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イエスマン Yes Man (2008)

何事も消極的な銀行員がすべてのことに”イエス”で通して人生を好転させようとする苦悩の日々を描く、製作、主演ジム・キャリーズーイー・デシャネルブラッドレイ・クーパーテレンス・スタンプ、監督ペイトン・リードによるヒューマン・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ペイトン・リード

製作
ジム・キャリー

デヴィッド・ハイマン
リチャード・D・ザナック
原作:ダニー・ウォレス
脚本
ニコラス・ストーラー

ジャレッド・ポール
アンドリュー・モーゲル
撮影:ロバート・D・イェーマン

編集:クレイグ・アルパート
音楽
ライル・ワークマン

マーク・オリヴァー・エヴァレット
ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ

出演
カール・アレン:ジム・キャリー

アリソン:ズーイー・デシャネル
ピーター:ブラッドレイ・クーパー
ニック・レイン:ジョン・マイケル・ヒギンス
ノーマン:リス・ダービー
ルーニー:ダニー・マスターソン
テレンス・バンドリー:テレンス・スタンプ
飛び降り自殺の男:ルイス・ガスマン
ティリー:フィオヌラ・フラナガン
ルーシー・バーンズ:サッシャ・アレクサンダー
ステファニー:モリー・シムズ
ホームレス:ブレント・ブリスコー
ウェスリー・パーカー:ロッキー・キャロル
トゥィード:ジョン・コスランJr.
マルタック:スペンサー・ギャレット
テッド:ショーン・オブライアン
リー:アーロン・タカハシ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2008年製作 104分
公開
北米:2008年12月17日
日本:2009年3月20日
製作費 $70,000,000
北米興行収入 $97,690,980
世界 $223,241,640


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ロサンゼルス
離婚して以来塞ぎこみ、誰からの誘いも断り続けるカール・アレン(ジム・キャリー)は、友人のピーター(ブラッドレイ・クーパー)に無理矢理誘われてバーに向かう。

同じく友人ルーニー(ダニー・マスターソン)も待っていたバーで、カールはピーターとルーシー・バーンズ(サッシャ・アレクサンダー)の婚約を知らされ、パーティーに招待される。

出席に消極的なカールは、別れた妻ステファニー(モリー・シムズ)を見つけて、軽く挨拶して、そそくさとその場を立ち去る。

銀行の貸付担当のカールは、同じアパートに住むティリー(フィオヌラ・フラナガン)の朝食の誘いも断り銀行に向かう。

上司ノーマン(リス・ダービー)からのパーティーの誘いも断り、融資の依頼も却下してしまうカールは、ランチタイムに知人のニック・レイン(ジョン・マイケル・ヒギンス)に声をかけられる。
...全てを見る(結末あり)

