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運命の元カレ What’s Your Number? (2011)

20人以上の男性と関係すると未婚のままだという雑誌の記事を信じた女性が巻き起こす騒動と恋を描く、監督マーク・マイロッド、製作、主演アンナ・ファリスクリス・エヴァンスアリ・グレイナーエド・ベグリーJr.クリス・プラットザカリー・クイントマーティン・フリーマンアンディ・サムバーグアンソニー・マッキー他共演のロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト
監督:マーク・マイロッド

製作
ボー・フリン
トリップ・ヴィンソン
製作総指揮
アーノン・ミルチャン
アンナ・ファリス
ナン・モラレス
原作:カリン・ボスナック”20 Times a Lady”
脚本
ガブリエル・アラン
ジェニファー・クリッテンデン
撮影:J・マイケル・ミューロー
編集:ジュリー・モンロー
音楽:アーロン・ジグマン

出演
アリー・ダーリング:アンナ・ファリス
コリン・シェイ:クリス・エヴァンス
デイジー・アン・ダーリング:アリ・グレイナー
エヴァ・ダーリング:ブライス・ダナー
ダーリング:エド・ベグリーJr.
エディ・ヴォーゲル:オリヴァー・ジャクソン=コーエン
ジェイク・アダムズ:デイヴ・アナブル
アイリーン:ヘザー・バーンズ
シェイラ:エリザ・クーペ
ケイティ:ケイト・シムシズ
ジェイミー:ティカ・サンプター
ロジャー:ジョエル・マクヘイル
ドナルド:クリス・プラット
カーラ:デニース・バシ
リック:ザカリー・クイント
デイヴ・ハンセン:マイク・ヴォーゲル
サイモン:マーティン・フリーマン
ジェリー・ペリー:アンディ・サムバーグ
バーレット・インゴールド医師:トーマス・レノン
トム・パイパー:アンソニー・マッキー
ジャシンダ:イワナ・ミルセヴィッチ
ジェイ:アジズ・アンサリ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2011年製作 106分
公開
北米:2011年9月30日
日本:未公開
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $14,011,080
世界 $30,426,100


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ボストン
OLのアリー・ダーリング(アンナ・ファリス)は、付き合っていたリック(ザカリー・クイント)も去ってしまい気落ちする。

30代で恋人もいないアリーは焦り始め、出社した彼女は上司のロジャー(ジョエル・マクヘイル)に呼ばれ、解雇されてしまう。

地下鉄で雑誌”Marie claire”を読んでいたアリーは、女が生涯、寝る相手は10.5人という記事を読み、自分の相手を書き出してみる。

妹デイジー・アン(アリ・グレイナー)の結婚発表パーティーのために実家に向かったアリーは母エヴァ(ブライス・ダナー)に迎えられ、リックのことを訊かれたために出張中だと答える。

エディ・ヴォーゲル(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)と結婚するデイジーと話をしながら相手をチェックしたアリーは、19人だったために焦る。
...全てを見る(結末あり)

