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ウォーターワールド Waterworld (1995)

地球環境の変化で水没したはずの伝説の陸地を探そうとする者達の戦いを描く、監督ケヴィン・レイノルズ、製作、主演ケビン・コスナーデニス・ホッパージーン・トリプルホーンティナ・マジョリーノマイケル・ジェッター他共演のSFアクション超大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ケヴィン・レイノルズ

製作
ケビン・コスナー

ジョン・デイヴィス
チャールズ・ゴードン
ローレンス・ゴードン
製作総指揮
イロナ・ハーツバーグ
アンドリュー・リクト
ジェフリー・A・ミューラー
脚本
ピーター・レイダー
デヴィッド・トゥーヒー

撮影:ディーン・セムラー
編集:ピーター・ボイル
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
マリナー:ケビン・コスナー

ディーコン:デニス・ホッパー
ヘレン:ジーン・トリプルホーン
エノーラ:ティナ・マジョリーノ
老グレゴール:マイケル・ジェッター
飛行機パイロット:ジャック・ブラック
プリアム:ゼイクス・モカエ
交易商:ラニー・フラハーティ
射撃手:ジョン・トールズ=ベイ
放浪者:キム・コーツ

ノード:ジェラルド・マーフィ
執行官:R・D・コール
スミッティ:ロバート・ラサード
トルアン:ダグ・スピヌッザ
長老:レオナルド・チミノ/サブ・シモノ/ジット・カザン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1995年製作 135分
公開
北米:1995年7月28日
日本:1995年8月26日
製作費 $175,000,000
北米興行収入 $88,246,220
世界 $264,218,220


アカデミー賞 ■
第68回アカデミー賞
・ノミネート
録音賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
未来の地球。
極地の氷は溶けて陸は水没し、生存者は新しい地球環境に順応した。

トライマレン(三胴船)で洋上の旅を続けるマリナー(ケビン・コスナー)は、現れた凶悪集団スモーカーズの追跡を逃れ、交易のためにアトール(岩礁)に向かう。

貴重な土を持ち込んだマリナーは、それで水などを確保する。

伝説の陸地”ドライランド”の地図が背中に彫りこまれている少女を捜すスモーカーズのノード(ジェラルド・マーフィ)は酒場に向かう。

その場にいたマリナーに話しかけたノードは、酒場の女ヘレン(ジーン・トリプルホーン)と暮らす少女エノーラ(ティナ・マジョリーノ)の背中の地図を確認する。

ノードを追い払ったマリナーは、ヘレナからトマトの植木を買い旅立とうとする。
...全てを見る(結末あり)

長老(レオナルド・チミノ/サブ・シモノ/ジット・カザン)達はマリナーが何かを隠していると考え、スモーカーズのスパイではないかと疑う。

足止めされたマリナーは、エラ呼吸のできるミュータントだと知られてしまい捕えられる。

マリナーを殺せという声を制止して、執行官(R・D・コール)は裁きにかけようとする。

エノーラの地図を解読しようとしていたグレゴール(マイケル・ジェッター)はマリナーに近づき、ドライランドへ行く方法を聞き出すために彼を助けようとするものの見つかってしまう。

