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子連れじゃダメかしら? Blended (2014)

3人の娘と暮らす妻を亡くした男性と息子2人を育てるシングルマザーの恋を描く、監督フランク・コラチ、製作、主演アダム・サンドラードリュー・バリモアベラ・ソーン他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:フランク・コラチ

製作
マイク・カーツ
アダム・サンドラー
ジャック・ジャラプト
製作総指揮
バリー・ベルナルディ
ジョシー・ローゼン
ティム・ハーリヒー
アレン・コヴァート
スティーヴ・コーレン
脚本
イヴァン・メンシェル
クレア・セラ
撮影:ジュリオ・マカット
編集:トム・コステイン
音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ

出演
ジム・フリードマン:アダム・サンドラー
ローレン・レイノルズ:ドリュー・バリモア
ヒラリー”ラリー”フリードマン:ベラ・ソーン
ブレンダン・レイノルズ:ブラクストン・ベッカム
エスプン・フリードマン:エマ・ファーマン
タイラー・レイノルズ:カイル・レッド・シルバースタイン
ルイーズ “ルー “フリードマン:アリヴィア・アリン・リンド
ニッケンズ:テリー・クルーズ
エディ・ウォーニック:ケヴィン・ニーロン
ジンジャー・ウォーニック:ジェシカ・ロウ
ジェイク・ウォーニック:ザック・アンリ
ジェン・パーマー:ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ
マーク:ジョエル・マクヘイル
ムファナ:アブデュライエ・ンゴム
ダグ:シャキール・オニール
ディック・セオドポリス:ダン・パトリック
デール:デール・ステイン
トレイシー:ローレン・ラプクス
薬局のレジ係:メアリー・パット・グリーソン
ジョージアナ:アレクシス・アークエット

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2014年製作 117分
公開
北米:2014年5月23日
日本:未公開
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $46,294,600
世界 $127,994,600


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
フーターズ”。
家に電話をしたシングルマザーのローレン・レイノルズ(ドリュー・バリモア)は、子守のトレイシー(ローレン・ラプクス)に息子ブレンダン(ブラクストン・ベッカム)とタイラー(カイル・レッド・シルバースタイン)の様子を聞く。

妻を亡くした三人の娘の父親ジム・フリードマン(アダム・サンドラー)は、ブラインドデートの相手ローレンと付き合う気はなく、”緊急事態”の電話を受けて帰る。

翌日、クローゼットを整理する仕事をするローレンは、そのことを親友で同僚のジェン・パーマー(ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ)に話す。

スポーツ用品店の店長であるジムは、同僚のダグ(シャキール・オニール)にデートの相手が酷かったことを話す。

ジムは、店でバイトをする長女ヒラリー”ラリー”フリードマン(ベラ・ソーン)と春休みのキャンプの話をする。

客に男と間違われたラリーは苛立つ。
...全てを見る(結末あり)

