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牛の所有権争いに巻き込まれた酒場の女主人と保安官の戦いを描く、監督リー・ショレム、主演モーリン・オハラ、アレックス・ニコル、ウィリアム・ビショップ、アレクサンダー・スコービー他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：リー・ショレム
製作：レナード・ゴールドスタイン
原作：ポリー・ジェームズ
脚本
ポリー・ジェームズ
ハーブ・メドウ
撮影：ウィントン・C・ホック
編集：ミルトン・キャルース
音楽：ハーマン・スタイン
出演
ケイト・マックスウェル：モーリン・オハラ
スタン・ブレイン：アレックス・ニコル
ジム・エイヴレル：ウィリアム・ビショップ
ナックルズ：ロバート・ストラウス
リース・ダンカン：アレクサンダー・スコービー
ハル・ジェサップ：グレッグ・パーマー マイラと親しくなる入植者
サンディ：ジャック・ケリー 手下
マイラ：ジーン・クーパー
マット・ジェサップ：デニス・ウィーバー
チェシー・ジョーンズ：ステイシー・ハリス
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1953年製作 81分
公開
北米：1953年1月8日
日本：1962年4月17日
北米興行収入 $1,100,000
■ ストーリー ■
ワイオミング準州。
烙印のない牛”マーベリック”をめぐり、牧場主と入植者に争いが起きた。
すべてを牛耳り知事になることを考えるジム・エイヴレル（ウィリアム・ビショップ）は、牧場主のリース・ダンカン（アレクサンダー・スコービー）と入植者の間で争いを起こし、牛を自分のものにしようと企んでいた。
その争いを、保安官のスタン・ブレイン（アレックス・ニコル）は冷静に監視する。
そんな時、エイブレルが呼び寄せた、ケイト・マックスウェル（モーリン・オハラ）をはじめとするショーガールの一団が町に到着する。
エイブレルはケイトに店を提供し、彼女を牛のバイヤーにして、烙印のない牛を買い取らせようとする。
その後もダンカンの牛は盗まれ、スタンは争いが激化することを警戒する。
スタンと話したケイトは、自分が買い取った牛は盗まれたものではないと彼に伝える。
さらにケイトは、大問題になり、既に面倒に巻き込まれていると言うスタンの意見に反論する。
ケイトは、スタンが、同じ様なトラブルで、子供時代に家族全員が殺され放浪を始めたことを知り、彼が気になる存在になるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
テレビ界でも活躍するリー・ショレム、主演はモーリン・オハラ、アレックス・ニコル、ウィリアム・ビショップ、アレクサンダー・スコービーなどが共演した作品。
巻き込まれた酒場の女主人と保安官の戦いを描く西部劇。
地域のすべてを牛耳り知事になることを目的とする野心家の男が仕掛けた牛の所有権争いに翻弄される牧場主や入植者の中で、それに加担していた女性が悪事に気づき、冷静な保安官と共に混乱を解決するまでが描かれた西部劇。
血なまぐさい男たちの争い中で、怯まずに対処するヒロインの活躍が見どころの作品。
主演のモーリン・オハラは、牧場主と入植者の牛をめぐっての争いに巻き込まれる酒場の女主人を魅力的に演じている。
主人公に協力する保安官のアレックス・ニコル、争いを利用して権力を握ろうとするウィリアム・ビショップ、ショーガール一座のロバート・ストラウス、入植者と対立する牧場主アレクサンダー・スコービー、入植者グレッグ・パーマー、彼と親しくなる踊り子ジーン・クーパー、エイヴレル（ウィリアム・ビショップ）の手下ジャック・ケリー、ハル（グレッグ・パーマー）の弟デニス・ウィーバー、エイヴレルと手を組む無法者のステイシー・ハリスなどが共演している。