スピーチでその場を盛り上げたアリーは、デイジーや友人らと共にバーに向かい、ロジャーに出くわして話をする。

寝た相手の数をメモしてグラスに入れて、それが誰か当てるゲームをしたアリーは、皆が意外に少ないことを知る。

自分が19人だと知られて恥をかいたアリーは、全国平均の約2倍であるために嘆く。

記事を皆に見せたアリーは、20人以上と寝た女性の96%が未婚だということを知り、残りの1回で生涯を共にする相手を見つけることを宣言する。

騒いで楽しんだアリーは、翌朝、ベッドにロジャーが寝ていたために焦り、デイジーに電話をしてそのことを知らせる。

部屋から締め出されてしまった向かいの部屋のコリン・シェイ(クリス・エヴァンス)が現れたために、アリーは電話を借りたいと言う彼を招き入れる。

自分に惹かれている様子のロジャーから食事に誘われ、後で電話すると伝えて見送ったアリーは、彼にキスされてしまう。

コリンの部屋から女性が出てきたために彼を非難したアリーは、昨夜の宣言が”YouTube”にアップされたことを知る。

その後、結婚式のケーキ選びのためデイジーに付き合ったアリーは、元恋人で、かつては醜いほど太っていたドナルド(クリス・プラット)が店に現れたことに気づく。

スリムになった素敵なドナルドに驚いたアリーは、彼に声をかける。

婚約者のカーラ(デニース・バシ)を紹介されたアリーは、20人の元恋人の中で、ドナルドのように変身し、理想の相手となる人ががいるかもしれないと考える。

早速、元恋人のことをネットで調べたアリーだったが、無理だと思いコリンに協力を求める。

プレイボーイのコリンに、女性から逃げる避難場所として部屋を利用してもいいと伝えたアリーは、協力してもらえることになる。

コリンに元恋人のリストを渡したアリーは、父親が不動産王のジェイク・アダムズ(デイヴ・アナブル)が本命だと伝える。

デイヴ・ハンセン(マイク・ヴォーゲル)を見つけたというコリンからの連絡でバーに向かったアリーは、デイヴがバーテンダーだったためにその場を去る。

協力しながらアリーを口説くコリンは、愛し合った相手の数にこだわる彼女の考えが理解できない。

翌朝、部屋にいる女性が帰るのを待つコリンがソファーで寝ていたために驚いたアリーは、”Facebook”のページを作り、元恋人がアクセスしてくるのを待つと言われる。

