとマーシーも驚く。
...全てを見る(結末あり)
ジェニーと理解し合えたリサは、ロサンゼルスに旅立つ彼女を抱きしめる。
*(簡略ストー リー)
シカゴ郊外。
娘達が小学校に上がった時に友人になったリサ・デッカーとミッチェルは、浮気をして家を出たハンターと共に、高校生に成長した娘達のプロムの日を迎えう。
娘達がプロムの後でセックスすることを決めたと知ったリサらは、それを阻止するために行動を開始するのだが・・・。
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「ピッチ・パーフェクト」シリーズの脚本で知られるケイ・キャノンの監督デビュー作品。
プロムでセックスすることを宣言した娘達の行動を阻止しようとする親達の奮闘を描くコメディ。
セックスやドラッグなどを扱う内容であるため、セリフなども下品でかなりどぎついものの、オープンなアメリカ人気質などが描かれた実に愉快な作品。
批判を受けて叩かれそうな作品なのだが、嫌味のない内容や軽快な展開は批評家からも高評価を受け、北米興行収入は約6000万ドル、全世界では1億ドルに迫るヒットとなった。
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シングルマザーとして育てた娘のことを心配するレスリー・マン、その友人で浮気をして家を出たアイク・バリンホルツ、同じく友人で体に似合わず涙もろいジョン・シナ、セックス宣言をするその娘達キャスリン・ニュートン、ギデオン・アドロン、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ジュリー(キャスリン・ニュートン)のボーイフレンド、グラハム・フィリップス、ケイラ(ジェラルディン・ヴィスワナサン)の相手コナー・オルドリッチ:マイルズ・ロビンス、サム(ギデオン・アドロン)の相手ジミー・ベリンガー、サムの母親ジューン・ダイアン・レイチェル、その再婚相手ハンニバル・ブレス、レイクハウスの若者ジェイク・ピッキング、ミッチェル(ジョン・シナ)の妻サラユ・ブルー、オースティン(グラハム・フィリップス)の両親ゲイリー・コールとジーナ・ガーション、リムジンのドライバー、コルトン・ダン、サムと惹かれ合う女子高生のラモナ・ヤンなどが共演している。