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黄金の大地 Wings of the Hawk (1953)

メキシコの政府軍と革命軍の争いに巻き込まれた探鉱者の戦いを描く、監督バッド・ベティカー、主演ヴァン・ヘフリンジュリー・アダムス他共演の3D西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:バッド・ベティカー
製作:アーロン・ローゼンバーグ
原作:ジェラルド・ドレイソン・アダムス
脚本
ジェームズ・E・モーザー
ケイ・レナード(脚色)
撮影:クリフォード・スタイン
編集:ラッセル・ショーンガース
音楽:フランク・スキナー

出演
アイリッシュ・ギャラガー:ヴァン・ヘフリン
ラケル・ノリエガ:ジュリー・アダムス
エレナ・ノリエガ:アビー・レーン
パコ・ルイス大佐:ジョージ・ドレンツ
パスケル・オロスコ:ノア・ビアリーJr.
アルトゥーロ・トーレス:ロドルフォ・アコスタ
ペレス神父:アントニオ・モレノ
トーマス:ペドロ・ゴンザレス
カルロス:ポール・フィエロ
マルコ:マリオ・シレッティ
ゴメス大尉:リコ・アラニス

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1953年製作 81分
公開
北米:1953年8月26日
日本:未公開


ストーリー
1911年、メキシコ
アメリカ人のアイリッシュ・ギャラガー(ヴァン・ヘフリン)と相棒のマルコ(マリオ・シレッティ)は鉱山を所有し、金の採掘に成功する。
そこに現われた政府軍のパコ・ルイス大佐(ジョージ・ドレンツ)は、アイリッシュの金を奪おうとする。
抵抗したアイリッシュはルイスを叩きのめし、その場から逃げるものの、撃たれたマルコは死亡する。
尚も逃げるアイリッシュは、撃たれながらも勇敢に戦うラケル・ノリエガ(ジュリー・アダムス)ら革命軍に救われる。
ラケルらは、アイリッシュをリーダーのアルトゥーロ・トーレス(ロドルフォ・アコスタ)の元に連れて行く。
アルトゥーロはアイリッシュを警戒するが、撃たれたラケルが気を失い、アイリッシュが、傷口から弾丸を取り出して彼女を助ける。
アイリッシュは、ラケルとアルトゥーロはいいなずけで、彼女の両親はルイスに殺され、姉エレナ(アビー・レーン)はさらわれたことを知る。
回復したラケルは、アイリッシュを解放するために付き添って出かける。
山賊のパスケル・オロスコ(ノア・ビアリーJr.)が現れ、政府軍を壊滅させるためにルイスを殺す計画をアルトゥーロに話し協力を求める。
アルトゥーロはそれを拒むが、手下のトーマス(ペドロ・ゴンザレス)とカルロス(ポール・フィエロ)が、オロスコの話に乗ろうとする。
目的の場所に就いたラケルは、アイリッシュを解放して別れる。
エレナを救い出そうとするラケルは、協力者のペレス神父(アントニオ・モレノ)に会うが、エレナはルイスの傍にいるつもりで、結婚も考えていることを知る。
自分がお尋ね者になっていることを知ったアイリッシュは追われ、彼を助けようとしたラケルは、政府軍に捕らえられてしまう・・・。


解説 評価 感想
西部劇を得意とするバッド・ベティカーが監督し、主演はヴァン・ヘフリンジュリー・アダムスなどが共演した作品。

メキシコの政府軍と革命軍の争いに巻き込まれた探鉱者の戦いを描く西部劇。

3D映画として公開されたものの、その効果もあまり感じられない内容で、3D自体の人気の衰えもあり、公開から1か月で2D公開になった。

主演のヴァン・ヘフリンは、メキシコの内乱に巻き込まれながらも、勇ましく戦う逞しい探鉱者を熱演している。

主人公と惹かれ合うようになる革命軍の女性ジュリー・アダムス、その姉で、政府軍側に捕らえられるものの指揮官と惹かれるアビー・レーン、彼女と惹かれ合う政府軍の大佐ジョージ・ドレンツ、革命軍に手を貸す山賊ノア・ビアリーJr.、革命軍のリーダー、ロドルフォ・アコスタ、ラケルに協力する神父のアントニオ・モレノ、革命軍のペドロ・ゴンザレス、ポール・フィエロ、主人公の相棒マリオ・シレッティ、政府軍の大尉リコ・アラニスなどが共演している。


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