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人生の動かし方 The Upside (2017)

2011年に公開されたフランス映画「最強のふたり」のハリウッド版リメイク。
四肢麻痺状態の大富豪と彼に雇われた元囚人である介護人との友情を描く、監督ニール・バーガー、主演ケヴィン・ハートブライアン・クランストンニコール・キッドマン他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)

ニコール・キッドマン / Nicole Kidman 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:ニール・バーガー
製作
トッド・ブラック
ジェイソン・ブルメンタル
スティーヴ・ティッシュ
製作総指揮
G・マック・ブラウン
ザック・シラー
原作
最強のふたり
エリック・トレダノ
オリヴィエ・ナカシュ
脚本:ジョン・ハートメア
撮影:スチュアート・ドライバーグ
編集:ナオミ・ジェラティ
音楽:ロブ・シモンセン

出演
デル・スコット:ケヴィン・ハート
フィリップ・ラカッセ:ブライアン・クランストン
イヴォンヌ・ペンドルトン:ニコール・キッドマン
ジェニー・ラカッセ:ジュヌヴィエーヴ・エンジェルソン
ラトリス:アヤ・ナオミ・キング
マギー:ゴルシフテ・ファラハニ
リリー・フォーリー:ジュリアナ・マルグリーズ
データ処理主任:レイチェル・アラナ・ハンドラー
カーター・ロック:テイト・ドノヴァン
アンソニー:ジャヒ・ディアロ・ウィンストン
ジャック:マイケル・クインラン
シャーロット:スザンヌ・サヴォイ

アメリカ 映画
配給
STX Films
Lantern Entertainment
2017年製作 126分
公開
北米:2019年1月11日
日本:2019年4月19日 (Amazonビデオで独占配信)
製作費 $37,500,000
北米興行収入 $108,152,340
世界 $122,052,340


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
四肢麻痺状態の大富豪フィリップ・ラカッセ(ブライアン・クランストン)は、介護人のデル・スコット(ケヴィン・ハート)が運転する自分の愛車(フェラーリ・GTC4ルッソ)に乗っていた。

暴走したデルは警察に追われるものの、フィリップと100ドルの賭けをしてパトカーをまく。

しかし、道路をパトカーに塞がれたデルは停車し、車から降りて警官に逮捕されそうになる。

助手席のフィリップが発作を起こしたと言うデルは、彼の演技で救われ、パトカーに先導されて病院に向かう。

6か月前。
フィリップは、アシスタントのイヴォンヌ・ペンドルトン(ニコール・キッドマン)に、もしもの場合の延命措置はいらないと言い聞かせていた。
...全てを見る(結末あり)