ローレンは、ブレンダンがメールを盗み見てデートのことを知っていたことに驚き、タイラーを送って来た元夫のマーク(ジョエル・マクヘイル)と話をする。

亡き母が傍にいると信じる侍女エスプン(エマ・ファーマン)のことを気にするジムは、三女のルイーズ “ルー “(アリヴィア・アリン・リンド)とおやつを食べる。

タイラーの野球の試合の応援に行ったローレンは、現れたジェンから、恋人のディック・セオドポリス(ダン・パトリック)と旅行に行くことを知らされる。

その夜、薬局で出くわしたジムとローレンは、そこでも話がかみ合わず別れる。

翌日ローレンは、マークの出張で、春休みの川下りに行けなくなったことを息子達に話し、がっかりさせてしまう。

そこにジムが現れ、ローレンは、薬局でクレジットカードを間違えて渡されたことを知る。

訪ねて来たジェンから、ディックとは終わりだと言われたローレンは、その場にいたジムがデートの相手だと伝える。

5人の子持ちだったディックと付き合う気がないと言うジェンの話を聞いていたジムは、彼は上司で、スポーツ用品チェーンのオーナーであり、自分は店長だと伝える。

ジェンから、旅行はアフリカの予定だったと言われたローレンは、ジムにカードを渡して帰ってもらう。

旅行をキャンセルすることを知ったローレンは、ジェンにそれを譲ってもらい、子供たちを連れて行くことを考える。

ディックに電話をしたジムも、アフリカ旅行を譲ってもらおうとする。

南アフリカ
現地で出くわした両家族はいがみ合い、ジムとローレンは、ホテルの接客係ムファナにカップルとして迎られる。

誤解を解くために、付き合っていないことを子供たちに説明したジムとローレンは、豪華な恋人用の部屋に案内される。

ローレンは、ディックがジェンにプロポーズする気だったことを知り驚く。

娘たちとレストランに向かったジムは、エディ・ウォーニック(ケヴィン・ニーロン)と妻ジンジャー(ジェシカ・ロウ)、息子のジェイク(ザック・アンリ)と相席になり、ローレンらも現れる。