コリンの部屋に向かったアリーは、意外にも計画的にことを進めていることを知り、離婚秒読み中のサイモン(マーティン・フリーマン)に目をつける。

サイモンの家に向かったアリーとコリンだったが、そこがドナルドの家だったために驚く。

隣りに住むサイモンが、まずまず素敵であることを確認したアリーは、彼に声をかけらたためにバーに向かう。

結局、酔ったアリーは、おかしななまりが出てサイモンとはうまくいかず、コリンから、本命のジェイクは基金の仕事でアフリカにいることを知らされる。

デイジーとアリーと打ち合わせをしたエヴァは、別れた夫(エド・ベグリーJr.)が式に出席することを知らされ、それを不満に思う。

産婦人科医のバーレット・インゴールド(トーマス・レノン)に会うためにマイアミに向かったアリーは、自分を覚えていない彼が、性器を見て思い出したために諦める。

ボストンに戻ったアリーは、バーレットのことをコリンに報告し、上院議員の補佐をするトム・パイパー(アンソニー・マッキー)を見つけたことを知らされる。

ワシントンD.C.
図書館でトムに気づいてもらったアリーは、パーティーに誘われたことをコリンに電話で伝える。

コリンは、浮かれるアリーのことが気になる。

パーティーでアリーと意気投合したトムは、力を合わせれば大統領の座も狙えると言って、彼女に結婚を提案する。

しかし、トムがゲイだと知ったアリーはショックを受けてボストンに戻る。

気落ちしながら部屋に戻ったアリーは、趣味で作った粘土細工の人形を気に入ってくれていたコリンが、それを見事な演出で飾って見せてくれたために感激する。

デイジーの結婚式に同伴してもいいと言うコリンは、以前バイトしていた”TDガーデン”にアリーを連れて行く。

バスケットボールでストリップ勝負をした二人は、楽しい時間を過ごす。

ボストン・ウォーターフロント・マリーナ。
互いの好きなことを話した二人は、全裸になり海に飛び込むものの凍えてしまう。

部屋に戻った二人は求め合いベッドインしようとするが、キスだけで我慢する。

コリンと一夜を過ごしたアリーは、デイジーとの約束を思い出して出かける。

デイジーや友人のアイリーン(ヘザー・バーンズ)、ケイティ(ケイト・シムシズ)から、コリンのことでからかわれたアリーは、絶対にその気にはならない相手だと言い張る。

ジェイクから連絡が来ているにも拘らず、コリンがそれを自分に知らせないことが気になるアリーは、昨晩のこともあり、もう必要ないと思ったと彼から言われる。

本気で付き合える相手ではないとコリンに伝えたアリーは、周囲に合わせることばかり考えて自分を見失っていると言われる。

ただ寝るだけの相手とは関係を築くのは無理だと言うアリーは、愛し合っていたら去っていたはずだと伝える。

二人は言い合いになり、コリンは部屋に戻る。

ジェイクに電話をして食事をすることになったアリーはレストランに向かい、彼が現れたために緊張する。

今は無職だと伝えたアリーは、ジェイクから、何かしたいことがあるか訊かれ、粘土細工で人形を作っていることを話し興味を持ってもらえる。

父と恋人のジャシンダ(イワナ・ミルセヴィッチ)に会い話をしたアリーとデイジーは、二人が結婚式に来ることをエヴァに伝えようとする。

アリーとジェイクのことを知っていたエヴァは、結婚式には彼を同伴すると言われたために喜ぶ。

エヴァも結婚式には出席することを確認したアリーとデイジーは、満足してその場を去る。

その後、アリーはジェイクと真剣に付き合い始める。

結婚式当日。
部屋を出る際にコリンと出くわしたアリーは、彼も結婚式に出席することを知る。

準備を進めるアリーは、デイジーのドレスがきついことが気になる。

結婚式は無事に終わりパーティーが開かれ、アリーは、基金の仕事で半年の間、出国するジェイクから、一緒に来てほしいと言われる。

スピーチしたアリーは、自分らしく生きることをデイジーから学んだと言って、彼女とデイヴを祝福する。

その場を離れてジェイクと話したアリーは、生き方の違いを彼に伝える。

それを理解したジェイクはその場を去り、そのことを知ったエヴァはアリーを非難する。

ジェイクとの結婚は自分らしくはないと言うアリーは、無職で20人と寝た自分を理解してくれる人がいいとエヴァに伝える。

アリーから理想の娘は任せると言われたデイジーは、妊娠4か月だと伝えて皆を驚かせる。

ウェディングプランナーから市内の結婚式のリストを教えてもらったアリーは、各式場を回りコリンを捜す。

ドナルドとカーラの式もチェックして二人を祝福したアリーは、夜になり、ある結婚式でステージで歌うコリンを見つける。

ステージに上がり一緒に歌ったアリーは、コリンに追い払われそうになるものの、彼をその場から連れ去り話をする。

スピーチすると言うアリーはコリンに謝罪し、あなたといると自然な自分でいられると伝える。

ジェイクには勝てないと思ったとアリーに伝えたコリンは、誰よりも最高の相手だと言われる。

”愛している、21番”と伝えたアリーは、愛を伝えるコリンの言葉を遮りキスする。

翌朝、コリンとベッドで目覚めたアリーは、元恋人のジェイ(アジズ・アンサリ)からの電話を受ける。

留守電に残される、自分と寝ていないと言うジェイのメッセージを聴き、コリンが20人目だったと分かったアリーは喜ぶ。


解説 評価 感想
*(簡略ストー リー)
ボストン
30代のアリー・ダーリングは失業してしまい、雑誌の記事の統計による、平均女性の倍近い19人の男性と関係をもったことが気になり、更には、20人になるとほぼ結婚は絶望的であることを知る。
焦ったアリーは、隣人のプレイボーイ、コリンに協力してもらい、過去に付き合った恋人の中から理想の男性を見つけようとするのだが・・・。
__________

2006年に発表された、カリン・ボスナックの著書”20 Times a Lady”を基に製作された作品。

関係した男性が20人を超えると結婚できなくなるということを信じ、異常にこだわる女性が巻き起こす騒動と恋を描くロマンチック・コメディ。

20人の男性と関係したヒロインが、その中から理想の相手を探そうとする設定であるため、様々なタイプの元恋人が入れ替わり登場する展開が愉快に描かれている。

製作も兼ねる主演のアンナ・ファリスは奮闘するヒロインを熱演し、その後にビッグになるスターによる豪華競演も注目の作品。

またアンナ・ファリスと元恋人役のクリス・プラットは、公開当時、夫婦だった。

以上のようなことで話題になった作品ではあるが評価は低く、興行的にも成功したとは言えない。

製作費 $20,000,000
北米興行収入 $14,011,080
世界 $30,426,100

プレイボーイではあるが嫌味がないヒロインの隣人で、理想の相手探しに協力しつつ愛が芽生えるクリス・エヴァンス、主人公の妹アリ・グレイナー、その母親ブライス・ダナーと別れた夫エド・ベグリーJr.、彼の恋人イワナ・ミルセヴィッチ、デイジー(アリ・グレイナー)の結婚相手オリヴァー・ジャクソン=コーエン、主人公が理想の相手と考える元恋人デイヴ・アナブル、デイジーの友人ヘザー・バーンズエリザ・クーペ、ケイト・シムシズ、ティカ・サンプター、主人公の上司ジョエル・マクヘイル、主人公の元恋人クリス・プラット、その婚約者デニース・バシ、主人公の元恋人ザカリー・クイント、同じくマイク・ヴォーゲルマーティン・フリーマンアンディ・サムバーグトーマス・レノンアンソニー・マッキーアジズ・アンサリなどが共演している。


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