保護観察官と話していた元囚人のデルは、職を探さなければ刑務所に戻ることになると言われる。

明日までに求職証明書に3つの署名をして持参するようにと指示されたデルは、何とか2つの職場でサインをもらう。

フィリップが介護人をクビにしたため、イヴォンヌは後任を探そうとする。

清掃作業員の求人を求める住所の高級アパートに向かったデルは、同じ面接を受ける青年から、生活援助者の募集だと言われる。

ペントハウスに向かったデルは、何人もの応募者がいる場所で順番を待つ。

イヴォンヌは面接を担当し、フィリップもその場で応募者の話を聞く。

待ちくたびれたデルは、書斎の棚にあった小説”ハックルベリー・フィンの冒険”を見つけて手にする。

その後も待たされたデルは苛立ち、呼ばれてもいないのに面接の部屋に入ってしまう。

子供を迎えに行くので、サインだけほしいと伝えたデルは、イヴォンヌから順番を待つようにと言われるものの、自分のことしか考えない。

デルに興味を持ったフィリップは今までの職歴を訊き、前科者ができるものはすべてだと言われる。

前科のことを尋ねたフィリップは、その質問をした場合は自分を雇う必要があると言われる。

デルを雇うことにしたフィリップは、イヴォンヌには反対される。

考えを変えないフィリップは、清掃員だと思っているデルに、募集は生活援助者だと伝える。

フィリップから、首以外は動かせないので助けがいると言われたデルは、介護に興味はないし通うのにも時間がかかると伝えて、サインだけをもらおうとする。

仕事を断るならサインはしないと言うフィリップは、一晩考えて、明日になっても働く気がなければサインするとデルに伝える。

デルはその場を去り、意見するイヴォンヌに、君の仕事は事務管理であり、こんな仕事はするなと伝えたフィリップは、それ以上、彼女の話を聞こうとしなかった。

息子アンソニー(ジャヒ・ディアロ・ウィンストン)を学校に迎えに行ったデルは、教師から、元妻のラトリス(アヤ・ナオミ・キング)が迎えに来たと言われる。

ラトリスのアパートに向かったデルは、彼女から音信不通だったことを非難され、部屋に入りアンソニーに声をかけるものの、まともに話してもらえない。

誕生プレゼントだと言って”ハックルベリー・フィンの冒険”の本を渡したデルだったが、アンソニーは自分の部屋に向かってしまう。

一晩だけ泊めてもらおうとしたデルだったが、ラトリスから、仕事を探しもせず養育費もまともに払わないと言われて追い出される。

ヤクの売人仲間に誘われて元の商売をやるようにと言われたデルは、それを断る。

フィリップは、亡くなった妻ジェニーを想う日々が続いていた。

翌日、仕事を受けることにしたデルは、イヴォンヌからサインだけにしておいた方がいいと言われるものの、フィリップはそうは思っていないはずだと伝える。

報酬を知らされたデルは、金額の多さと住み込みの仕事だと言われて驚き、部屋に案内される。

高級ホテル並みの部屋に驚いたデルは、常に携帯するモニターを渡され、自分を嫌うイヴォンヌから、ストライク・スリーでクビだと言われる。

ルチアーノ・パヴァロッティ”の”トゥーランドット”が流れるフィリップの部屋に案内されたデルは、ベッドの彼を車いすに乗せる。

イヴォンヌが去った後でフィリップに食事をさせたデルは、彼が”ジェイ・Z”よりも金持ちであることを知る。

そこに魅力的な理学療法士マギー(ゴルシフテ・ファラハニ)が現れ、デルは、妻は嫉妬しないかフィリップに尋ねる。

独身だと伝えたフィリップは指輪のことを訊かれ、妻は死んだと答える。

フィリップの体をほぐしたマギーは、カテーテルの交換の仕方をデルに見せる。

排便プログラムなど自分にはできないと、イヴォンヌに不満を訴えるデルは、ストライク・ワンだと言われる。

その後、蘇生措置拒否のことを話すフィリップから、デルは同意を求められる。

その夜、眠れないデルは、”ラテラルな方法”というフィリップの著書のことを知る。

フィリップは、病死したジェニーのことを想う。

翌朝、モニターで呼び出しても応答がないデルを起こしたイヴォンヌは、ストライク・ツーだと彼に伝える。

シャワーを浴びてフィリップの部屋に向かったデルは、オペラなどはやめて”アレサ・フランクリン”を聴くことを勧める。

身支度をして書斎で手紙のチェックをするフィリップは、ある手紙を捨てるようにイヴォンヌに指示する。

出かけようとするフィリップは、金持ちになった理由をデルから訊かれ、破綻企業の再建とベンチャーへの投資をしたと答える。

自分の起業に100万ドル投資するかと尋ねたデルは、フィリップから、アイデアや好きなことを訊かれる。

女と寝ることだと答えたデルは、フィリップから、ビジネスを成功させる秘訣は、人のニーズを見つけて満足させることだと言われる。

駐車場で、同じアパートの居住者カーター・ロック(テイト・ドノヴァン)から声をかけられたフィリップは、デルを紹介する。

いつものようにバンに乗ろうとしたフィリップは、高級車を何台も所有することに驚くデルが選んだ”フェラーリ・GTC4ルッソ”で出かける。

ギャラリーに向かったフィリップは、捜していた作品を前にして満足し、8万ドルで購入する。

驚いたデルは、芸術の価値を語るフィリップから、子供時代に読んだ小説の初版本を集めていると言われる。

