| ラマディの戦い後、Navy SEALsが体験する凄絶な1日を生々しい記憶の断片として描く、監督、脚本アレックス・ガーランド、レイ・メンドーサ、出演ディファラオ・ウン=ア=タイ、ウィル・ポールター、コスモ・ジャーヴィス、テイラー・ジョン・スミス、マイケル・ガンドルフィーニ、ジョセフ・クイン他共演の戦争ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督
アレックス・ガーランド
レイ・メンドーサ
製作
アンドリュー・マクドナルド
マシュー・ペンリー=デイヴィー
アロン・ライヒ
ピーター・ライス
脚本
アレックス・ガーランド
レイ・メンドーサ
撮影:デヴィッド・J・トンプソン
編集:フィン・オーツ
出演
・アルファ1小隊
レイ・メンドーサ:ディファラオ・ウン=ア=タイ(通信兵)
エリック:ウィル・ポールター(指揮官)
エリオット・ミラー:コスモ・ジャーヴィス(主任狙撃兵兼衛生兵)
トミー:キット・コナー(機関銃手)
フランク:テイラー・ジョン・スミス(狙撃兵)
“マック”マクドナルド:マイケル・ガンドルフィーニ(海軍情報将校兼火力支援将校)
レラス:アダイン・ブラッドリー(海軍情報将校)
サム:ジョセフ・クイン(先任下士官)
ファリド:ネイサン・アルタイ(部隊を支援するイラク人通訳)
シダル:ハイダー・アリ(部隊を支援するイラク人通訳)
・アルファ2小隊
ジェイク:チャールズ・メルトン(指揮官)
ジョン:フィン・ベネット(通信員兼JTAC(統合戦術航空管制官)
ブライアン・ザウィ:ノア・センティネオ(砲手)
ブロック:エヴァン・ホルツマン(狙撃手)
アーロン:ヘンリー・ザガ(先鋒)
マイキー:アレックス・ブロックドルフ(先鋒兼射撃手)
ボブ:アーロン・ディーキンス(隊員)
・イラク人家族
ヌール:ドンヤ・フセイン
アメリカ/イギリス 映画
配給 A24
2025年製作 95分
公開
イギリス:2025年4月18日
北米:2025年4月11日
日本:2026年1月16日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $26,000,310
世界 $34,902,600
■ ストーリー ■
2006年。
”ラマディの戦い”後、エリック(ウィル・ポールター)率いるNavy SEALsの小隊アルファ1は、暗闇の中で、イラク人のヌール(ドンヤ・フセイン)ら家族が暮らす2階建ての家を制圧する。
夜が明けて、JTAC(統合末端攻撃統制官)通信士官のレイ・メンドーサ(ディファラオ・ウン=ア=タイ)は、本部に状況を報告する。
狙撃手兼衛生兵のエリオット・ミラー(コスモ・ジャーヴィス)は、狙撃手フランク(テイラー・ジョン・スミス)と共に、海兵隊との共同作戦を支援するため、通りの先の市場と周辺を監視する。
小隊は、敵の活動が活発化していることを察するが、航空支援はエリアから去る。
イラク軍通訳のファリド(ネイサン・アルタイ)とシダル(ハイダー・アリ)は、全イスラム教徒にジハードを呼びかけ、アメリカ兵を殺そうとしていることをエリックに伝える。
その時、エリオットが監視する部屋に手榴弾が投げ込まれ、彼が負傷する。
建物が銃撃され、小隊は応戦し、全拠点が交戦中だと知ったエリックは、負傷したエリオットを搬送するために、CASEVAC(負傷者後送)を呼ぶ。
装備をまとめた小隊は、クレイモア地雷を爆破し、エリックはアルファ2と連絡を取る。
先に外に出されるファリドとシダーは動揺し、陸軍の歩兵戦車M2ブラッドレーが到着したために、エリックは、建物の外に発煙筒を投げるよう指示する。
外に出たファリドとシダーに続き小隊はブラッドレーに向かうが、IED(即席爆発装置)が爆発する。
ファリドは死亡してシダーは逃走し、エリオットと先任下士官のサム(ジョセフ・クイン)は重傷を負う。
ブラッドレーはその場を去り、無事だったエリックは応援を要請し、機関銃手のトミー(キット・コナー)ら隊員は建物に戻る。
アルファ2に状況を報告したエリックは、建物の奥に移動して、態勢を整えようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Memory is the greatest curse ever inflicted on the human race.”
(記憶とは、人類に課せられた最も過酷な呪いである。)
ダニー・ボイルとのコラボレーションで知られるアレックス・ガーランドが、イラク戦争に従軍した元Navy SEALs隊員レイ・メンドーサの体験を基に、彼と共に脚本を兼ねて監督した作品。
出演はディファラオ・ウン=ア=タイ、ウィル・ポールター、コスモ・ジャーヴィス、テイラー・ジョン・スミス、マイケル・ガンドルフィーニ、ジョセフ・クイン他共演の戦争ドラマ。
本作は、今まで見てきた最強の精鋭部隊Navy SEALsの、従来の英雄像を否定している。
極限状態であっても、普通の人間には戻らないよう過酷な訓練を受けたエリート兵士でも、仲間が死にかける中、逃げ場のない状況下で起きる混乱を、その体験者であるレイ・メンドーサの証言によりリアルに描いている。
レイ・メンドーサ及び製作者が伝えたかったのは、彼らが“いかに強かったか”ではなく、“追い詰められ、人間として壊れそうになったか”だったのだろう。
