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イギリス領インド帝国での反乱を制圧しようとする将校の工作活動を描く、監督ジョン・フォード、主演ヴィクター・マクラグレン、マーナ・ロイ他共演のアドベンチャー・アクション。 |
・ジョン･フォード / John Ford 作品一覧
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■ スタッフ キャスト ■
監督：ジョン・フォード
製作：ウィンフィールド・R・シーハン
原作：タルボット・マンディ”ing of the Khyber Rifles”
脚本
ジェームズ・ケヴィン・マクギネス
ジョン・ストーン
撮影：ジョセフ・H・オーガスト
編集：アレックス・トロフィー
音楽：ウィリアム・カーネル
出演
ドナルド・ゴードン・キング大尉：ヴィクター・マクラグレン
ヤスマニ：マーナ・ロイ
元帥：デヴィッド・トーレンス
マルコム・キング中尉：デヴィッド・ロリンズ
トゥインズ少佐：シリル・チャドウィック
黒時計連隊の大佐：ラムズデン・ヘア
レワ・グンガ：ロイ・ダーシー
ソリスト：デヴィッド・パーシー
モハメド・カーン：ミッチェル・ルイス
インド駐留軍の将軍：クロード・キング
ハリム・ベイ：ウォルター・ロング
マクレガー少佐：フランシス・フォード
将軍の補佐官：フレデリック・サリヴァン
副官：リチャード・トラヴァース
オコナー：パット・サマセット
ムアッジン：ジョセフ・ディスケイ
ダンサー：ジョイゼル・ジョイナー
第42連隊員：グレゴリー・ゲイ（クレジットなし）
第42連隊員：ボブ・コートマン（ノンクレジット）
第42連隊員：トム・ロンドン（クレジットなし）
第42連隊員：ジャック・ペニック（クレジットなし）
第42連隊員：ランドルフ・スコット（クレジットなし）
第42連隊員：ジョン・ウェイン（クレジットなし）
医師：フィリップス・スモーリー（クレジットなし）
サンディの妻：メアリー・ゴードン（クレジットなし）
端役：ルピタ・トーヴァル（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 フォックス・フィルム
1929年製作 93分
公開
北米：1929年5月8日
日本：1930年1月
製作費 $400,000
■ ストーリー ■
1914年、ロンドン。
第一次大戦が勃発し、スコットランド第42連隊、別名”黒時計連隊”のドナルド・ゴードン・キング大尉（ヴィクター・マクラグレン）は、出征前の祝宴を終えて、大佐（ラムズデン・ヘア）の指示に従い本部に向かう。
元帥（デヴィッド・トーレンス）に会ったキングは、イギリス領インド帝国に向かい、守備軍の減少に乗じた、謎の女性ヤスマニ（マーナ・ロイ）に率いられる反乱の兆しを制圧する任務を受ける。
連隊と共にフランスに向かうはずだったキングは、元帥の命令に従う。
祝宴に戻ったキングは、大佐にインドに向かうことを伝えるが、それを卑怯な行為だと判断される。
翌日キングは、大佐と共に出発する連隊を駅で見送る。
インド、カイバル峠付近。
現地に着いたキングは、旧友モハメド・カーン（ミッチェル・ルイス）との再会を喜ぶ。
ヤスマニは、自分の部屋の窓を見つめるキングが気になり、彼を屋敷に連れて来るよう、部下のレワ・グンガ（ロイ・ダーシー）に指示する。
クラブで酔っていたキングは、その場に居た者とトラブルになり、相手を殴り殺してしまう。
将軍（クロード・キング）の元に連れて行かれたキングだったが、クラブで起こしたことは、騒ぎを目撃したレワ・グンガを欺くための芝居だった。
そしてキングは、ヤスマニに近づくために行動を開始するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1916年に発表された、タルボット・マンディの小説”King of the Khyber Rifles”を基に製作された作品。
ジョン・フォードが監督し、彼の盟友ヴィクター・マクラグレンが組んだ作品であり、マーナ・ロイなどが共演した作品。
イギリス領インド帝国での反乱を制圧しようとする将校の工作活動を描くアドベンチャー・アクション。
ジョン・フォードにとっては最初のトーキー映画であり、ゆったりとしたセリフ回しなど、映画の構成的にはまだサイレント風で、その後の彼の作品でも見られる、歌などを効果的に使う情緒的な演出なども見逃せない。
連隊員として、ランドルフ・スコットと、当時は学生で、撮影現場で美術、衣装部門でアルバイトもしていたジョン・ウェインがエキストラ出演しているのも注目だ。
主演のヴィクター・マクラグレンは、イギリス領インド帝国での反乱の制圧のために派遣される将校を熱演している。
反乱の首謀者である謎の女性を妖艶に演ずるマーナ・ロイ、主人公をインドに派遣する元帥のデヴィッド・トーレンス、主人公の弟である黒時計連隊員デヴィッド・ロリンズ、少佐のシリル・チャドウィック、黒時計連隊の司令官である大佐ラムズデン・ヘア、ヤスマニ（マーナ・ロイ）の部下ロイ・ダーシー、現地の協力者である主人公の旧友ミッチェル・ルイス、インド駐留軍の将軍クロード・キング、その補佐フレデリック・サリヴァン、ヤスマニの部下である案内人ウォルター・ロング、囚われの身である現地の少佐フランシス・フォード、副官のリチャード・トラヴァース、ダンサーのジョイゼル・ジョイナー、第42連隊員グレゴリー・ゲイ、ボブ・コートマン、トム・ロンドン、ジャック・ペニック、医師のフィリップス・スモーリー、兵士の妻メアリー・ゴードン、端役のルピタ・トーヴァル、他パット・サマセットなどが共演している。