ニックは、いつまでも銀行員を続けるカールに、自分が世界中を旅して人生を謳歌している秘訣は、”イエスマン”になったからだと言ってパンフレットを渡しセミナーに誘う。

相変わらずネガティブな生活を続けるカールは、ピーターの婚約パーティーに行く気になれず、現れた彼に見限られてしまう。

その夜、孤独死の夢を見てしまったカールは、ニックにもらった”イエス”の集会に参加してみることにする。

会場でニックに会ったカールは、大喝采で出席者から迎えられ登場した、霊感的グル、テレンス・バンドリー(テレンス・スタンプ)にステージ呼ばれてしまう。

それに対し、禁句の”ノー・・”と言ってしまったカールの元に、バンドリーが駆け寄り質問を始める。

そしてカールは、バンドリーに言われるがままに、全ての答えに”イエス”と言うことを誓約する。

会場を出たカールは、”ノー”とは言えずに、ホームレス(ブレント・ブリスコー)を公園まで送り、彼に金まで渡してしまう。

公園でガス欠になってしまい、カールは歩いてスタンドに行き、そこでバイクに乗ったアリソン(ズーイー・デシャネル)に出会う。

アリソンに車まで送ってもらったカールは、彼女にキスまでしてもらい、”イエスマン”になって幸運が舞い込んだのかとも考える。

土曜日にも拘らず、カールはノーマンに銀行に呼び出されるが、いやいや出社したその日に、なんと昇進を言い渡される。

ピーターとルーニーに会い、バーで羽目を外したカールは、酔った勢いで喧嘩をしてしまう。

翌朝カールは、隣人のティリーに棚作りを頼まれ、そのお礼に彼女に迫られてしまう。

カールはそれを拒否してしまい、次の瞬間に階段から転落してしまう。

翌日、ノーマンからハリー・ポッターのコスプレ・パーティーに誘われたカールは、それを喜んで受ける。

その後カールは、あらゆることに興味を持ち、積極的な生き方を始める。

ミュンヒハウゼン症候群”という名のバンドの、ライブを見に行ったカールは、そのメンバーのボーカルがアリソンだということに気づく。

翌朝アリソンと会う約束をしたカールだったが、ルーニーに呼び出されて夜通し遊び回る。

カールは、アリソンが早朝ジョギングする”グリフィス天文台”に向か、い楽しいひと時を過ごす。

アリソンと、ノーマンのコスプレパーティーに顔を出したカールは、その帰りに”ハリウッド・ボウル”のステージに侵入して、二人は親密になる。

翌日、出社したカールは、”イエス”の日から融資を続けていたため、副頭取ウェスリー・パーカー(ロッキー・キャロル)に呼び出される。

しかし、パーカーは突出した融資件数に疑問を持ちながらも、その返済が順調なため、利益が多いことを指摘し、カールを上のポストにつけようとする。

カールは習った操縦や韓国語、イラン人花嫁探しなどを怪しまれ、FBI捜査官に尋問される。

そこに駆けつけたピーターが、”イエス”の誓いを説明してカールを救おうとする。

さらに、店の外で飛び降り自殺をしようとしていた男(ルイス・ガスマン)を、習っていたギターと歌で落ち着かせて命を救う。

空港で元妻ステファニーと恋人テッド(ショーン・オブライアン)に出くわしたカールは、女性と旅行に行くと彼女に伝えるが、信じてもらえない。

カールはアリソンと共に、ネブラスカ州のリンカーンまで、行き当たりばったりの旅に出かける。

そして、リンカーンに着いた二人は、”フランク・H・ウッズ電話博物館”に直行する。

その後二人は、クレー射撃、フットボール観戦、食肉工場見学をする。

アリソンは好奇心旺盛なカールと過ごし、二人は愛を確かめ合い、同棲を決意する。

しかし、カールは空港で、テロリストと疑われて拘束されてしまう。

カールは習った操縦や韓国語などを怪しまれ、FBI捜査官に尋問されるが、駆けつけたピーターが”イエス”の誓いを説明してカールを救おうとする。

それを知ったアリソンは、カールの自分への気持ちが、何にでも”イエス”と言わなければならなかった結果だと知り、ショックを受けてその場を立ち去る。

その後、空虚な日々を送るカールは、アリソンに連絡し続けるが、彼女はそれを無視する。

銀行では重役になっていたカールは、副頭取のパーカーから、閉鎖する支店とノーマンの解雇を伝える役を命ぜられる。

ピーターに頼まれていた”ブライダルシャワー”のことを全く忘れていたカールは、急いで企画して彼とルーシーを驚かせ喜ばれる。

帰宅したカールは、テッドと別れたステファニーに相談を受け迫られるが、彼はそれに”ノー”と言ってしまう。

その帰り道、突如としてカールに災いが続き、バンドリーの元に向かうが、彼の車で事故に遭ってしまう。

病院に運ばれたカールは、同じく傷を負ったバンドリーに誓約を取りやめたいことを告げる。

しかしバンドリーは、誓約などはじめから無く、ステージでカールに恥をかかされそうになった時に、咄嗟に考えたことだということを告げる。

最初は無理に”イエス”と言わせても、体が慣れて自然に言えるようになることをバンドリーはカールに教える。

友人の看護師リー(アーロン・タカハシ)のドゥカティを借りて、病院を抜け出したカールは、”グリフィス天文台”のアリソンの元に向かう。

カールは、嫌な場合は”ノー”言えることをアリソンに告げ、彼女はカールの愛を受け入れる。

ホームレスの支援所に、大量の衣服を持ち込んだカールは、いくらでも寄付してくれる人達はいると微笑む。

その頃、”イエス”の集会が盛大に始まり、ステージに現れたバンドリーは、”イエス!!”と叫ぶ全裸の参加者に絶句してしまう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
銀行の貸し付け担当カール・アレンは、離婚して以来塞ぎ込み、誰からの誘いも断り続ける毎日を送っていた。
そんなカールは、知人のニックから自分が人生を謳歌できるのは”イエスマン”になったからだと、彼が通ったセミナーに誘われる。
そんなカールは、友人ピーターの婚約パーティーにも行く気になれず、ついに彼からも見限られてしまう。
仕方なくカールは、”イエス”のセミナーに参加し、そして全てに”イエス”と答えるを誓約をしてしまう。
それ以後、カールには嘘のように幸運が舞い込み、アリソンという女性と出会い昇進もしてしまう。
それからというものの、生まれ変わったような積極的な生活を始めたカールだったが・・・。
__________

2005年に発表された、ダニー・ウォレスの体験記を基にした同名小説の映画化。

全てに”イエス!”を実行した主人公は、教えの通りに起こる幸運を信じ突き進むが、それによって愛する人を傷つけてしまう。
結局は、自分が心から望んだことだけに、”イエス”と答えることがベストだと締めくくるラストが呆気ない気もするが、超ネガティブな男性が、ありがちなセミナーに洗脳されて180度性格が変わってしまう様が、ジム・キャリーお得意の全身を使った演技により、実に愉快に描かれている。

主人公の友人や、取り巻く人々が個性的に描かれ、嫌味な人物が登場しないところも心地よい。

北米での批評家の評価は低く、ジム・キャリー作品にしては興行収入も期待ほど伸びなかったものの、全世界では2億2000万ドルを超すヒットとなった。
*北米興行収入 $97,690,980

ジム・キャリーは40代も半ばを過ぎ、やや落ち着いた雰囲気で銀行員を演じている。
中盤は性格が陽気になり、お茶目な彼の本領発揮するという、彼らしいメリハリのある演技は、相変わらず実に楽しい。

ジム・キャリーが若作りなので感じないのだが、実は親子ほどの年齢差がある、奔放な女性を好演するズーイー・デシャネル、主人公を一度は見限る友人役のブラッドレイ・クーパー、その婚約者役サッシャ・アレクサンダー、同じく友人役のダニー・マスターソン、セミナーに誘う知人ジョン・マイケル・ヒギンス、上司のリス・ダービー、そして異彩を放つ教祖的なグルテレンス・スタンプ、自殺しようとする男ルイス・ガスマン、隣人フィオヌラ・フラナガン、元妻モリー・シムズ、その恋人ショーン・オブライアン、ホームレスの男ブレント・ブリスコー、副頭取ロッキー・キャロル、看護師アーロン・タカハシなどが共演している。


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