そらが妻から贈られたものだと知ったデルは、フィリップから、その価値は自分には決められないと言われて戸惑う。

アパートに戻り、盗んだ本の棚を見つめていたデルは、イヴォンヌから2682ドルの週給の小切手を受け取り、流石に本を盗んだことを後悔する。

街でラトリスと話したデルは、アンソニーに会いたいことを伝えて小切手を渡す。

驚くラトリスに、体が不自由な裕福な男性の手伝いをしていると伝えたデルは、アンソニーが成績優秀だということを知る。

渡した本を返してほしいとアンソニーに伝えたいと言うデルは、盗品だと気づいたラトリスからそれを拒まれる。

アパートに戻るアンソニーを見かけたデルは、仲間の売人と話していたためにそれを気にする。

イヴォンヌからの連絡でアパートに戻ったデルは、彼女から、ストライク・スリーでクビだと言われる。

弁解するデルは車を使う許可を得たか訊かれ、その場に現れたフィリップが、自分が許可したとイヴォンヌに伝える。

その夜、パラグライダーで落下した時の夢を見て発作を起こしたフィリップは、モニターでそれを知り何とかしようとするデルのおかげで落ち着く。

バルコニーに出たフィリップは、神経因性疼痛で脚が少し痛むことをデルに話す。

クスリを使えば少しラクになるが痛いと言うフィリップは、死ぬほどかと訊かれ、妻の死の方が辛いとデルに伝える。

助けてやると言ってフィリップを連れて街に向かったデルは、売人からマリファナを手に入れて二人で吸う。

パラグライダーの事故の話をしたフィリップは、妻がガンだったこともデルに伝える。

妻の死が何より辛いと言うフィリップは、考え込む。

効くとは思わないマリファナでデルと賭けをしたフィリップは負けてしまい、ホットドッグ・ショップに向かう。

ハイになったフィリップは、ホットドッグを大量に注文する。

デルが自分の著書を読んでいることを知ったフィリップは、内容を理解できない彼に、ラテラル思考は芸術と同じだと伝える。

最も近いマリファナを探すアプリをビジネスにするアイデアをフィリップに伝えたデルは、もっとよく考えるべきだと言われる。

遺産ではなくすべて自分で稼ぎ、父は何もくれなかったと話すフィリップは、デルの父が自称画家でペテン師であり、一緒に刑務所にいたことを知る。

刑務所で父から”お帰り”と言われたことを話すデルは、息子は絶対に同じようにはさせないとフィリップに伝える。

息子は優秀で妻が賢いと話すデルは、フィリップから、君も知的で賢いと言われる。

翌朝、マギーが遅刻することを知ったデルは、フィリップのカテーテル交換を自分がすることになる。

フィリップが勃起したためにデルは処置できなくなり、そこに現れたイヴォンヌはその様子を見てしまい驚く。

その夜、コールガールをアパートに連れて来たデルは、フィリップと共に楽しむ。

翌日、フィリップを連れてオペラを鑑賞したデルは、当初は馬鹿げた芸術だと思うものの、次第にその素晴らしさに感激する。

アパートに戻り絵を描き始めたデルは、モニターから聴こえるフィリップとイヴォンヌの声で、二人が惹かれ合っていることに気づく。

イヴォンヌにその件を問い詰めたデルは、リリー・フォーリー(ジュリアナ・マルグリーズ)という女性への手紙を代筆していたと言われる。

手紙は捨てたはずであり、感謝してほしいと言うデルは、自分のおかげでフィリップが自分らしさを取り戻したとイヴォンヌに伝える。

デルは、ハーバード大学卒業のイヴォンヌが、事故の前もフィリップの元で働き、母の病気で一度、辞めて少しの間だけ結婚し、事故のことを知り復帰したという話を聞く。

イヴォンヌをからかうデルだったが、相手にされない。

その後デルは、フィリップを立たせることもできるように車いすを改良する。

受け取った給料をラトリスに渡したデルは、会うことができないアンソニーを見守るしかなかった。

デルは、フィリップを改良した車いすに乗せて街に出る。

リリーと文通を続けるフィリップは、デルから、会ったことがない彼女を知るべきだと言われ、ネットで検索し、彼女の家に電話することを勧められる。

デルがリリーに電話をかけてしまい、留守だったために、フィリップは電話が欲しいというメッセージを残す。

その後、デルが描いた絵をスタッフと共に見せられたフィリップは、将来性を感じるとイヴォンヌに伝える。

誕生日だったが、それを祝いたくないフィリップは、ドライブはしたいことをデルに伝える。

フィリップと共に車で出かけたデルは、学校に向かいアンソニーを誘う。

ドライブしてアイスクリーム・ショップなどにも寄り、アンソニーと楽しい時を過ごせたデルは、彼をアパートに送る。

デルから、渡した本を返してほしいと言われたアンソニーは、父がフィリップの本を盗んだことに気づく。

本をフィリップに返したアンソニーは、デルの話も聞かずにアパートに向かう。

本を盗んだのは雇われる前で、返すつもりだったと言って後悔するデルを、フィリップは責めなかった。

アパートに戻ったフィリップは、イヴォンヌらにサプライズ・パーティーで迎えられたために動揺する。

何もするなと指示されていたイヴォンヌは、フィリップに非難される。

フィリップに謝罪したイヴォンヌは、皆に帰ってもらうと伝えて席を外す。

皆から慕われて祝ってもらえるだけで幸せであり、自分は息子にも会えないとフィリップに不満を訴えるデルは、会えないのは誰のせいだと言われたために、モニターを床に叩きつけて壊してしまう。

