サイトアイコン That's Movie Talk!

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1 The Twilight Saga: Breaking Dawn – Part 1 (2011)

2005年に発表された、ステファニー・メイヤーの世界的大ベストセラー小説”トワイライト”を基にして製作された”トワイライト・サーガ”シリーズの4作目であり最終章の第1部。
主演クリステン・スチュワートロバート・パティンソンテイラー・ロートナービリー・バークピーター・ファシネリアンナ・ケンドリック共演、監督ビル・コンドンによるファンタジー・サスペンス・ロマンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ロマンス)


スタッフ キャスト ■
監督:ビル・コンドン

製作総指揮
グレッグ・ムーラディアン

マーティ・ボーウェン
ガイ・オシアリー
マーク・モーガン
製作
ウィック・ゴッドフレイ

カレン・ローゼンフェルト
ステファニー・メイヤー
原作:ステファニー・メイヤーBreaking Dawn
脚本:メリッサ・ローゼンバーグ

撮影:ギレルモ・ナヴァロ
編集:ヴァージニア・カッツ
音楽:カーター・バーウェル

出演
ベラ・スワン・カレン:クリステン・スチュワート

エドワード・カレン:ロバート・パティンソン
ジェイコブ・ブラック:テイラー・ロートナー
アリス・カレン:アシュリー・グリーン
エメット・カレン:ケラン・ラッツ
カーライル・カレン:ピーター・ファシネリ
エズミ・カレン:エリザベス・リーサー
ロザリー・ヘイル:ニッキー・リード
ジャスパー・ヘイル:ジャクソン・ラスボーン
チャーリー・スワン:ビリー・バーク
レネ・ドワイアー:サラ・クラーク
リア・クリアウォーター:ジュリア・ジョーンズ
セス・クリアウォーター:ブーブー・スチュワート
ジェシカ・スタンリー:アンナ・ケンドリック
ターニャ・デナリ:マイアンナ・バーリング
イリーナ・デナリ:マギー・グレイス
ケイト・デナリ:ケイシー・ラボウ
アロ:マイケル・シーン
カイウス:ジェイミー・キャンベル・バウアー
マーカス:クリストファー・ハイアーダール
サム・ウーレイ:チャスク・スペンサー
エレアザル・デナリ:クリスチャン・カマルゴ
カルメン・デナリ:ミア・マエストロ
ビリー・ブラック:ギル・バーミンガム
レネズミ・カレン:マッケンジー・フォイ/クリスティ・バーク

アメリカ 映画
配給 サミット・エンターテインメン

2011年製作 117分
公開
北米:2011年11月18日
日本:2012年2月25日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $281,287,130
世界 $712,171,860


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
様々な困難を乗り越え、ベラ・スワン(クリステン・スチュワート)とヴァンパイアのエドワード・カレン(ロバート・パティンソン)は、永遠の愛を誓い結婚することになる。

ベラの幼馴染であり、彼女に思いを寄せる、オオカミ族”キラユーテ”のジェイコブ・ブラック(テイラー・ロートナー)は、二人の結婚式の招待状を受け取り苛立つ。

式を翌日に控え、多少の不安を抱えるベラとエドワードだったが、幸せと共に喜びを感じていた。

エドワードはバチェラー・パーティーに向かうが、ベラは、式の出席者が惨殺される悪夢を見る。

翌日、フロリダから母レネ・ドワイアー(サラ・クラーク)が駆けつけ、父チャーリー(ビリー・バーク)からもベラは祝福を受ける。
...全てを見る(結末あり)

