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ヴァン・ヘルシング Van Helsing (2004)

ブラム・ストーカーの小説”ドラキュラ”とメアリー・シェリーの”フランケンシュタイン”を基に製作された作品。
バチカンの秘密組織の使命を受ける魔物ハンター、ヴァン・ヘルシングの最強の敵ドラキュラとの壮絶な戦いを描く、製作、監督、脚本スティーヴン・ソマーズ、主演ヒュー・ジャックマンデビッド・ウェナムケイト・ベッキンセイル他共演のホラー・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:スティーヴン・ソマーズ

製作
スティーヴン・ソマーズ

ボブ・ダクセイ
脚本:スティーヴン・ソマーズ
撮影:アレン・ダヴィオー
編集:ボブ・ダクセイ
音楽:アラン・シルヴェストリ

出演
ヴァン・ヘルシング:ヒュー・ジャックマン

カール:デビッド・ウェナム
アナ・ヴァレリアス:ケイト・ベッキンセイル
ヴェルカン・ヴァレリアス:ウィル・ケンプ
ヴラディスラウス・ドラキュラ伯爵:リチャード・ロクスバーグ
ヴィクトール・フランケンシュタイン博士:サミュエル・ウェスト
フランケンシュタインのモンスター:シュラー・ヘンズリー
イゴール:ケヴィン・J・オコナー
アリーラ:エレナ・アナヤ
ヴェローナ:シルヴィア・コロカ
マリーシュカ:ジョジー・マラン
ジキル博士:スティブン・フィッシャー
ハイド/声:ロビー・コルトレーン
ジネット枢機卿:アラン・アームストロング

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

2004年製作 131分
公開
北米:2004年5月7日
日本:2004年9月4日
製作費 $160,000,000
北米興行収入 $120,177,080
世界 $300,257,480


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1887年、トランシルヴァニア
ヴィクトール・フランケンシュタイン博士(サミュエル・ウェスト)は、モンスター(シュラー・ヘンズリー)を創造することに成功する。

しかし、フランケンシュタインに墓を荒らされた民衆の怒りは収まらず、ヴラディスラウス・ドラキュラ伯爵(リチャード・ロクスバーグ)が、研究施設として提供していた城に押し入る。

フランケンシュタインが、モンスターを連れて逃げよとすることを許さないドラキュラは彼を殺す。

生を受けたモンスターは拘束を逃れ、フランケンシュタインを抱いて城を脱出し、丘の上の風車小屋に逃げ込む。
...全てを見る(結末あり)

それを追った人々は風車小屋に火を放ち、モンスターは、父であるフランケンシュタインを抱いたまま朽ち果てる。

ドラキュラは、妻のアリーラ(エレナ・アナヤ)、ヴェローナ(シルヴィア・コロカ)、マリーシュカ(ジョジー・マラン)を伴い現場に向かうが、風車小屋は焼け落ちていた。

1年後、パリ
バチカンの秘密組織”聖騎士団”の使命を受ける、お尋ね者、魔物ハンター、ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)は、ジキル博士(スティブン・フィッシャー)から変身したハイド氏(ロビー・コルトレーン/声)の元に向かい彼を倒す。

バチカン
聖騎士団のジネット枢機卿(アラン・アームストロング)に会ったヴァン・ヘルシングは、過去の記憶を失い自分が何者であるか分からないまま戦い続ける彼の、その仕事ぶりは評価する。

しかし、お尋ね者扱いされることに意見されながら、ヴァン・ヘルシングは、ルーマニアトランシルヴァニアの件について、ジネット枢機卿から使命を受ける。

それは、その土地を恐怖で支配する、ドラキュラ伯爵と戦続けてきた、ヴァレリアス一族のヴェルカン・ヴァレリアス(ウィル・ケンプ)と妹アナ(ケイト・ベッキンセイル)に手を貸して、伯爵を倒すことだった。

ヴァレリアスが残した紙片を見せられたヴァン・ヘルシングは、そこに描かれていた記章が、自分の指輪のものと同じだということを確認する。

今回の使命が、ヴァン・ヘルシングの過去の秘密を解く鍵にもなるということだった。

科学者でもある修道僧のカール(デビッド・ウェナム)から、武器や装備を渡されたヴァン・ヘルシングは、彼を伴い現地に向かう。

トランシルヴァニア
兄ヴェルカンがウルフマンに襲われて姿を消し、アナは、到着したヴァン・ヘルシングらを警戒するが、ドラキュラの花嫁達に襲われる。

勇敢に立ち向かうものの、アナがアリーラとヴェローナに捕えられて噛まれそうになる。

ヴァン・ヘルシングが、聖水をつけた矢でマリーシュカを倒し、他の二人は逃げ去って行く。

それを知ったドラキュラは、怒りと悲しみを抑えながら、元はフランケンシュタインの助手だったイゴール(ケヴィン・J・オコナー)を部下にして、ある実験を成功させようとしていた。

