ミズーリからオレゴンに向かう幌馬車隊の苦難の旅を描く、監督チャールズ・バートン、主演ランドルフ・スコット、ゲイル・パトリック、モンテ・ブルー、レイモンド・ハットン他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:チャールズ・バートン
製作:ハロルド・ハーレイ
原作:ゼイン・グレイ
脚本
ジャック・カニンガム
チャールズ・A・ロング
撮影:ウィリアム・C・メラー
編集:ジャック・デニス
音楽:ジョン・ライポルド
出演
クリント・ベルメット:ランドルフ・スコット
ナンシー・ウェリントン:ゲイル・パトリック
ソニー・ウェリントン:ビリー・リー
ケネス・マードック:モンテ・ブルー
ジム・バーチ:レイモンド・ハットン
アビー・マスターズ:ジャン・ダガン
ヘティ・マスターズ:レイラ・ベネット
ビル・オリアリー:オリン・ハウランド
許可担当官:ハワード・ウィルソン
レスター:ジュリアン・マディソン
エベ:アルフレッド・デルカンブル
チョンシー:ドナルド・グレイ
登山家:コリン・タプリー
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1934年製作 5+6分
公開
北米:1934年9月15日
日本:不明
■ ストーリー ■
1840年5月1日、ミズーリ州、インディペンデンス。
幌馬車隊がオレゴンに向かうことになり、未亡人のナンシー・ウェリントン(ゲイル・パトリック)は、夫の両親に預けられている息子ソニー(ビリー・リー)を連れて行こうとする。
アビー・マスターズ(ジャン・ダガン)と妹のヘティ(レイラ・ベネット)は、鶏を売るために幌馬車隊に加わる。
幌馬車隊の若い案内役クリント・ベルメット(ランドルフ・スコット)は、ナンシーの馬車を見て装備不足を指摘する。
ナンシーはそれに納得できずにクリントを恨み、毛皮猟師ケネス・マードック(モンテ・ブルー)から馬車を提供され、幌馬車隊に加わる。
母が先住民のマードックは、白人の入植者が増えることで、毛皮の取引がなくなることを恐れ、幌馬車隊の旅を妨害することを考える。
幌馬車隊に加わった人々は、旅の無事を願って祈りを捧げ、クリント、ジム・バーチ(レイモンド・ハットン)、ビル・オリアリー(オリン・ハウランド)を案内役にしてオレゴンに向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
俳優としても活躍したチャールズ・バートンの初監督作品であり、主演はランドルフ・スコット、ゲイル・パトリック、モンテ・ブルー、レイモンド・ハットンなどが共演した作品。
ミズーリからオレゴンに向かう幌馬車隊の苦難の旅を描く西部劇。
悪党や先住民の妨害に遭う幌馬車隊の旅が、様々な出来事と共に続く中で、ユーモアをまじえたロマンスなども描かれた見どころの多い作品。
主演のランドルフ・スコットは、幌馬車隊の案内役として、困難に立ち向かいながら旅を続ける男を熱演している。
息子と共にオレゴンに向かい、当初は主人公を嫌うものの、やがて惹かれ合うようになる未亡人ゲイル・パトリック、その息子ビリー・リー、幌馬車隊を妨害する毛皮猟師のモンテ・ブルー、主人公と旅を続ける幌馬車隊の案内役レイモンド・ハットンとオリン・ハウランド、幌馬車隊に加わる姉妹ジャン・ダガンとレイラ・ベネット、登山家のコリン・タプリーなどが共演している。