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真昼の死闘 Two Mules For Sister Sara (1970)

フランスメキシコへの内政干渉の混乱を利用して一儲けを企む流れ者と尼僧に扮した娼婦の関係を描く、監督ドン・シーゲルシャーリー・マクレーンクリント・イーストウッド共演のアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

シャーリー・マクレーン / Shirley MacLaine / Pinterest
クリント・イーストウッド / Clint Eastwood 作品一覧
クリント・イーストウッド / Clint Eastwood / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ドン・シーゲル
製作
マーティン・ラッキン

キャロル・ケイス
原案:バッド・ベティカー
脚本:アルバート・マルツ
撮影:ガブリエル・フィゲロア
編集:ロバート・F・シュグリュー

音楽:エンニオ・モリコーネ

出演
シャーリー・マクレーン:サラ
クリント・イーストウッド:ホーガン
マノロ・ファブレガス:ベルトラン大佐
アルベルト・モリン:レクレール将軍
アルマンド・シルヴェストレ:盗賊
ジョン・ケリー:盗賊
デヴィッド・エスチュアルド:フアン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1970年製作 116分
公開
北米:1970年6月16日
日本:1971年2月
北米興行収入 $5,050,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
メキシコ北部
3人の悪党が、半裸の女性(シャーリー・マクレーン)に暴行しようとしていたが、通りがかった流れ者のホーガン(クリント・イーストウッド)が彼女を助ける。

ホーガンは女性が尼僧だと知り驚くが、彼女は、自分を襲った悪党を埋葬しようとする。

貴重な水を悪党の墓にばら撒く尼僧サラにホーガンは呆れてしまい、彼女に別れを告げて立ち去ろうとする。

そこにフランス軍が近づき、ホーガンは彼らと行動を共にするようサラに伝える。

メキシコ軍の資金集めに手を貸したというサラが、フランス軍に捕まることを恐れたため、ホーガンは仕方なく彼女を助けようとする。
...全てを見る(結末あり)

埋めた死体を掘り起こしたホーガンは、それを馬に乗せて放ち、足跡を深くつけてフランス軍に追わせようとする。

廃墟に隠れた二人は、追ってきたフランス兵が引き払ったためその場で過ごす。

メキシコを植民地にしようとするフランスに抵抗する、ゲリラに加勢するホーガンは、チワワフランス軍の撃滅で多額の報奨金を手に入れようとしていた。

ホーガンは、チワワに暮らしていたためその場に詳しいサラに協力を求める。

しかしサラは、ホーガンの捨てたタバコを木陰でふかし、何かを企んでいた。

ホーガンも、美人でスタイルもいいサラが尼僧であることが信じられず、彼女が修行に入る前に会いたかったと本心を語る。

野宿をした二人は、逃げて来た者達から、フランス軍がサンタマリア行きの列車を待っていたことを聞き出す。

その理由を調べるため、フランス軍が駐留する村に向かったサラは、重病の大佐に祈りを捧げて欲しいと頼まれる。

大佐を知っていたサラは、祈る間に目覚めた彼に気づかれてしまう。

しかし、大佐が息を引き取ったために、サラは正体がバレずにホーガンの元に戻る。

殺される可能性もあったサラは動揺しながら、サンタマリア行きの列車には、武器弾薬が積み込まれることをホーガンに知らせる。

列車を爆破するために出発したホーガンとサラだったが、彼は先住民の矢を受けてしまう。

サラは十字架をかざして先住民を追い払い、ホーガンの傷の手当てをしようとする。

ホーガンの指示で、サラは火薬を使い矢の傷口を焼き、二人は列車の通る橋に向かう。

橋げたにダイナマイトを仕掛けたサラは、矢の治療の際に飲んだ大量の酒で銃の狙いが定まらないホーガンを殴る。

サラは、列車が近づく橋のダイナマイトを狙うホーガンに渇を入れる。

見事に橋を爆破して列車は大破し、ホーガンとサラは先を急ぐ。

ゲリラのベルトラン大佐(マノロ・ファブレガス)を捜したホーガンは、山に潜む大佐のキャンプに向かう。

サラはホーガンに秘密を話そうとするものの、その機会を逃してしまう。

その後、サラはサンタマリアで寄付を集め、ホーガンはそれでダイナマイトを手に入れる。

ホーガンとサラは、ベルトラン大佐や部下と共に、7月14日の革命記念日を祝おうとするフランス軍の砦に向かう。

ところが、酔っているはずの兵士達は皆シラフで、ホーガンと大佐は、サラから秘密の地下道があることを知らされる。

その入り口があるサラの知人の家に向かったホーガンは、そこが売春宿であり、彼女が実は娼婦だったということが分かる。

騙されていたホーガンは憤慨するものの、サラに圧倒されて地下道に急ぐ。

ホーガンらはピニャータにダイナマイトを隠し、それを使って一気に攻撃を仕掛けようとする。

ベルトラン大佐と入念に計画を立てたホーガンは、サラにキスをして、牧場主に扮し砦に向かう。

ホーガンはサラをゲリラだと偽り、フランス軍のレクレール将軍(アルベルト・モリン)に引き渡そうとする。

村人がピニャータを運んで近づき、それが点火された直後にホーガンは銃を抜き将軍らを射殺する。

ピニャータは爆発し、ベルトラン大佐の号令でゲリラが砦に突入し、ホーガンらは大量のダイナマイトを使いフランス軍を倒す。

金庫を手に入れたホーガンは、入浴中のサラの部屋に押し入り、浴槽に飛び込み彼女と愛し合う。

その後、ホーガンと手を組んだサラは旅を続ける。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
メキシコ北部。
3人の悪党に暴行されかけていた女性を、流れ者ホーガンが助ける。
ホーガンはその女性サラが尼僧だと知り、フランス軍に追われていた彼女を再び助ける。
フランスメキシコの植民地化に抵抗するゲリラに加勢するホーガンは、敵軍を撃滅して多額の報奨金を手に入れようとしていた。
土地の情報に詳しいサラに協力を求めたホーガンは、爆弾が積み込まれている輸送列車を襲う計画を実行しようとする。
しかしホーガンは、尼僧のはずであるサラの言動がおかしいことに気づき始める・・・。
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西部劇というより、主人公2人の珍道中的コメディ・アクションで、ダイナマイトを多用した派手な演出は迫力がある。

大スターへの道が見えるクリント・イーストウッドだが、さすがにこの時代はシャーリー・マクレーンの方が格が上で、クレジットも彼女が先になっている。
*年齢はクリント・イーストウッドが4歳年上。

しかし、皮肉混じりのジョークを飛ばすタフガイ役のイーストウッドは、線は細いもののふてぶてしく頑強で、シャーリー・マクレーンの変幻自在の演技にも全く臆することなく貫禄さえ感じる。

マンハッタン無宿」(1968)で初めて組んだドン・シーゲルイーストウッドの相性の良さは決定的となり、翌年の「白い肌の異常な夜」(1971)、「ダーティハリー」(1971)と、いよいよ名コンビの活躍が始まる。

加えて、イタリア時代の盟友エンニオ・モリコーネに音楽を担当させたのは、イーストウッドの口添えがあったのだろう。

ゲリラの大佐マノロ・ファブレガスフランス軍の将軍アルベルト・モリンなどが共演している。


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