| 失踪した友人を捜す退役軍人が事件の真相を探ろうとする姿を描く、監督ヴィンセント・シャーマン、主演ゴードン・マクレー、エドモンド・オブライエン、ヴァージニア・メイヨ、ヴィヴェカ・リンドフォース他共演のフィルム・ノワール。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ヴィンセント・シャーマン
製作:アンソニー・ヴェイラー
原案:ローレンス・B・マーカス
脚本
アイヴァン・ゴッフ
ローレンス・B・マーカス
ベン・ロバーツ
撮影:カール・E・ガスリー
編集:トーマス・ライリー
音楽:ダニエル・アンフィシアトロフ
出演
ボブ・コーリー:ゴードン・マクレー
スティーヴ・コネリー:エドモンド・オブライエン
ジュリー・ベンソン:ヴァージニア・メイヨ
リサ・ラドフ:ヴィヴェカ・リンドフォース
ベン・アルノ:デイン・クラーク
ガルシア警部:エド・ベグリー
ボニー・ウィリス:シーラ・マクレー
ハーバート・アンステッド医師:マック・ウィリアムズ
リー・クオン:レナード・ストロング
ブレイン夫人:フランシス・ロビンソン
ソリー・ブレイン:リチャード・ロバー
ブレイク:ジョン・デナー
ノーラン医師:チャールズ・レイン
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1950年製作 91分
公開
北米:1950年1月26日
日本:未公開
■ ストーリー ■
1948年11月、カリフォルニア州、バンナイズ、バーミンガム退役軍人病院。
看護師のジュリー・ベンソン(ヴァージニア・メイヨ)は、退役軍人のスティーヴ・コネリー(エドモンド・オブライエン)から、戦友で負傷したボブ・コーリー(ゴードン・マクレー)のことを訊かれる。
脊椎を損傷したボブは入院し手術を繰り返していたが、ジュリーと出会い惹かれ合う仲になっていた。
スティーヴはジュリーに、アリゾナ州のスコッツデールにある牧場をボブと共に購入する計画を話す。
しかしジュリーは、重傷を負った今の状態のボブには、少なくても1年は無理をさせるべきではないと言って、その計画に反対する。
納得したスティーヴは、手術を控えるボブと話し、牧場は諦めてガソリンスタンドの経営を提案する。
ボブが牧場のことを諦めていないために、スティーヴは計画を進めようとする。
クリスマスイヴ。
ジュリーは、悪夢でうなされて目覚めたボブが、6週間も姿を見せないスティーヴのことを心配していることを知り、問題ないと言って、手術は成功し1週間で退院できると伝えて励ます。
その後、注射を打たれたボブがベッドで眠っていると、スウェーデン訛りの女性(ヴィヴェカ・リンドフォース)が現れ、朦朧とする彼に、スティーヴがひどい事故に遭ったことを伝える。
背骨が折れたスティーヴから、苦痛より死を選びたいと言われた女性は、どうしたらいいかボブに尋ねる。
ボブは、スティーヴも必ず治ると言って、自分が退院するのを待つようにと伝えることを彼女に指示する。
ボブは、住所を書き残すようにと言って意識を失い、女性は姿を消す。(メモには何も書かれていなかった)10日後。
ノーラン医師(チャールズ・レイン)に退院を許可されたボブは、イヴの夜の出来事は夢だったと言われ、ジュリーから渡された、シカゴのスティーヴからの電報を見て納得する。
退院したボブは、現れた警官に連行されて警察署に向かい、殺人課のガルシア警部(エド・ベグリー)の尋問を受ける。
ボブは、スティーヴのことを訊かれ、彼が、ギャンブラーでゆすり屋のソリー・ブレイン(リチャード・ロバー)の殺人容疑で指名手配されていることを知る。
スティーヴを信じるボブは、それを信じようとしない。
ボブは、スティーヴには戦前、ギャンブルと詐欺共謀で逮捕歴があると言うガルシアに、すべて知っていることを伝える。
スティーヴの居場所を訊かれたボブは、電報のことを指摘するガルシアから、シカゴに住むジュリーの母親が送ったものだったことを知らされる。
ガルシアは、スティーヴのことを疑わないボブに、ソリー・ブレインの殺害事件の詳細を話す。
ボブは、余計な行動はしないようにと言うガルシアの忠告を無視して、事件のことを調べようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
「真夜中のスパイ」(1942)、「ドン・ファンの冒険」(1948)などのヴィンセント・シャーマンが監督し、主演はゴードン・マクレー、エドモンド・オブライエン、ヴァージニア・メイヨ、ヴィヴェカ・リンドフォースなどが共演した作品。
失踪した友人を捜す退役軍人が事件の真相を探ろうとする姿を描くフィルム・ノワール。
多くのキャラクターが登場し、そのそれぞれが複雑に絡み合う殺人事件が展開し、思わぬ人物が犯人だと判明する内容はまずまず楽しめる。
主演のゴードン・マクレーは、失踪した戦友と共に犯罪に巻き込まれる退役軍人を熱演している。
主人公の戦友で、出会った女性との関係により事件に巻き込まれるエドモンド・オブライエン、主人公と惹かれ合う看護師で、事件解決のために協力するヴァージニア・メイヨ、スティーヴ(エドモンド・オブライエン)と惹かれ合うようになるクラブ歌手を魅力的に演ずるヴィヴェカ・リンドフォース、彼女に惹かれている葬儀社の経営者で、事件の犯人だった主人公の友人デイン・クラーク、事件を捜査する警部のエド・ベグリー、リサ(ヴィヴェカ・リンドフォース)のルームメイトで殺されるシーラ・マクレー(ゴードン・マクレー夫人)、事件に関わる医師のマック・ウィリアムズ、スティーヴの情報を知る犯人の使用人レナード・ストロング、殺されるギャンブラーのリチャード・ロバー、その妻フランシス・ロビンソン、刑事のジョン・デナー、主人公の主治医チャールズ・レインなどが共演している。
