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沈黙の戦艦 Under Siege (1992)

退役を控えるアメリカ海軍の戦艦”USSミズーリ”で起きたテロに対するコックとして乗艦していた元”SEALs”隊員の戦いを描く、監督アンドリュー・デイヴィススティーヴン・セガールトミー・リー・ジョーンズ共演のアクション大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

トミー・リー・ジョーンズ / Tommy Lee Jones / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:アンドリュー・デイヴィス

製作総指揮
J・F・ロートン
ゲイリー・W・ゴールドスタイン
製作
アーノン・ミルチャン
スティーヴン・セガール
スティーヴン・ルーサー
脚本:J・F・ロートン
撮影:フランク・タイディ
編集:デニス・ヴァークラー
音楽:ゲイリー・チャン

出演
ケイシー・ライバック兵曹:スティーヴン・セガール
ウィリアム・ストラニクス:トミー・リー・ジョーンズ
クリル中佐:ゲイリー・ビジー
ジョーダン・テイト:エリカ・エレニアック
ドーマー:コルム・ミーニイ
アダムス艦長:パトリック・オニール
ベイツ提督:アンディ・ロマーノ
トム・ブレイカー:ニック・マンクーソ
ニック・ガーザ大佐:デイル・ダイ
タックマン:ダミアン・チャパ
シャドウ:エディ・ボー・スミスJr.
テイラー少尉:グレン・モーシャワー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1992年製作 102分
公開
北米:1992年10月9日
日本:1993年9月18日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $83,363,140
世界 $156,400,000


アカデミー賞 ■
第65回アカデミー賞

・ノミネート
録音・音響編集賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
真珠湾での、ブッシュ大統領が出席する式典に向かっていたアメリカ海軍の戦艦”USSミズーリ”は、無事役目を終えて最後の航海に出る。
しかし、核弾頭を搭載したトマホーク巡航ミサイルを奪おうとして、テロ・グループがパーティーの余興チームに扮して乗艦する。
ミズーリ”副官クリル中佐(ゲイリー・ビジー)は、艦長アダムス(パトリック・オニール)を射殺し、テロ・グループのリーダーで元CIA
のストラニクス(トミー・リー・ジョーンズ)と手を組み、艦内を制圧し、対策本部のベイツ提督を牽制する。
元特殊部隊”SEALs”隊員であるが、現在は艦内のコックとしてキッチンを仕切るケイシー・ライバック(スティーヴン・セガール)は、クリルに目を付けられ監禁されていたが、異変に気づきその場を脱出する。
余興で連れて来られていた、プレイメイトのジョーダン(エリカ・エレニアック)に気づいたライバックは、彼女と共に行動し、ベイツ提督(アンディ・ロマーノ)に連絡を取り、ストラニクスらの狙いを報告する。
ベイツ提督は、”SEALs”をミズーリに派遣して、待機するようライバックに指示するのだが、彼は同僚らを救うために、ストラニクスらに戦いを仕掛ける・・・。


解説 評価 感想 ■

太平洋戦争で、日本の降伏調印式が行われたことでも有名な、戦艦”ミズーリ”を舞台に繰り広げられるアクションであり、当時、突然、現れた謎の武道家スターとして、人気急上昇であったスティーヴン・セガールと、同じく演技派としてトップ・スターの道を歩んでいたトミー・リー・ジョーンズの共演が、大いに話題になった。

問題は邦題で、人気コミックにあやかって単に付けたタイトルのお陰で、セガール作品は、その後、意味不明な、”沈黙シリーズ”と言われてしまうようになる。

本作の続編としては、同じ主人公が登場する「暴走特急」が1995年に公開されたが、他の”沈黙”作品とは全く関連性がない。

北米興行収入は約8300万ドル、全世界では約1億5600万ドルのヒットとなった。

第65回アカデミー賞では、録音、音響編集賞にノミネートされた。

アンドリュー・デイヴィスの演出はまずまずで、アクションも見応えあるが、上記の通り、その話題に興味深々で観た公開当時は満足できたが、今観ると、強過ぎると言われたセガールの格闘家としての戦いぶりやトミー・リー・ジョーンズの演技も、今一物足りない平凡な作品にしか思えない。

テロに加担する、”ミズーリ”副官のゲイリー・ビジー、「E.T.」(1982)で、主人公エリオット少年にキスされる少女を演じた、勇敢に戦うプレイメイトエリカ・エレニアック、テロ・グループの一員コルム・ミーニイ、艦長パトリック・オニール、対策本部を指揮する提督のアンディ・ロマーノ、その補佐約デイル・ダイCIAニック・マンクーソなどが共演している。


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