翌日、長老は危険なマリナーの処刑を命じずるが、リーダーのディーコン(デニス・ホッパー)が率いるスモーカーズの大群が襲ってくる。

ディーコンは攻撃を命じ、執行官らは抵抗して激しい戦いが始まる。

スモーカーズが檻に激突したために沼に落ちてしまったマリナーは、ナイフを奪い扉の鍵を開けようとする。

グレゴールは脱出用の気球を誤って操作してしまい、ヘレンとエノーラはそれに乗ることができない。

マリーに一緒に逃げてくれるかを確認したヘレンは、彼を檻から出して助ける。

トライマレンを動かしたマリナーは、ゲートを開けたヘレンとエノーラを乗せてアトールを脱出する。

ディーコンはマリナーを追うよう命ずるが、味方の攻撃を受けてしまい船が大破する。

左目を潰しながらアトールに向ったディーコンは、エノーラがミュータントのマリナーと共にトライマレンで逃げたことを知る。

ドライランドに向かうには水が不足しているため、マリナーはエノーラを殺そうとする。

ヘレンはそれを制止し、マリナーに体を許そうとする。

足手まといの二人を殺してしまうのが最良の方法だと言いつつ、マリナーはヘレンとエノーラを生かす。

拠点であるタンカーに戻ったディーコンは石油の不足を知らされ、後の活動を懸念してドライランドに向かう方法を早急に考える。

エノーラを毛嫌いするマリナーは、話しかけてくる彼女を海に落としてしまう。

ヘレンは海に飛び込み、マリナーは仕方なく二人を助けるが非難される。

そこにスモーカーズの偵察機が現れ、ヘレンが捕獲砲でそれを撃ってしまい、銛が機体に突き刺さる。

射撃手(ジョン・トールズ=ベイ)は銛が突き刺さり死亡し、パイロット(ジャック・ブラック)は操縦不能になる。

マストに絡んだワイヤーを銃で切り落としたマリナーは、海面に落下してしまう。

船に戻ったマリナーはヘレンの謝罪を聞き入れずに、彼女と口答えするエノーラの髪の毛を切ってしまう。

戻ったパイロットからの報告を受けたディーコンは、マリナーらを捕える位置を確認する。

その後、放浪者(キム・コーツ)と出会ったマリナーは、貴重な”紙”を手に入れてヘレンとエノーラの体を提供する。

それを取り消したマリナーは、承知しない放浪者を殺害する。

放浪者の船には何もなかったため、食料を確保しようと海に潜ったマリナーは怪魚を仕留め、ヘレンとエノーラと共に空腹を満たす。

その夜、ヘレンとエノーラが母子ではないことを知ったマリナーは、エノーラの背中の絵についてをヘレンに尋ね、彼女が特別な子供であると言われる。

エノーラが描いた絵を受け取ったマリナーは、彼女に心を許して泳ぎを教える。

交易所に着いたマリナーは、スモーカーズが待ち構えていることに気づきその場から逃れる。

追っ手を倒したマリナーだったが、エノーラを確認したディーコンに撃たれ傷を負ってしまう。

傷の手当てをしたマリナーは、スモーカーズが追ってくる理由を考え、エノーラの背中の絵がドライランドへの地図であることをヘレンから知らされる。

マリナーはドライランドは伝説の地だと言い張るがヘレンは納得せず、彼は仕方なくその場に向かう。

エノーラを残しヘレンをダイビング・ベルに入れて海底に向かったマリナーは、その場に沈む都市(デンバー)を確認させる。

海面に上がったマリナーは、海底都市が”ドライランド”であり、それを誰も知らないことをヘレンに伝える。

そこにスモーカーズが現れ、船が既にディーコンらに占拠されていることにマリナーとヘレンは気づく。

ディーコンは、隠れているエノーラを引き渡すようマリナーを脅し、恐怖で叫び声をあげたエノーラは捕えられてしまう。

マリナーとヘレンは隙を見て海中に逃れる。

エラ呼吸をして口移しでヘレンに息をさせたマリナーは海面に上がるが、エノーラは連れ去られて船は焼かれてしまっていた。

ディーコンはエノーラを脅すものの、何も聞きだすことができない。

互いを気遣うマリナーとヘレンは愛し合う。

その後マリナーは、エノーラが描いた絵を見て陸地があると考える。

そこに気球を操縦するグレゴールが現れ、マリナーとヘレンは助けられる。

三人は、アトールの生存者である執行官らの漂流場所に着く。

マリナーが持っていた紙に書かれた番号が、エノーラの地図と関係するとグレゴールは指摘する。

グレゴールはそれが緯度と経度ではないかと考え、海底都市を確認していたヘレンは陸地はないと伝える。

それに対し、エノーラが陸で生れたと言うマリナーは、彼女の絵が証明していると付け加える。

エノーラを取り戻すと言って、マリナーは単独でその場を離れる。

スモーカーズの拠点であるタンカーに向かったマリナーは、その場に侵入する。

