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Westward Ho (1935)

両親を殺し弟を連れ去った無法者に復讐を誓い自警団を結成した青年の戦いを描く、監督ロバート・N・ブラッドベリー、主演ジョン・ウェインシーラ・ブロムリー、フランク・マクグリンJr.、ジャック・カーティス他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇

ジョン・ウェイン / John Wayne 作品一覧
ジョン・ウェイン / John Wayne/Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ロバート・N・ブラッドベリー
製作:ポール・マルヴァーン
脚本
ロバート・エメット・タンジー
リンズリー・パーソンズ
ハリー・フリードマン
撮影:アーチー・スタウト
編集:カール・ピアソン

出演
ジョン・ワイアット:ジョン・ウェイン
メアリー・ゴードン:シーラ・ブロムリー
ジム・ワイアット:フランク・マクグリンJr.
ラフェ・ゴードン:ジム・ファーリー
ホイット・バラード:ジャック・カーティス
ジョン・ワイアット(少年期):ブラッドリー・メトカーフ
ジム・ワイアット(少年期):ディッキー・ジョーンズ
ワイアット夫人:メアリー・マクラレン
レッド:ヤキマ・カナット
マーク・ワイアット:ハンク・ベル
カーター:グレン・ストレンジ

アメリカ 映画
配給 リパブリック・ピクチャーズ
1935年製作 61分
公開
北米:1935年8月19日
日本:未公開
製作費 $35,000


ストーリー
マーク・ワイアット(ハンク・ベル)と家族は、牛を連れて西に向かっていた。
無法者のホイット・バラード(ジャック・カーティス)率いる一味は、ワイアットの家族を襲い、マークと妻(メアリー・マクラレン)を殺して牛を奪い、次男のジム(ディッキー・ジョーンズ)を連れ去る。
馬車から落ちて助かった長男のジョン(ブラッドリー・メトカーフ)は、両親が殺されジムが連れ去られたことを知り悲しむ。
時は流れ、成長したジョン(ジョン・ウェイン)は、地域に金脈が見つかったことで悪党が押し寄せることを考え、自警団を結成しようとする。
ジョンは、子供時代に無法者に両親を殺され、弟を連れ去られたことを州議員らに話し、無法者を一掃して安全を確保するために支援を求める。
支援が得られなかったジョンは、無法者の被害に遭った人々を訪ねて歩く。
集会を開いたジョンは、家族を無法者に殺されたカーター(グレン・ストレンジ)らの賛同を得て、自警団を結成してリーダとなる。
ジョンが率いる自警団”シンギング・ライダース”は、各地で無法者を撃退して有名になる。
そしてジョンは、両親を殺しジムを連れ去ったバラードに復讐を誓い捜し続けるのだが・・・。


解説 評価 感想
主演のジョン・ウェインと組み多くの西部劇を手がけたことで知られるロバート・N・ブラッドベリーが監督し、出演シーラ・ブロムリー、フランク・マクグリンJr.、ジャック・カーティスなどが共演した作品。

両親を殺し弟を連れ去った無法者に復讐を誓い自警団を結成した青年の戦いを描く西部劇。

歌う自警団”シンギング・ライダース”という、統制のとれた正義の集団が登場するのが興味深く、悪党一味との馬上の対決など、西部劇ならではの、スピード感ある迫力映像が見どころの作品。

主演のジョン・ウェインは、両親を殺し弟を連れ去った無法に復讐するために、自警団を結成して悪を一掃しようとする青年を、まだ20代にも拘わらず堂々たる風格で熱演している。

主人公と惹かれ合うようになる牧場主の娘シーラ・ブロムリー、少年時代に無法者に連れ去られる主人公の弟フランク・マクグリンJr.、ヒロインの父親である牧場主ジム・ファーリー、主人公が追う無法者のリーダー、ジャック・カーティス、主人公の少年期ブラッドリー・メトカーフ、その弟の少年期ディッキー・ジョーンズ、その両親メアリー・マクラレンハンク・ベル、無法者のヤキマ・カナット、自警団の一員グレン・ストレンジなどが共演している。


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