怒りを体で表現できないフィリップは、ワインの瓶や花瓶、置物、義理のおばの肖像画の額をデルに壊すよう指示する。

気分が落ち着いたフィリップは、様子を見に来たイヴォンヌに、当たってしまったことを謝罪し、まだ客がいたために楽しむことにする。

デルの犯罪歴をカーターから知らされたフィリップは、過去は関係ないと伝える。

カーターが、デルの絵とは知らずにそれに興味を持ったっために、フィリップは彼に買わせることを考える。

デルとマリファナを吸ったフィリップは、ハイになる。

招待されていたオペラ歌手にアレンジして歌わせたデルは、フィリップを楽しませる。

その後、デルの提案でダンスが始まり、彼に促されてイヴォンヌが踊る姿を見たフィリップは驚く。

そこにリリーから電話があり、フィリップは土曜日に彼女と会うことになる。

デルと共にレストランに向かったフィリップは、リリーを待つ間に彼に小切手を渡す。

5万ドルの金額に驚くデルに、絵がカーターに売れたことをフィリップは知らせる。

画家になると言うデルに、フィリップは、5万ドルをビジネスの元手にするべきだと伝える。

そこにリリーが現れ、介護人のデルを紹介したフィリップは、車椅子生活だと言うべきだったと彼女に伝える。

リリーから、写真を見て記事も読んでいるので知っていたと言われたフィリップは、彼女がデルに帰ってもいいと指示したため、それに従わせる。

普段の生活の話をしたフィリップは、リリーが自分に会うためにセラピーを受け、荷が重いと思っていることを知る。

リリーが考えていたような女性ではないと思い、動揺しながら席を外したフィリップは、デルに迎えに来てもらいアパートに戻る。

最初の考え通り文通だけにして、会うべきではなかったと言うフィリップは、デルのした行為を非難してクビにする。

その後、新しいヘルパーを雇ったフィリップだったが心を閉ざす。

デルは、ラトリスとアンソニーのために5万ドルを使い、家を買い二人に感謝される。

車いすの製造会社を始めたデルは、訪ねて来たマギーから、フィリップは塞ぎ込みイヴォンヌが出て行ったとことを知らされる。

フィリップの元に向かったデルは、彼をドライブに誘う。

警察に追われて何とかやり過ごしたデルは、郊外に向かう。

フィリップが”トゥーランドット”の”誰も寝てはならぬ”を聴こうとしたためにやめさせようとしたデルだったが、それが、パヴァロッティの代役で歌う”アレサ・フランクリン”の曲だったために驚く。

パラグライダーに乗ることになったフィリップとデルは、サポーターと共に飛び立つ。

楽しんだ二人はホテルに向かい、デルはフィリップの髭を剃る。

イヴォンヌを呼んであったデルは、フィリップと彼女を再会させる。

会いたかったことをイヴォンヌに伝えたフィリップは、微笑む。

二人の楽しそうな姿を見て安心したデルは、ラトリスとアンソニーの元に向かい二人に迎えられる。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
四肢麻痺状態の大富豪フィリップ・ラカッセは、求人に応募してきた元囚人のデル・スコットが気に入り、秘書のイヴォンヌには反対されるものの、彼を介護人として雇うことを考える。
別れた妻ラトリスと息子のアンソニーに相手にされないデルは、不本意ではあったが、仕事を得るために仕方なくフィリップの仕事を受ける。
最愛の妻亡き後、生きる意味を考える日々を送るフィリップは、不躾で横柄ではあるものの、心を癒してくれることもあるデルとの親交を深めるのだが・・・。
__________

話題となった実話を基にしたフランス映画「最強のふたり」のハリウッド版リメイク。

ワインスタイン・カンパニーによる2018年3月の公開予定だったが、ハーヴェイ・ワインスタインのセクシャルハラスメント問題で会社自体が経営危機に陥り、同社を買収したLantern EntertainmentSTX Filmsが共同配給することになり、公開が遅れた経緯がある。

そんな問題を抱えて公開された本作は、北米興行収入が1億ドルを突破し、全世界では約1億2200万ドルのヒットとなった。

一般から非常に高い評価を受けたオリジナルを観ていないので比較はできないが、本作は、魅力的なキャスティングにも拘らず、ニール・バーガーの演出は単調で、甘い脚本、押しつけがましく説教じみた内容など、批評家から酷評されたのも理解できる。

こんなキャラクターでなければ、面白味のあるドラマにならないというような雰囲気が気になる、元囚人である介護人のケヴィン・ハート、彼を雇う四肢麻痺状態の大富豪ブライアン・クランストン、彼とクライマックスでは愛が芽生える個人秘書のニコール・キッドマン、フィリップ(ブライアン・クランストン)の亡くなった妻ジュヌヴィエーヴ・エンジェルソン、デル(ケヴィン・ハート)の妻アヤ・ナオミ・キング、その息子ジャヒ・ディアロ・ウィンストン、フィリップの理学療法士ゴルシフテ・ファラハニ、主人公の文通相手ジュリアナ・マルグリーズ、デルが就職テストを受けるデータ処理主任のレイチェル・アラナ・ハンドラー、フィリップと同じのアパートの住人テイト・ドノヴァン、主人公の料理人スザンヌ・サヴォイ、その夫で使用人のマイケル・クインランなどが共演している。


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