地図を解読しようとするノードに、マリナーが必ず助けに来るとエノーラは言い切る。

ディーコンは部下達を前にエノーラの背中の地図を見せて、船を動かしてその場に向かうことを伝える。

動力のない船は大量の櫂を漕いで前進し、ディーコンは甲板に現れたマリナーに気づく。

船を爆破すると言うマリナーは、エノーラを引き渡すよう要求する。

ディーコンがそれに応じないため、マリナーは発煙筒を石油タンクに投げ込み船は爆発する。

ノードを倒したマリナーは、ディーコンがエノーラを連れて飛行機で飛び立とうとするのを阻止する。

マリナーはエノーラを救うものの、船が沈み始める。

そこにグレゴールの気球に乗ったヘレンと執行官が現れてロープを下し、マリナーとエノーラを救おうとする。

ディーコンもロープにしがみついたため、ヘレンが物を投げつけて彼を落下させる。

マリナーとエノーラは引き上げられ、タンカーは海中に沈む。

ディーコンが気球のワイヤーを銃撃したためバランスが崩れ、エノーラが海面に落下してしまう。

マリナーが足にロープを縛り、ダイビングして海面のエノーラを掴む。

部下のジェットスキーと激突したディーコンは爆死する。

マリナーとエノーラは引き上げられ、地図の南北が逆であったことに気づいたグレゴールは、ドライランドの方角を知ることができる。

マリナーらは何日もかけて目的地に向い、ついに陸地を発見する。

上陸したグレゴールらは、自然の真水を飲むことができて喜ぶ。

小屋を発見して白骨化した二体の遺体を確認したエノーラは、そこが自分の家だと知る。

船を作ったマリナーは、陸にはなじめないと言って旅立つことをエノーラに伝える。

海に帰ると言うマリナーにオルゴールを渡したエノーラは、涙しながら走り去る。

ヘレンにキスしたマリナーは、準備を整えて旅立つ。

そして、ヘレンとエノーラは、沖に向かうマリナーを崖の上からいつまでも見つめる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
未来の地球。
極地の氷は溶けて陸は水没し、人類はそれに順応して生きていた。
トライマレン(三胴船)で洋上の旅を続ける男マリナーは交易のためにアトール(岩礁)に向い、エラ呼吸ができるミュータントであることを知られてしまい捕えられる。
酒場の女ヘレンは、共に暮らす少女エノーラの背中に彫られた地図を頼りに”ドライランド”に向かおうとしていた。
ヘレンの協力を得てその場から脱出したマリナーだったが、エノーラの地図を狙う凶悪集団スモーカーズのリーダー、ディーコンに追われることになる・・・。
__________

ケヴィン・レイノルズケビン・コスナーによる4作目のコンビ作品であり、何といっても、当時としては史上最高額となる1億7500万ドルの製作費が話題になった超大作。

難航する撮影経費により膨大な製作費がかかったと言われ、セットなどは丁寧な仕上がりで大掛かりではあるが、圧倒されるようなシーンもそれほどない。

各方面から叩かれた最悪状態の中、製作費の約半分の8800万ドルに留まった北米興行収入だったが、全世界では約2億6400万ドルという結果を残し、大成功とは言えないまでも検討したのではないだろうか。

様々な論議を引き起こした作品で批判の嵐だったが、当時のような期待をしないで今観ると、海洋アクションとしてそこそこ楽しめる作品には仕上がっている。

第68回アカデミー賞では、録音賞にノミネートされた。

1980年代後半から1990年代前半にかけて、飛ぶ鳥を落とす勢いでハリウッドの頂点に立ったケビン・コスナーの評判を、一気に落とした作品として有名になってしまった。

上記のように、過剰な期待をしないで観れば、孤独な男をニヒルに演じるケビン・コスナーはまずまずの熱演で、ラジー賞を受賞してしまうものの、人間味も感じられる悪党集団のリーダーを怪演するデニス・ホッパーのキャラクターは面白い。

主人公と共に伝説の陸地を探すジーン・トリプルホーン、その行き先の鍵を握る少女ティナ・マジョリーノ、主人公と彼女らを陸地に導くマイケル・ジェッター、スモーカーズのパイロット、ジャック・ブラック、アトールの住人ゼイクス・モカエ、交易商ラニー・フラハーティ、スモーカーズの射撃手ジョン・トールズ=ベイ、放浪者キム・コーツ、ディーコン(デニス・ホッパー)の部下ジェラルド・マーフィ、アトール(岩礁)の執行官R・D・コール、長老レオナルド・チミノ/サブ・シモノ/ジット・カザンなどが共演している。


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