悪事を繰り返す強盗と有名女優との恋を描く、監督ジョージ・シャーマン、主演イヴォンヌ・デ・カーロ、ダン・デュリエ他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョージ・シャーマン
製作:レナード・ゴールドスタイン
原案
ルーシー・ウォード
ジャック・ナットフォード
脚本
ルーシー・ウォード
ジャック・ナットフォード
ウィリアム・バワーズ
編集:ラッセル・F・ショーンガース
撮影:アーヴィング・グラスバーグ
音楽
ヒューゴ・フリードホーファー
チャールズ・マクスウェル
ハンス・J・サルター
ポール・ソーテル
フランク・スキナー
リース・スティーヴンス
出演
ローラ・モンテス:イヴォンヌ・デ・カーロ
チャールズ・E・ボールズ/ブラック・バート:ダン・デュリエ
ランス・ハーディーン:ジェフリー・リン
ジャージー・ブレイディ:パーシー・キルブライド
ゴードン保安官:ロイド・ガフ
マーク・ロリマー:フランク・ラヴジョイ ウェルズ・ファーゴ
クラーク:ジョン・マッキンタイア
J.T.ホール:ドン・ベドー
マクファーランド:レイ・ウォーカー
テレサ:ソレダッド・ヒメネス
エド・メイソン:エディ・ウォーラー
ハーモン夫人:アン・オニール
先住民:チーフ・メニー・トリーティー
エルキンス:エディ・エイカフ
町民:アール・オーデット
町民:ウィリアム・ベイリー
ヘンリー:レイ・ベネット
ママシータ:ニーナ・カンパーナ
ウェルズ・ファーゴの代表者:ム・コールマン
クレイトン:ラス・コンウェイ
ブレイク:バート・デイビッドソン
オルコット:ジョージ・ダグラス
アル:フランクリン・ファーナム
ミックス保安官:ダグラス・フォーリー
町民::レイ・ハーパー
バーテンダー:リード・ハウズ
タバコを噛む酒飲みの男:シ・ジェンクス
町民:ジャック・ケニー
町民:ミルトン・キビー
町民:ケネス・ロス・マッケンジー
町民:ポール・マクシー
ウェルズ・ファーゴの幹部:フランク・オコナー
ウェルズ・ファーゴの男:ウィリアム・オリアリー
町民::アーティ・オルテゴ
バンドリーダー:マーシャル・ルース
ケラー:エヴェレット・シールズ
御者:ジョージ・サワーズ
ピート:レイ・ティール
バーフライ:ハリー・テンブルック
町民:ジャック・トルネック
町民:ウェイン・C・トレッドウェイ
捜査官:ヘンリー・ウィルス
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1948年製作 80分
公開
北米:1948年3月3日
日本:未公開
■ ストーリー ■
無法者ジャージー・ブレイディ(パーシー・キルブライド)は、かつての仲間で、悪名高きチャールズ・E・ボールズ、別名ブラック・バート(ダン・デュリエ)について語る。
数年前、チャールズ、ランス・ハーディーン(ジェフリー・リン)、ジャージーは、悪事を繰り返していた。
チャールズは、最後の強盗を終えて2人と別れ、カリフォルニアに向かうつもりだった。
ランスとジャージーはチャールズを裏切り、奪った金を自分たちのものにしようとする。
しかし、2人を騙したチャールズは、現金を手にしてカリフォルニアに向かう。
数か月後、サクラメント。
チャールズは、かつての仲間クラーク(ジョン・マッキンタイア)に再会し、”ウェルズ・ファーゴ”の弁護士になっていた彼と手を組もうとする。
その後チャールズは、ゴールドラッシュをきっかけにして、クラークの情報を基にウェルズ・ファーゴの駅馬車などを襲い、マスクの男ブラック・バートとして犯罪を繰り返し、懸賞金1万ドルのお尋ね者になる。
ゴードン保安官(ロイド・ガフ)は、ウェルズ・ファーゴの責任者マーク・ロリマー(フランク・ラヴジョイ)の要請で、ブラック・バートの捜査を優先させる。
その頃、劇場を経営するマクファーランド(レイ・ウォーカー)は、人気女優ローラ・モンテス(イヴォンヌ・デ・カーロ)のショーを企画し、彼女と共に10万ドルの価値があるダイヤモンドが町に運び込まれることになる。
ローラ、そしてランスとジャージーらを乗せた駅馬車が、ブラック・バートに襲われ、現金を奪われる。
ランスとジャージーは、マスクのブラック・バートの声で、それがチャールズだと気づく。
ローラは隙を見てブラック・バートを蹴とばし、暴走した駅馬車をランスとジャージーが止める。
中継所に着いたローラは、駅馬車の乗客を救い怪我人の手当てをするランスに感謝する。
その場に現れたブラック・バートは、ローラに盗んだブレスレットを返し、彼女を抱きしめて立ち去る。
ローラは、強盗ではあるが魅力的なブラック・バートに、心を奪われてしまうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
低予算西部劇などを多く手掛けたジョージ・シャーマンが監督し、主演はイヴォンヌ・デ・カーロ、ダン・デュリエなどが共演した作品。
悪事を繰り返す強盗と有名女優との恋を描く西部劇。
ファーストクレジットは有名女優を魅力的に演ずるイヴォンヌ・デ・カーロではあるが、チャールズ・E・ボールズ/ブラック・バートを演ずるダン・デュリエが主人公と言っていい作品であり、悪党にしては憎めない男を実にいい味で熱演している。
ブラック・バートのかつての仲間ジェフリー・リンとパーシー・キルブライド、保安官のロイド・ガフ、”ウェルズ・ファーゴ”の責任者フランク・ラヴジョイ、ブラック・バートと手を組み情報を流す弁護士のジョン・マッキンタイア、ウェルズ・ファーゴが雇う探偵ドン・ベドー、劇場のオーナー、レイ・ウォーカー、御者のエディ・ウォーラー、先住民のチーフ・メニー・トリーティー、町民のアール・オーデット、ウィリアム・ベイリー、ミルトン・キビー、ケネス・ロス・マッケンジー、ポール・マクシー、アーティ・オルテゴ、ウェルズ・ファーゴの代表者ム・コールマン、ウェルズ・ファーゴの社員ラス・コンウェイ、バーテンダーのリード・ハウズ、他アン・オニール、エディ・エイカフ、ジョージ・ダグラス、レイ・ティール、ハリー・テンブルックなどが共演している。