その後、子供たちは様々な遊びを楽しみ、ラリーはジェイクに惹かれる。

翌日、ジムと共にある親子とバスケットボールを楽しんでいたラリーは、ジェイクに気づき急に女らしく振舞う。

ジムに余計なこと言われたラリーは傷つき、その場を去る。

ローレンにトイレに連れて行ってもらったルーは、優しくしてくれた彼女に親しみを感じる。

その間タイラーも、ジムと共に楽しく過ごす。

ラリーがジェイクを意識していることに気づいたローレンは、床屋しか行ったことがない彼女をサロンに連れて行き、女らしく変貌させようとする。

ローレンは、ラリーの母親がフーターズの店長だったことを知り、彼がデートの場所に選んだ理由を知る。

ディナーの際、エスプンを気遣うローレンは、彼女の隣の席の母親の分のフルーツも運んであげる。

ジンジャーからジムとの出会いを訊かれたローレンは、データしたフーターズが素晴らしい店だったと答える。

ジムは、別人のように女らしく美しくなったラリーを見て驚き、ローレンは満足し、ジェイクは唖然とする。

ジェイクに誘わたラリーは、一緒に食事を取りに行く。

自分に許可なくラリーを変貌させたローレンに意見するジムは、タイラーを危険な目に遭わせたことを非難される。

結局は謝罪し合ったジムとローレンは、ホテルのエンターティナー、ニッケンズ(テリー・クルーズ)に恋に落ちたと言われて冷やかされる。

翌日、ジムとローレンス、そしてエディの家族はサファリを楽しみ、ラリーとジェイクは急接近する。

その夜、マッサージ教室に参加したジムとローレンは、心触れ合うようになる。

その後ローレンは、寝かせてほしいと言うルーに”虹の彼方に”を歌ってあげる。

ラリーとエスプンは、母がよく歌ってくれた曲に気づき、ルーは気持ちよく眠る。

翌日ジムは、クリケット選手のデール(デール・ステイン)に協力してもらい、タイラーに野球の感覚でクリケットを教えて、ブレンダンとはボクシングをする。

子供たちからその話を聞いていたローレンは、気に入っていたドレスがクローゼットの中にあったために驚き、ジェンがプレゼントしてくれたことに気づく。

最後の夜、ローレンはそのドレスを着てディナーに現れ、ジムらを驚かせる。

子供たちは専用ビュッフェに向かい、ジムとローレンは、ムファナに案内されて、特別なディナーが用意してある場所に向かう。

すべてジムがセッティングしたことを知ったローレンは驚き、ロマンチックな雰囲気を楽しむ。

惹かれ合う二人はキスしようとするが、気持ちの整理がつかないジムは思い留まってしまう。

帰国したローレンは、旅のことをジェンに話し、彼女がディックとやり直して、彼の子供たちに会うことを知る。

ジェイクと付き合い始めたラリーは、ローレンと惹かれ合っているはずのジムに、行動するべきだと伝える。

ローレンを愛していても生活は変えられないとラリーとルーに伝えたジムは、自分の気持ちに気づく。

娘たちやテレビ電話で話していたエディに促されたジムは、ローレンに気持ちを伝える決心をする。

ローレンの家に居たマークから復縁を考えていると言われたジムは、ショックを受ける。

ジムが持っていた花束を受け取ったマークは、彼に皮肉を言う。

ジムは、呆然としながらその場を去る。

帰宅したローレンはマークから花を受け取り、復縁を迫られるものの、浮気癖がありタイラーの試合にも来ない彼を簡単には許さなかった。

その夜、エスプンから母が自分の傍からいなくなりそうだと言われたジムは、母は心の中にいて傍には自分がいると伝えて彼女を抱きしめる。

エスプンから、ローレンもいなくなるのかと訊かれたジムは、答えられなかった。

数日後、タイラーの試合を見に行ったローレンとブレンダンは、マークが来ないために苛立つ。

ディックと子供たちと共に来てくれたジェンとマークの悪口を言うローレンは、ジムと子供たちが来たことに気づく。

打席に立つタイラーを応援するジムは、彼に近づいてアドバイスする。

ピッチャーが投げたワンバウンドしたボールを強打したタイラーは、全速でダイヤモンドを一周する。

タイラーのランニングホームランでチームは勝利し、彼はヒーローとなる。

ジムやローレン、そして子供たちは喜ぶ。

ローレンとフェンス越しに話したジムは、マークと復縁することを聞いたのでショックだったと伝える。

復縁はあり得ないと言われたジムは、準備ができたとローレンに伝え、子供たちも望んでいると言う彼女とキスする。

抱き合う両親を見て、子供たちは喜ぶ。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
妻に先立たれ三人の娘と暮らすジム・フリードマンは、息子が二人を育てるシングルマザーのローレンとブラインドデートをする。
互いに相手が気に入らずに別れた二人だったが、ひょんなことから、両家族はアフリカ旅行先で出くわし、行動を共にすることになるのだが・・・。
__________

名コンビのフランク・コラチアダム・サンドラーが組んだ作品。

そして、相性のいいアダム・サンドラードリュー・バリモアが、「ウェディング・シンガー」(1998/フランク・コラチ作品)と「50回目のファースト・キス」(2004)に続き共演した作品。

三人の娘と暮らす妻を亡くした男性と、息子二人を育てるシングルマザーの恋を描くロマンチック・コメディ。

三流コメディ風のユーモアセンスや演出、中盤からはハートウォーミングな感傷的ドラマ仕立てで展開するものの退屈な内容はバランスが悪く、アダム・サンドラー作品としては失敗作に終わり、批評家からは酷評された。

アダム・サンドラードリュー・バリモアラジー賞にノミネートされてしまい(シャキール・オニールも)、北米興行収入は約4600万ドルに終わるものの、全世界では約1億2800万ドルのヒットとなった。

妻に先立たれ三人の娘と暮らす、恋に積極的になれないアダム・サンドラー、紆余曲折あるものの彼と結ばれる、二人の息子を育てるシングルマザーのドリュー・バリモア、主人公の長女ベラ・ソーン、次女のエマ・ファーマン、三女のアリヴィア・アリン・リンド、ヒロインの息子ブラクストン・ベッカムとカイル・レッド・シルバースタイン南アフリカのホテルのエンターティナー、テリー・クルーズ、主人公らがホテルで知り合う家族ケヴィン・ニーロン、その妻ジェシカ・ロウ、その義理の息子ザック・アンリ、ヒロインの友人ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ、ヒロインの元夫ジョエル・マクヘイル、ホテルの接客係アブデュライエ・ンゴム、主人公の同僚シャキール・オニール、主人公の上司ダン・パトリックESPNの”スポーツセンター”他のアンカー)、主人公がクリケットを教えてもらう、南アフリカ代表選手のデール・ステイン、ヒロインが雇う子守のローレン・ラプクス、薬局のレジ係メアリー・パット・グリーソン、野球の試合の演奏担当アレクシス・アークエットなどが共演している。


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