殺し屋あるいは聖人とも言われるヴァン・ヘルシングに、隙を見せようとしないアナだったが、戻ったヴェルカンが、ドラキュラによりウルフマンに変身させられたことを知る。

ヴァン・ヘルシングは、ウルフマンとなったヴェルカンを容赦なく殺そうとするが、それをアナが邪魔して、呪いだと言ってそれを解く薬を探そうとする。

納得したヴァン・ヘルシングは、ヴェルカンを捜すために、アナと共に無人のはずのフランケンシュタイン城に向かう。

そこでドラキュラは、フランケンシュタインの開発した装置で、ヴェルカンの父親で失敗した実験を、彼の体で試そうとしていた。

実験による落雷の電気ショックで、大量の繭から孵ったヴァンパイアの子供達が空を舞い村を襲う。

ヴァン・ヘルシングと対面したドラキュラは、銀杭を胸に刺されながらも、平然として”ガブリエル”とつぶやく。

数百年前から知っているはずの自分を、ヴァン・ヘルシングが覚えていないことに気づいたドラキュラは、長い間の因縁があることを彼に伝える。

ヴァン・ヘルシングは、ウルフマンに変身して襲いかかろうとする、ヴェルカンから逃れたアナを助けて、その場から脱出する。

ドラキュラは実験の失敗を知り、装置を動かす鍵が、墓に眠るモンスターであることを悟り、ヴァン・ヘルシングとアナを捜して殺そうとする。

ヴェルカンが既に兄でないことを知ったアナは、それをヴァン・ヘルシングに伝えて、風車小屋の焼け跡地下で生きていたモンスターに対面する。

モンスターも、フランケンシュタインの装置を動かす鍵が自分であることを知っていた。

昨夜、孵ったヴァンパイアは一人の花嫁が産んだもので、他にもそれがあることを、ヴァン・ヘルシングはモンスターから知らされる。

昨夜の子供は死亡し、モンスターの力がなければ、永遠の命は与えられないということだった。

ヴァン・ヘルシングは、モンスターを生かしてバチカンに連れて行くことを考え、アナとカールと共に馬車で西に向かう。

しかし、馬車はアリーラとヴェローナ、そしてウルフマンに襲われて大破してしまう。

ヴェルカンに戻った兄を看取ったアナはヴァン・ヘルシングを責めるが、彼女はアリーラに連れ去られてしまう。

その後は、現れたアリーラから、アナとモンスターを交換するため、仮面舞踏会に来るよう言われる。

ヴァン・ヘルシングはウルフマンに咬まれていたため、他の魔物ハンターが彼の命を奪うことも考えられた。

カールは、最初の満月まではウルフマンには変身しないことをヴァン・ヘルシングに伝える。

舞踏会でヴァン・ヘルシングは、ドラキュラと踊り噛まれそうになったアナを助ける。

しかし、イゴールがモンスターを捕えて現れ、その場にいたヴァンパイアが、ヴァン・ヘルシングらに襲いかかる。

脱出したヴァン・ヘルシングらは、連れ去られるモンスターを助けることができない。

バチカンと連絡を取っていたカールは、モンスターも殺す指示を受けたことをヴァン・ヘルシングに伝える。

その後ヴァン・ヘルシングは、ウルフマンに変身する兆候が表れるが、ドラキュラの隠れ家を探そうとする。

400年前にドラキュラは、ヴァレリアス長老の息子として生まれるものの非道を繰り返した。

長老はそれをバチカンに相談し、ドラキュラを葬る代わりに、ヴァレリアス一族は永遠に贖罪されることになった。

しかし、息子を殺せない長老は、ドラキュラを氷の要塞に追放したのだった。

ヴァン・ヘルシングは、アナの父がよく見ていた絵がその入り口となる扉だと確信する。

ジネット枢機卿から預かった絵の切れ端を利用し、そこを鏡に変えたヴァン・ヘルシングは、内部には入れることを確認する。

ヴァン・ヘルシングとアナそしてカールは、氷の世界のドラキュラ城に侵入してイゴールを捕える。

氷漬けとなったモンスターを見つけたヴァン・ヘルシングは、彼から、ウルフマンの呪いを解く薬をドラキュラが持っていることを知らされる。

ドラキュラにとってもウルフマンは敵であり、利用はするものの、逆らった場合は呪いを解く必要があったのだ。

イゴールに薬の場所へ案内させ、それを手に入れることをアナとカールに任せたヴァン・ヘルシングは、モンスターを助けようとする。

薬のある場所に案内されたアナとカールだったが、イゴールに閉じ込められてしまう。