緊張するベラは、チャーリーと共にエドワードの元に向かい誓いの言葉を交わす。

ジェイコブは出席せず、彼の父親ビリー・ブラック(ギル・バーミンガム)が代わりにベラを祝福する。

キラユーテのビリーがその場にいることを知ったイリーナ・デナリ(マギー・グレイス)は、気分を害してその場を立ち去る。

その後ベラは、森の中からジェイコブが姿を現したために、彼を歓迎する。

しかし、ベラの命の危険を気遣うジェイコブは、エドワードと諍いを起こし、仲間に止められて森に戻る。

パーティーは終わり、ベラとエドワードは、行き先を告げずにハネムーンに旅立つ。

リオデジャネイロ
その場には宿泊しなかった二人は、ボートでエズミ島に向かう。

そして、心を決めた二人は激しく愛し合い、ベラは満ち足りた気分で朝を迎える。

しかし、エドワードは、死かヴァンパイア化するベラの今後のことを考えると手放しでは喜べない。

そんなエドワードの気持ちを察したベラだったが、彼女も幸せを感じながらも脳裏には不安が過る。

同じ頃ジェイコブは、かつて対立していたヴァンパイアとの平和協定を破るような考えを語り、心穏やかではいられない。

結婚式から2週間が経ち、ベラは、早くも妊娠したことを確信する。

それを知り驚くエドワードは、直ぐに戻るようにという家長カーライル(ピーター・ファシネリ)からの指示を受ける。

ベラの死の危険を悟ったジェイコブは、彼女が病気だということをチャーリーらに知らされてカレン家に向かう。

既に戻っていたベラは、やつれて腹部は膨らみ、アリス(アシュリー・グリーン)は、胎児が母体に危険を及ぼすことを指摘する。

ジェイコブは、出産で死ぬ可能性のあるベラに、子供を諦めるようにと説得してくれとエドワードに頼まれる。

エドワードは、その見返りとしてジェイコブに自分の命を捧げることを伝える。

しかし、結局ジェイコブはベラを説得できなかった。

苛立つジェイコブだったが、これを機に、ヴァンパイアとの戦いを考えるサム・ウーレイ(チャスク・スペンサー)ら同族の意見に反対する。

サムの元恋人リア・クリアウォーター(ジュリア・ジョーンズ)の弟セス(ブーブー・スチュワート)だけがジェイコブに同調する。

そしてジェイコブは、戦いが迫ることをエドワードに知らせる。

そのことにサムが気づいていることを察したジェイコブは、カレン家の者達と対策を考え、カーライルは、情報の提供を感謝する。

カレンの診察の結果、子供の影響でベラが死に至ることが分かるのだが、エドワードは、彼女の命を何とか救おうとする。

子供を失いたくないベラは苦悩し、何も口にできない彼女は、お腹の子が欲していると思われる血液を飲む。

それによってベラは回復の兆しを見せるが、彼女は、自分を心配する父チャーリーには会おうとしなかった。

カーライルとエズミ(エリザベス・リーサー)は、血液を補充するために、危険を承知で森に向かう。

ジェイコブは、ベラの出産が終わるまで手を出さないようサムを説得して、自分が生まれた子供を殺すことを約束する。

しかし、カーライルらが森に狩りに行ったことに気づいたサムは、それをジェイコブの裏切りと判断する。

その後ベラは、生まれる子に、母レネとエドワードの母エズミを合わせた”レネズミ”という名前をつけることを決める。

その直後に産気づいたベラは、無事に女の子を出産するが、彼女の容態は悪化する。

その場に立ち会っていたジェイコブは焦り、エドワードは、自分の毒液を注射でベラの心臓に注射する。

ジェイコブは絶望してその場を離れ、エドワードは諦めずに蘇生を続けるが、ベラは息を吹き返さない。

子供を殺そうとしたジェイコブだったが、レネズミに”刻印”を感じてしまう。

エドワードはサムらの襲撃を受けるが、ジェイコブがそれを止めようとする。

”刻印”の相手(レネズミ)には手を出せないという掟があるため、サムらはその場を去っていく。

息を引き取ったベラは、やせ細り傷ついた体を清めらるが、やがて美しさが甦り、ヴァンパイアとして生き返る。

ヴァンパイア一族”ヴォルトゥーリ”のリーダー、アロ(マイケル・シーン)は、カレン一族に新たなメンバーが加わったという連絡を受ける。

アロは、カレン家との諍いは続くことを宣言して、その理由を述べる。

”彼らは私のほしいものを持っている”


解説 評価 感想 ■

参考:
・「トワイライト」(2008)
・「ニュームーン/トワイライト・サーガ」(2009)
・「エクリプス/トワイライト・サーガ」(2010)
・「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」(2011)
・「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2」(2012)

*(簡略ストー リー)
多くの困難を乗り越え、ベラ・スワンとヴァンパイアのエドワード・カレンは結婚を決意する。
しかし、ベラに思いを寄せる幼馴染みのオオカミ族”キラユーテ”のジェイコブは、結婚が彼女の死かヴァンパイアへの転生を意味しているため、心穏やかでなかった。
ベラとエドワードは、両親や家族に祝福されながら式を終えてハネムーンへと旅立つ。
幸せを実感しながらも、不安を抱え、心を決めて愛し合った二人だったが、ベラは、たちまち妊娠してしまう。
カレン家の家長カーライルに戻るよう指示された二人だったが、ベラの体内で子供が育つにつれて、彼女は衰弱してゆく。
同じ頃、キラユーテにとっては、ベラの子供の誕生と彼女の転生が驚異となり、ヴァンパイアとの協定を破り、彼らの中で戦いを望む声が上がる。
ベラの命を優先するエドワード、子供と自分の運命に危険が及ぶことを察するベラ、そして、仲間達とヴァンパイアとの狭間でジェイコブは苦悩する・・・。
__________

主人公二人の結婚という、大きなテーマを中心に描いた内容は、最終章の前章ということもあって、やや小ぢんまりとした雰囲気に終始している。

それほどの盛り上がりもなく、次回作に大きな期待がかかる予告編的な作品でもある。

ファンや批評家の評価は低く、ラジー賞を総なめにする勢いだった。

しかし、相変わらずの人気の高さを証明し、北米興行収入は約2億8100万ドル、全世界では約7億1200万ドルの大ヒットになった。

衰弱し切ったクリステン・スチュワートのメイクは恐ろしいほど痛々しく、ラストで見せるヴァンパイアとして生き返った際の際立つ美しさはショッキングでもある。
また、ヒロインの結婚からハネムーンまでの、はにかむ様子なども印象的で、その後の変貌との対比が、本作で最大の見どころだ。

男、夫として、ヒロインの命を守ろうとするロバート・パティンソン、彼女を思う気持ちでは負けないテイラー・ロートナー、カレン家の家長ピーター・ファシネリ、家族アシュリー・グリーンケラン・ラッツエリザベス・リーサーニッキー・リードジャクソン・ラスボーン、ヒロインの父ビリー・バーク、母サラ・クラークキラユーテ族のジュリア・ジョーンズ、その弟ブーブー・スチュワートチャスク・スペンサーギル・バーミンガム、ヒロインの親友マイアンナ・バーリング、ヴァンパイアのマイアンナ・バーリングマギー・グレイスケイシー・ラボウクリスチャン・カマルゴミア・マエストロ、ヴォルトゥーリのリーダー、マイケル・シーン、その共同創設者ジェイミー・キャンベル・バウアークリストファー・ハイアーダール、そして、主人公の娘マッケンジー・フォイクリスティ・バーク等が共演している。


モバイルバージョンを終了