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友人を殺されて保安官となった男の悪党との戦いを描く、監督ルイス・キング、主演ロリー・カルホーン、コリンヌ・カルヴェ、キャメロン・ミッチェル他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：ルイス・キング
製作：アンドレ・ハキム
原作：スチュアート・Ｎ・レイク”Wyatt Earp: Frontier Marshal”
脚本：ダニエル・マインウォーニング
撮影：エドワード・クロンジャガー
編集：ウィリアム・Ｂ・マーフィ
音楽：ライオネル・ニューマン
出演
チーノ・ブロック：ロリー・カルホーン
フレンチー・ドゥルモント：コリンヌ・カルヴェ
ミッチ・ハーディン：キャメロン・ミッチェル
デビー・アレン：ペニー・エドワーズ
ロニー・ローガン：カール・ベッツ
ウィル・ホーン：ロバート・J・ウィルク
ジョニー・スレーター：フランク・ファーガソン
ハーヴェイ・ローガン：ジョン・デナー
プルーディ：レイモンド・グリーンリーフ
ローリー市長：ヴィクター・サザーランド
アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1953年製作 78分
公開
北米：1953年6月17日
日本：未公開
製作費 $985,000
■ ストーリー ■
1875年。
元保安官のチーノ・ブロック（ロリー・カルホーン）は、銃を捨てて、旧友のジョニー・スレーター（フランク・ファーガソン）と共に金の採掘のためにパウダー・リバーに向かう。
野営をしていたチーノとジョニーは、現われた無法者のロニー・ローガン（カール・ベッツ）とウィル・ホーン（ロバート・J・ウィルク）を追い払う。
チーノは、物資を買うために町に向かい、雑貨店でカードのディーラーでロニーの兄ハーヴェイ（ジョン・デナー）に出会う。
酒場で酔った男が保安官を撃ち殺す事件が起き、発砲されたチーノは、その場に居たローリー市長（ヴィクター・サザーランド）から臨時保安官に任命される。
男を叩きのめして騒ぎを鎮めたチーノは、保安官として雇うと言うローリーの要請を断り山に向かう。
途中で銃声を聴き急いで戻ったチーノは、ジョニーが殺されて金が奪われていることに気づきショックを受ける。
町に戻ったチーノはローリーの元に向かい、保安官を引き受けて、犯人だと思われるロニーを捜そうとする。
酒場を経営するフレンチー・ドゥルモント（コリンヌ・カルヴェ）は、自分の店でディーラーをしていたハーヴェイが来週オープンする酒場を眺めながら、資金の出所が気になる。
同じことを考えるチーノはハーヴェイと話し、ロニーの話題を出して、彼を牽制し探りを入れる。
その後、フレンチーの恋人である用心棒のミッチ・ハーディン（キャメロン・ミッチェル）が現われ、チーノと一触即発になる。
丸腰のチーノは、ミッチの銃の腕前が役に立つと考え、彼と手を組み町の治安を守ろうとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1931年に発表された、スチュアート・Ｎ・レイクの小説”Wyatt Earp: Frontier Marshal”を基に製作された作品。
西部劇やアドベンチャー作品を得意としたルイス・キングが監督し、主演はロリー・カルホーン、コリンヌ・カルヴェ、キャメロン・ミッチェルなどが共演した作品。
友人を殺されて保安官となった男の悪党との戦いを描く西部劇。
物語の時代背景は事実と異なるが、ブッチ・キャシディ率いる強盗団”ワイルド・バンチ”の一員だったハーヴェイ・ローガンが登場するのが興味深い。
主人公は、旧友を殺した男に対して復讐を果たそうとするのだが、意外な人物が犯人だと分かるクライマックスに向かって大いに盛り上がる。
主演のロリー・カルホーンは、友人を殺され採掘した金も奪われ、復讐を誓い保安官となり悪に立ち向かう男を熱演している。
酒場の経営者で主人公の協力者となるコリンヌ・カルヴェ、その恋人で元医師だったガンマンで、主人公と手を組むキャメロン・ミッチェル、彼の元恋人で主人公と惹かれ合うようになるペニー・エドワーズ、無法者のカール・ベッツとロバート・J・ウィルク、主人公の友人で殺されるフランク・ファーガソン、ハーヴェイ・ローガンのジョン・デナー、金鉱主のレイモンド・グリーンリーフ、市長のィクター・サザーランドなどが共演している。