薬を手に入れようとした二人の前にアリーラが現れ、アナは、カールに薬を持たせてヴァン・ヘルシングの元に向かわせる。

ヴァン・ヘルシングはモンスターの拘束を解くが、ドラキュラが現れて襲いかかり、数千の繭は孵り、吸血鬼の子供達は飛び立つ。

モンスターは崖で宙づり状態になるが、カールに助けられ、アナがアリーラに襲われている部屋に飛び込む。

12時の鐘と共に、ウルフマンに変身したヴァン・ヘルシングは、吸血鬼になったドラキュラと一騎打ちとなる。

モンスターがアリーラの相手をする間、ヴァン・ヘルシングを助けるよう彼に言われたアナは、カールの元に向かい薬を受取る。

それを追って現れたアリーラに立ち向かったアナは、彼女を殺す。

ヴァン・ヘルシングは、ドラキュラを殺したのが自分だと言われ、指輪を奪われそうになるものの彼を倒す。

ドラキュラの死と共に吸血鬼の子供達も死滅し、ウルフマンと化したヴァン・ヘルシングに薬を打とうとしたアナは、彼に襲われてしまう。

カールがウルフマンのヴァン・ヘルシングに襲いかかるが、アナを殺してしまった彼は人間に戻り、自分のしてしてしまったことを嘆く。

モンスターはその場から旅立ち、ヴァン・ヘルシングとカールは、アナを火葬にする。

アナの魂は、ヴァン・ヘルシングに微笑みかけながら、一族と共に天に消えていく。

安らぎを得られたヴァン・ヘルシングは、カールと共にバチカンに向かう。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1888年、バチカンの秘密組織”聖騎士団”の使命を受け、魔物ハンターとして各地で活動するヴァン・ヘルシングは、ジネット枢機卿の元に向かう。
トランシルヴァニアのヴァレリアス一族のヴェルカンとアナ兄妹に手を貸し、その地を恐怖で支配するドラキュラ伯爵を倒すというのが新たな使命だった。
ヴァン・ヘルシングは、それが、記憶のない自分の過去を知ることになるとも知らされ、科学者でもある修道僧カールと共に現地に向かう。
アナは、ヴァン・ヘルシングを警戒するものの、現れたドラキュラの花嫁三人の襲撃を受け、彼と共に戦い撃破する。
連れ去れれていたヴェルカンは、ドラキュラによりウルフマンに変身させられ操られていた。
ヴェルカンを魔物と判断したヴァン・ヘルシングは、彼を殺そうとするが、アナは、その呪いを解く薬があるはずだと言ってそれを捜そうとする。
その頃ドラキュラは、恐ろしいモンスターを生みだしたフランケンシュタインの装置を使い、ある実験を成功させようとしていた・・・。
__________

1930~1940年代のホラー映画”ユニバーサル・モンスター”へのオマージュ的な作品として、ファンにはたまらない内容となっている。

ブラム・ストーカーの小説”ドラキュラ”で、ドラキュラと戦う大学教授”ヴァン・ヘルシング”を、闇の暗殺者の魔物ハンターという設定にしているところも面白い。

ドラキュラ伯爵とフランケンシュタイン博士、そしてその創造したモンスターが登場し、呪われた一族との因縁の対決、更にはヴァン・ヘルシングの失われた記憶の解明が絡むストーリーも、なかなか凝っている。

製作費に1億6000万ドルかけた超大作であり、大胆なアクションやSFXを駆使した、スティーヴン・ソマーズの演出、作品内容共に見応え十分だ。

北米興行収入は約1億2000万ドル、全世界では3億ドルを超す大ヒットとなった。

迫力あるアクションを雰囲気抜群で見事にこなす、主人公を演ずるヒュー・ジャックマン、その助手として、ユーモアを交えながら、頼りにもなる修道僧を好演するデビッド・ウェナム、逞しき伝統一族の末裔ケイト・ベッキンセイル、その兄ウィル・ケンプ、ドラキュラ伯爵のリチャード・ロクスバーグ、フランケンシュタイン博士サミュエル・ウェスト、彼が生んだモンスターのシュラー・ヘンズリー、助手であったドラキュラの部下イゴールのケヴィン・J・オコナー、ドラキュラの三人の花嫁エレナ・アナヤシルヴィア・コロカジョジー・マラン、ジキル博士のスティブン・フィッシャー、ハイド氏の声ロビー・コルトレーンバチカンの秘密組織の枢機卿アラン・アームストロングなどが共演している。


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